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今日観た映画の感想

映画館やDVDで観た映画の感想をお届け

「ジョン・ウィック」(2015) 感想

ぷらすです。

今回ご紹介するのは、キアヌ・リーブスが伝説の殺し屋を演じるアクション映画
『ジョン・ウィック』ですよー!
劇場で観たかったんですが上手くタイミングがあわなくて、今回レンタルが開始されてたので早速レンタルしてきましたー!(*´∀`*)ノ

 

http://image.eiga.k-img.com/images/movie/79911/poster2.jpg?1436494218
画像出典元URL:http://eiga.com/

概要

マトリックス』など数々の映画でスタントやスタントコーディネーターを手がけたチャド・スタエルスキーの初監督作品。
引退した伝説の殺し屋「ジョン・ウィック」が、ふとした事からロシアンギャングと対決するリベンジアクションムービー。
主演は『マトリックス』『スピード』などでもお馴染みのキアヌ・リーブス

 

あらすじ

ヘレン(ブリジット・モイナハン)との結婚のため5年前に引退した伝説の殺し屋 ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)だったが、ヘレンは病気のため死亡。
悲しみに暮れるジョンのもとに、ヘレンが残した一匹の子犬ディジーがやってくる。

ディジーとの一日を過ごしたジョンだったが、ロシアン・マフィアのボス ヴィゴ(ミカエル・ニクヴィスト)の息子ヨセフ(アルフィー・アレン)が、ジョンの愛車を強奪するため、深夜仲間を引き連れガレージに侵入。ジョンを暴行、ディジーを殺し、愛車を奪い去ってしまう。

そして、全てを奪われたジョンは、ヨセフへの復讐を誓い、ロシアン・マフィアvsジョン・ウィックの死闘が幕を開ける。

 

感想

子犬=亡妻との繋がり

公開時の宣伝で、「『伝説の殺し屋』が殺された愛犬の復讐する映画」と聞いて、それは一体どういうこと?? って思ったりしてたんですが、実際観てみるとキアヌ演じるジョンの怒りは最もだと納得できるものでした。

愛犬ディジーは先日亡くなった奥さんがジョンが孤独にならないよう贈った、いわば忘れ形見。つまり、ジョンにとっては奥さんをもう一度殺されたに等しいんですよね。

うん。それは怒るのも仕方ない。

ただ、いくら引退したとはいえ『伝説の殺し屋』のわりには家のセキュリティーがユルユルすぎるのと、油断してたとは言え街の不良みたいな奴らにあっさりボコられちゃうのは「んん??」と思いましたが。

で、「あいつら許さん(#`皿´)ノムキー」ってなったジョンは、殺し屋として一時復帰を決め、何とか取りなそうとした元上司で街を牛耳るロシアン・マフィアのボス  ヴィゴ(ヨセフの父親)の電話にも取り合わず。

あ、こりゃヤベエと思ったヴィゴは、自分の部下をジョンの家に送り込むんですが、アッサリ返り討ちにしちゃいます。
そうして、ロシアン・マフィア VS 伝説の殺し屋の死闘が幕を開けるんですね。

『ガン・フー』アクション

このジョンのアクションは、近接射撃スタイルの『C.A.R System』+キアヌが大好きな格闘技+香港映画の「ガン・フー」の合わせ技。

『ガン・フー』はガン+カンフーの造語で、元々はジョン・ウー監督の『男たちの挽歌』あたりの「香港ノワール期」に登場した、リアリティーはないけど中二的にカッコいいガンアクション(銃を横向きにして撃つアレとかね)で、それが『マトリックス』や『デスペラード』などに継承され、英語圏で「ガン・フー」って呼ばれるようになったんだそうです。
2003年に公開された映画『リベリオン』に登場する拳銃を使った格闘術『ガン=カタ』とかは、まさにガン・フーの究極系ですよね。

殺し屋の世界へようこそ

本作で面白かったのは、極めてマンガ的な殺し屋の世界が描かれているところです。
殺し屋業界でしか流通しないコイン(支払いは全てこのコインで行われる)とか、殺し屋の後始末専門の清掃業者が登場するとか(もちろん支払いはコイン)、殺し屋専門のホテルがあるとか。(殺し屋業界の偉い人が仕切ってるらしい)

まぁ、殺し屋専門かは別に、闇の清掃業者は他の映画でも登場しますけど、殺し屋専用通貨とか殺し屋ホテルっていう小学生男子みたいな発想は嫌いじゃない。っていうかむしろ大好物です。僕の中の小5男子が大喜びですよ!

ただ、折角面白いこの設定をもっと広げて欲しかったなーというのが正直なところ。
折角の設定を生かしきれてない感じだし、設定自体がわりと曖昧な部分もあって、もうちょっと設定の内容を詰めて、『殺し屋世界』の描写を広げたら面白いのになーって思いました。

そのへんはこれから作られるらしい続編に期待ですかね。

脇役が魅力的

本作の魅力の一つに、魅力的な脇役というのがある気がします。
アルフィー・アレン演じるバカ息子ヨセフは絵に書いたような小者のクズっぷりを発揮してるし、そんなヨセフが強奪したジョンの愛車を持っていくカーショップのオーナー(ヴィゴの息がかかってる)のオーレリオを演じるジョン・レグイザモはいい感じに渋くてカッコイイ。

ランス・レディック演じる殺し屋ホテルのマネージャーのシャロンや、ブリジット・リーガン演じる女バーテンダーのアディは、(直接物語には関わらないけど)裏も表も知り尽くしてる落ち着いた感じが凄く印象に残りました。
続編でも登場して欲しい魅力的なキャラクターですね。

続編で真価が問われる

本作は、殺し屋稼業を引退したジョンが復讐の為に一時復帰する話だからかもですが、イマイチ『伝説の殺し屋』感がなくって、その強さやスゴさがイマイチ伝わらないのが残念でした。
序盤から中盤にかけては、復帰したてで勘が戻って無いっていうのもアリですが、中盤以降でどこか圧倒的な強さや、ジョンを印象づけるような独自のアクションが入るシーンがあると良かったのになーって思いました。

アクション自体はスゴイのは分かるんだけど、全体的に一本調子でメリハリがないので、後に行くほど飽きてきちゃう感じなんですよね。

中盤のどこかで、ジョンのスイッチが切り替わる描写が入ると、グッと面白くなりそうな気がしました。

あと、前述した通り、全体的に設定がユルユルなので、その辺をもうちょっと詰めて更にケレン味を出してくれると『伝説の殺し屋ジョン・ウィック』のキャラが立つと思うんですよね。

キャラクターや設定など本作で面白くなる材料は揃ってるので、続編ではその材料を上手く料理して思いっきり振り切った『ジョン・ウィック』になってるといいなーって思いました。

とはいえ本作は続編への序章的なニュアンスもあるし、キアヌ・リーブス久しぶりの当たり役の予感もする作品なので、キアヌファンの人や、B級アクション好きな人なら観て損はしないんじゃないかなーって思いましたよ。

興味のある方は是非!!

 

 

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