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今日観た映画の感想

映画館やDVDで観た映画の感想をお届け

「エグザイル 終末の子供たち」(2014) 感想

ぷらすです。

今回ご紹介するのは、2014年の米SFホラー? 『エグザイル 終末の子供たち』ですよー。

僕はいつも、このブログで感想を書く前に、読書メーターで第一印象を書くんですけど、まだ新しい映画なのに、読書メーターで検索しても引っかからないっていう、いわゆる超低予算のインディペンデント映画っぽいです。
で、今回はバリバリにネタバレしますので、万が一、これから本作を観る予定の方は、映画を見たあとに読んでくださいねー。
いいですね? 注意しましたよ?

www.youtube.com

概要とあらすじ

エイリアンの襲撃により壊滅した地球。広大な砂漠に隔離され、日夜“天使の教義”を唱えさせられる日々を送っていた子どもたちは脱走を計画するが……。
「HPラヴクラフト映画祭」で上映され、観客賞を受賞した。(らしい)
監督はアダム・ペトキィ&ショーン・ブラウ

出演は、デュラン・オブライエン、ケーティ・リード他

 

感想

一言で言うと、ルールのわからないスポーツを一試合見たような気持ちになる映画でしたw

あらすじによれば、エイリアンの襲撃によって地球は壊滅状態らしいんですが、“居住区?“の男が普通にガソリンスタンドで買い物してるシーンから始まりますからね。

なので多分ですが、

エイリアン地球に襲来→地球の軍隊と交戦→何らかの交渉で締結→エイリアン自治区(生き残りの人間はエイリアンに乗っ取られた?)で住み分けしてる?

みたいな感じじゃないかと思います。

で、「ラブクラフト映画祭」(初めて聞いた映画祭ですがw)で観客賞を受賞したということは、ハワード・フィリップス・ラヴクラフトが生み出した『クトゥルフ神話』が、下敷きになっている作品なんだろうなーと思います。(登場する“天使“の姿はまさにそんな感じだったので)

見終わってみれば、極々シンプルな内容

この映画、僕は全く内容を知らずにパッケージのインパクトだけでレンタルしたんですが、観ている間は上記の通り、まったくルールの分からないスポーツを観ているような気持ちでしたw

でも、終わってみれば実にシンプルな物語で、知的エイリアンに侵略されたコミュニティーで育った少年少女が、このコミュニティーを脱出する物語なんですね。(重大なネタバレw)

ただ、この物語世界のルールがよく分からないので、観ている間は物語がどう展開していくのか分からず、また、登場人物たちが何を考えてるのかもイマイチ分からないので、ただ不安な気持ちになるというヘンテコな映画でした。

エイリアンの戦略

コミュニティーを支配するエイリアンは、どうやら寄生型らしく、寄生するにはある一定の年齢に達していないといけないらしいんですね。
で、その寄生する儀式を「祝福」と呼び、それに失敗したり拒否することを「堕ちる」と表現しています。
また、男の子のオティンティンは「虫」、女の子の方は「割れ目」(そのまんまやないかーい!)と呼び、エッチは禁止されている模様。なので、そこにいる少年少女たちは性知識ゼロなんですね。
ちなみに、エッチして妊娠すると、エイリアンに戦争を吹っかけたことになって殺されてしまいます。(人間が増えると数の少ないエイリアンに反乱を起こされる事を危惧している?)

この地ではエイリアンは『神』であり、複数いるエイリアンの兵隊?(蹄がある4本足の触手怪物)は『天使』と呼ばれ、エイリアンに寄生されることは『祝福』であると、そのように教育されてるわけです。

そして、『祝福』からしばらく経つと、カニっぽいエイリアンの幼体?が成長して? 植物的な融合体になるっぽいです。

ここは本作の面白いところで、エイリアンは人間を侵略するために『宗教』という手段で洗脳しているわけですねー。(恐らく)物心もつかない子供のころにエイリアン襲撃にあった彼らはエイリアンに『教育』され、自ら進んで『寄生』されるわけです。

ただ、脚本の問題なのか、監督の腕なのか、それとも両方なのか分かりませんが、物語の中で『ルール』を上手く開示出来てないので、今何が起こっているのか、なぜそうなるのかが観客に伝わってこないんですよね。

『祝福』でアッーーー!?

で、主人公の少年は最初、親友と一緒に『堕ちる』つもりでいたんですが、映画序盤で『堕ちた』男に銃で脳天を打ち抜かれて死んじゃうわけですよ。
でも“天使の力“によって生き返り、それからは『祝福』を目指して勉強し、見事『祝福』して貰えることに。

教会? の部屋に通されるとそこには触手っぽい天使がいて、『口を開けなさい』と命令。
言われたとおりにすると、触手が口に入ってきて何やら汁的な物が。
『飲みなさい』との命令に従いゴックンすると、なんか自分の中の自分と対話したりするんですが、まぁそこはいいや。
で、ふと気づけば、目の前には椅子があり、入口には寄生済みの継母が。
『服を脱ぎなさい』という命令に従って全裸になって椅子に座ると、継母に押さえつけられ『目を瞑って足を開きなさい』
言うとおりにする少年に触手が―――

って、エロ同人かーーー!(。・д・)ノ)´Д`)ビシッ

いや、嘘じゃないですからw マジでやってますからw

結果、カニっぽい幼体? が少年の体を食い破って入ろうとする? みたいな展開なんですけどね。途中までは完全にエロ同人展開ですよww

そんなこんなで、色々あって、最後はこの少年と、好きあった少女が金網の外に逃げ出しましたとさで終わりっていう映画でした。

面白くはない。……が

基本、そんな感じのダラダラした映画で、アクションシーンやショックシーンの撮り方がビックリするほど下手で迫力ゼロだし、世界観や起こっていることもよく分からないダメダメな映画です。本編は90分弱しかないのに、ものすごく長く感じましたしねw

ただ、不穏な雰囲気や、上記したように、エイリアの戦略(や寄生)の斬新さもあって、嫌いにはなれない映画でしたねー。

ただ、その“嫌いになれない“は僕の偏愛的なアレなので、一般の方には一切オススメできません。もしかしたらラヴクラフトが好きな人は楽しめるのかな?

興味のある方は、是非!

 

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