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「シン・シティー 復讐の女神」(2014) 感想

2005年の映画『シン・シティ』の続編。
フランク・ミラー原作の人気コミック『シン・シティ』シリーズの2冊目である『A Dame to Kill For』(「彼女の為なら死も厭わない」みたいな意味)を原作に、本作オリジナルストーリーを加えた4本のストーリーを紡いで一本の映画にした変形オムニバス。
ロバート・ロドリゲスフランク・ミラーウィリアム・モナハンが脚本を執筆、前作同様ロドリゲスとミラーが共同で監督した。

http://image.eiga.k-img.com/images/movie/80084/poster2.jpg?1413518846

 

出典元:http://eiga.com/

あらすじ

A Dame to Kill For

前作エピソード「The Big Fat Kill」の前日譚、過去のトラウマから内なる自分に怯え、ストイックに暮らす探偵ドワイト・マッカーシ(ジョシュ・ブローリン)のもとに、夫で億万長者のダミアンからの逃れてきた元恋人のエヴァ・ロード(エヴァ・グリーン)が助けを求めに来るのだが……。
本作のメインに据えられたストーリー。

Just Another Saturday Night

前作でジョン・ハーティガン(ブルース・ウィリス)がナンシー(ジェシカ・アルバ)と再会した夜のストーリー「イエロー・バスタード」の裏で起こっていたマーヴの物語が描かれる。
本作のOPストーリー。

The Long Bad Night(本作オリジナル)

ギャンブラーのジョニー(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)はシン・シティ最大の悪人ロアーク上院議員 ( パワーズ・ブース)を倒すためにポーカーゲームを仕掛ける。

無題(本作オリジナル)

「イエロー・バスタード」でハーティガン(ブルース・ウィリス)が自殺した後のナンシー(ジェシカ・アルバ)が描かれる。

 

基本的には、前作の前後のストーリーを描いた第2弾。

とはいえ、前作の公開が2005年なので、9年越しの続編になります。
監督の、みんな大好きロバート・ロドリゲスと原作者フランク・ミラーはすぐにでも続編である本作を作りたかったみたいですが、何か色々あって一時は制作自体危ぶまれたんだとか。

キャストの方も、概ね前作と同じ人が演じ、舞台も白黒画面に印象的な部分だけ色を乗せる画面構成も一緒です。
なので、インパクトの面では前作に劣るものの、前作で描ききれなかったキャラの内面をさらに掘り下げていったような印象でした。

僕的には、OPからミッキー・ローク演じるマーヴが暴れてくれただけでテンションアゲアゲですw
マーヴは大きくて強くて気に入らないヤツラは皆殺しにする乱暴な男ですが、仲間には優しくて義理堅いヤツなんですね。(攻殻機動隊のバトーに近い感じ)
友達のドワイドやナンシーの助太刀として本作では大活躍。
ただまぁ、OPエピソードも入れると大立ち回りが3回もあるので、カタルシスが薄まっちゃった感はあるんですけども。
っていうか、みんなマーヴのこと便利に使いすぎだろ! っていうw

エピソードごとに感想を書くと、

A Dame to Kill For

まず、ドワイトが前作のクライヴ・オーウェンから、ジョシュ・ブローリンに変わってます。
これにはちゃんと理由があるんですが、二枚目の優男だったハズのドワイトが、ゴリ面マッチョに変わってたので、最初誰だか分からなかったですよw
内容は、昔散々ひどい目に合わされた元カノのエヴァから電話がきてドワイトがアワアワするという内容。
で、未練タラタラのドワイトは、エヴァの呼び出しに応じるんですが、やっぱりヒドイ目に合わされるっていう、男の哀愁の物語です。
エヴァが概ね全裸だったので僕的にはそれだけでOKでしたが、人物設定には少々無理があったような気もしました。

Just Another Saturday Night

虫の居所が悪くてムシャクシャしてたマーヴが、たまたま金持ちのクソガキどもがホームレスを焼いてる場面に遭遇。
止めるように言ったら毒づかれたので追いかけて皆殺しにする話。
前作同様、大体こんな感じの映画ですよという簡単な紹介のような短いストーリーでした。

The Long Bad Night(本作オリジナル)

若くて生意気なギャンブラーのジョニーが、ポーカーでロアーク上院議員に大勝ちしたら怒ったロアークにひどい目に合わされたという話。
ふたりの間にはある因縁があるんですが、ネタバレになっちゃうので書けません。
あと、超ビックなアーティストがチョイ役でカメオ出演してますよ。

無題(本作オリジナル)

愛するハーティガンおじさんをロアーク議員に殺された(自殺させられた)ナンシーが、街のバーでストリッパーをしながら復讐の機会を狙うのを幽霊になったハーティガンおじさんがアワアワしながら見守る話。
ストーリーが雑だなーという感じでした。
もっと丁寧に前フリしてくれれば、最後のカタルシスも大きかったんじゃないかなと。

 

前作の「何でもアリ感」が減った分、小さくまとまった感じもしますが、前作でファンになった人は楽しく観られるんじゃないかと思います。
もしこれから観るという人は、前作と本作を借りて一気に観たほうが物語の世界に入り込めるんじゃないかなって思いました。

興味のある方は是非!
*ちなみに本作はR15指定です。

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