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「ザ・ゲスト」(2014) 感想 ネタバレ有り

ぷらすです。
今回ご紹介するのは、2014年に公開されたサスペンス・ホラー『ザ・ゲスト』です。80年代のB級アクションホラー感満載の映画でしたよー!

ちなみに、今回はネタバレ有りなので、これから本作を観る予定の方は、感想部分は鑑賞後にお読みくださいねー。

いいですね? 注意はしましたよ?

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画像URL:http://eiga.com/

概略

日本では2013年公開のスプラッタホラー映画『サプライズ』で、一躍注目を浴びたアダム・ウィンガード監督が、同作で脚本を務めたサイモン・バレッド、制作のキース・コルダーと再び組んで手がけた、サスペンスホラー。
80年代のB級映画を思わせる絵作りやストーリーは、スタッフが意識的に仕込んでいるのだとか。
主演は『ナイトミュージアム/エジプト王の秘密』でランスロットを演じたダン・スティーヴンス。

 

あらすじ

極々平凡な4人家族の元に、ある日、戦死した息子の友人を名乗るイケメンのデヴィッド(ダン・ステーヴンス)がやってくる。
最初は訝しんでいた家族も、イケメンで紳士的で物静かで頼りになる彼を次第に受け入れ始める。

その一方、タイミングよく父親のスペンサー(リーランド・オーナー)より年下だが先に出世した上司が謎の死を遂げ、長女アナ(マイカ・モンロー)の知り合いの男が殺され、彼氏が犯人として捕まる。

そんな時、デヴィッドの電話を盗み聞きし、彼に不信感を持ったアナが、米軍にデヴィッドの照会を頼んだことから、事態は急展開していく。

 

感想

観終わった直後は、随分大味な映画だなーと思ったんですが、ネットで感想や解釈を読んで思い返してみると、「あれ? そういえばあの時……」と後からじわじわくる作品でした。

ストーリーの骨格は、「いい人かと思ったら殺人鬼でした」というホラーサスペンスで良くあるパターンなんですが、序盤、中盤、終盤でテイストがコロコロ変わっていくんですね。

特に終盤は、それまでの流れをひっくり返すような超展開でビックリですよ。

物語は、イラク戦争で長男が戦士した4人家族の家に突然、戦友だったという超イケメンが訪ねてくるところから始まります。

この家庭は一見どこにでもあるような平凡な家庭なんですが、父親のスペンサーは自分より年下の男が先に出世して落ち込んでいて、母親のローラは息子をイラク戦争で亡くしてハートブレイク、長女アナは彼彼氏がろくでなしでヤクの売人、次男ルーク(ブレンダン・マイヤー)はいじめられっ子と、それぞれに悩みや問題を抱えています。

デヴィッドは、ローラの話を聞いてやり、スペンサーの酒に付き合い、彼氏とケンカしたアナを慰め、ルークをいじめるグループをボコボコにします。

イケメンで聞き上手、腕っ節も強くて頼りになって、それでいて物静かで紳士的な彼に、家族は心を開きデヴィッドを受け入れていきます。

最初デヴィッドは、ローラに自分が死んだ長男と同じ部隊の戦友だったことを告げたあと、長男から「家族全員を頼む」と言われたと打ち明けるんですが、それが本当か嘘かは最後まで分からないんですね。

すっかり家族と打ち解け、家に入り込んだデヴィッドの様子を見て、僕はなんとなく、藤子A先生の漫画「ヒトラーおじさん」のように、デヴィッドが、誰もが気づかないうちに街全体を支配するみたいなストーリーになるのかと思ったんですが、中盤でアナが、たまたまデヴィッドが整形の依頼をしている電話を盗み聞きしたところから物語の流れが変わります。

その後、父親スペンサーの年下の上司が恋人と謎の心中を遂げ、アナの友達の男が銃殺され(ディッドが殺した)、その犯人としてアナの彼氏が逮捕されます。
デヴィッドに疑念を持ったアナは、米軍に電話で彼の照会をするわけですが、なんと、ディッドは、政府が極秘裡に行っていた人体実験の被験者だったんです。

知らせは、軍上層部のカーヴァー少佐 (ランス・レディック)に届き、少佐は大慌てで、デヴィッド確保(もしくは射殺)に乗り出すんですね。

そして終盤、カーヴィー少佐とその部下とデヴィッドの戦いになり、「自分の身に危機が迫ると全ての痕跡を消す」というデヴィッドの「プログラム」が働き、少佐率いる部隊との銃撃戦の最中、彼はローラをさっくり刺殺。
さらに道で見かけた帰宅中のスペンサーを射殺し、アナとルークの兄弟を殺そうとするも最後に返り討ちにあうんですが、死んだと思ったら生きていてアナがビックリというところで物語は終了します。

本作では、デヴィッドが軍の人体実験の被験者になっていたことは明らかになるものの、それがどんな実験だったのかは明らかにされてません。
なので、ここからは完全に僕の想像なんですが、

デヴィッドは何らかの改造手術を受けたスーパー兵士。
死んだ長男も同じく実験されたが、実験の途中で死んだか、もしくはデヴィッドに殺された。
長男は生前、デヴィッドに家族のことを頼んでいた。
研究所で火災が起こり(デヴィッドの仕業?)、自分が死んだように偽装工作したデヴィッドは、長男の遺言を実行するため、この家族の元に来た。
デヴィッドは家族の問題を解決し、そのまま去る予定だった。
アナが米軍に連絡し、カーヴィー少佐がやってきたので、デヴィッドの「プログラム」が始動。機密保持のため皆殺しモードに。

という事なのかなーと。

つまり、デヴィッドは実験の結果、命令を忠実にこなすアンドロイド(もしくは強化人間)になっていて、長男の命令(頼み)を果たすために、家族にとって『最良』の行動を取っていたけど、自分に危機が迫ったことで優先順位が上位の「機密保持」を実行しはじめたわけで……って結局全部アナの所為じゃん! っていう。

いや、全部想像なので本当はどうなのかは分かりませんけどねw

そんな深読みするのが楽しい本作、興味のある方は是非!

 

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