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『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』(2014) 感想

ぷらすです。

今回ご紹介するのは『マーベル・シネマティック・ユニバース』10作目として、昨年ディズニー配給で公開された映画『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』ですよー!

一部ではあの『スターウォーズ』に並ぶ傑作とまで言われている、新時代スペースオペラの傑作ですよー!

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画像提供元URL:http://eiga.com/

概要

マーベルコミックの『ガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシー』の実写化作品。
マーベルコミックの実写化作品を一つの世界観の中でクロスオーバーさせる『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズとしては10作目の作品でもある。

アウトローの寄せ集めチームが銀河を舞台に、巨悪と戦う王道のストーリーに現代的なアレンジを加え、興行収入は全世界で7億ドルを越える大ヒットとなった。

監督は「おバカ映画」「Z級映画」で有名なトロマ・エンターテインメントからキャリアをスタートさせ、その後インディー畑で活躍していたジェームズ・ガン
主演は『ジュラシックワールド』でも主演を努めたクリス・プラット

 

あらすじ

1988年、母親を亡くしたばかりの幼いピーター・クイル(クリス・プラット)は、突如ヨンドゥ・ウドンダ(マイケル・ルーカー)率いる宇宙海賊ラヴェジャーズで宇宙船に誘拐され育てられた。

それから26年後、クイルは、荒廃した惑星モラグで謎のお宝『オーブ』を盗み出そうとしたところ、同じくそれを狙う残虐な銀河のテロリスト、ロナン(リー・ペイス)の部下のコラス(ジャイモン・フンスー)と遭遇する。クイルはオーブを持って逃亡するが、横取りを知ったヨンドゥーは彼を捕らえるために懸賞金を掛け、一方でロナンはオーブ強奪のために最強の暗殺者ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)を派遣した。

ノバ帝国の首都惑星のザンダーでオーブを売り払おうとしたクイルだったが、オーブを狙うガモーラ、クイルを狙う賞金稼ぎ、遺伝子改造されたアライグマのロケット(ブラッドリー・クーパー/声)とその相棒の樹木型ヒューマノイドのグルート(ヴィン・ディーゼル/声)の賞金稼ぎペアと大乱闘となり、4人はノバ軍警察によって逮捕され、凶悪犯専門のキルン刑務所に投獄されてしまう。

 

感想

僕は最初本作を劇場で観て感激し「これはブルーレイで買って家で観よう!」と思ってたんですが、配給元ディズニーお得意の『ブルーレイ&DVDセット』販売のおかげで、値段が高くて中々手が出ず、結局我慢出来ずに今回レンタルで観たんですよねー。

あらすじを読んで頂ければ大体察しがつくかと思いますが、この映画……

世界最高峰のボンクラ映画ですよー!! ゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚

仇敵ザンダー人の根絶のため、宇宙征服を狙うボンクラ宇宙人と手を組んで、銀河破壊を狙うボンクラ宇宙人の野望を阻止するべく、5人のボンクラアウトローが、ボンクラチームを組んで戦うという、王道のボンクラストーリー。

そこにカッチョイイ宇宙船や宇宙戦闘機がいっぱい出てきて、宇宙海賊や宇宙テロリスト、宇宙連邦軍なんかも出てくるし、レーザー銃でバンバン撃ち合ったり、全宇宙を掌握しちゃう超スゴイパワーを持つ伝説のスーパーストーンも登場するんだから、
そりゃもう、面白くないハズがないんですよ!

(大きく分けて)二つの勢力が宇宙を舞台に戦う物語といえば、『スターウォーズ』を連想される方もいるんじゃないかと思いますが、本作はまさにその系譜にある作品です。

ただ、スターウォーズのルークは、なんか周りから色んなプレッシャーをかけられたり、色んな事情で本人たちも悩んだり苦しんだりフォースだジェダイだってなるじゃないですか。
ところが本作の主人公『スターロード』ことピーター・クイルは、そんな悩みとは無縁の男です。
女ったらしで無責任。誰にも何の期待もされてないからお気楽そのもの。(もちろん表に出さないだけで彼なりに悩んだり苦しんだりしてるんですが)
父親替わりの海賊のボス、ヨンドゥを出し抜いてやろうと、それが何か知らずに宇宙の明暗を分ける力を持つスーパーストーンを盗んだら、超怖いやつらに狙われて、気がついたら宇宙を救うためそいつらと戦うハメになってたっていう。

しかも、チームを組む仲間は、アライグママッチョバカ
唯一まともなのは、親の敵のラスボス サノスに養女として戦闘マシーンに育てられたガモーラくらい。

お前何太郎だよっていうね。

とはいえ、物語が進むうちに彼らにも背負った過去や因縁があることが次第に明らかになっていくんですけどね。

アライグマのロケットは自分の意思とは無関係に遺伝子改造されてるし、バカマッチョのドラックス(デビッド・バウティスタ)は、今回の敵ロナンに奥さんと娘を殺されて復讐に燃えている。木のヒューマノイドグルートは……まだ分からないですが。

そう、この映画はまだ描かれてなかったり、さらっと明かしているその奥に、膨大な設定やそれぞれの物語があって、それが本編の端々に見え隠れすることで物語に奥行きを与え、チームになった彼らの、「これから」への期待を煽るような作りになってるわけです。

その辺りのジェームズ・ガン監督のバランス感覚とセンスは、さすがという他ありません。

センスといえば、本作を語るときはよく『スターウォーズ』が引き合いに出されるわけですが、こと宇宙人のデザインに関しては『スタートレック』の方が近いように思います。

ほぼ人間と一緒だけど、肌の色だけが違ったり、髪の毛や細部を変えただけの宇宙人がたくさん登場するんですよね。

ぱっと見そんなに地球と変わらないんだけど、肌の色だけは原色の人たちが行き交う街並みは、やっぱり地球とは明らかに違うわけです。

プラス、宇宙船や戦闘機、星や建物などの配色も計算され尽くしていて、違う星なのに地球に似ていて、でもよく見るとやっぱり違うという独特な世界を、カラフルな色使いで表現していて、観客に親近感を持たせる装置の役割をしてるんじゃないかと思うんですよね。

観客に親近感を持たせる装置といえば、本作では70年代の名曲が沢山使われています。昔のヒット曲を映画に使うといえばタランティーノが有名ですが、ジェームズガンが本作で使用するのはもっともっとポップで、名前は知らなくても聞けば「ああ、この曲聴いたことある!」という曲ばかり。

主人公クイルは母親セレクションの70年代のポップスを、形見のウォークマンで聴いてるんですが、物語の要所要所で聞き馴染みのある名曲が、効果的に物語を盛り上げてくれるんですねー。もう超アガ↑るー。

そして、一見重く深刻になりそうな物語に、コメディー的な要素を加えることで、適度に観客のガス抜きをしつつ、落ちこぼれのボンクラ5人組がケンカしたり協力したりしながら奮闘する姿に、観客はどんどん感情移入してしまうんだと思います。

そういう意味で本作は『スターウォーズ』のオイシイ要素はそのままに、足りなかった部分を補強しながら正しく現代用にアップデートした素晴らしい映画なんじゃないかと思います。

でもまぁ、そんな細かいことはどうでもいんです。

とにかく本作は、ドキドキハラハラして、時に吹き出してしまったり、そうかと思えば思わず涙してしまう、超カッチョイイ最高のボンクラ映画です!

興味のあるボンクラーズは是非!!! 

 

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