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今更ながら観てみた「ボーンシリーズ/アイデンティティー・スプレマシー・アルティメイタム」(2003/2005/2007) 感想

映画レビュー

ぷらすです。

今回ご紹介するのは、マット・デイモン主演のスパイアクション映画「ボーン・アイデンティティー」「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」の、ジェイソン・ボーン三部作ですよー!

恥ずかしながら僕は「ボーンシリーズ」は今回が初見なので、今更ながらフレッシュな感想をお届けしますよー!w

 

概要

米国の小説家、ロバート・ラドラムの代表作『暗殺者シリーズ』の実写映画化。
記憶を失ったCIAエージェント、ジェイソン・ボーンと、機密保持のために彼の命を狙うCIAとの死闘を描く。

主演は演技派俳優として評価の高いマット・デイモン

 

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画像出典元URL:https://www.amazon.co.jp

ボーン・アイデンティティー

あらすじ:ある嵐の夜、イタリアの漁船が洋上に漂う意識不明の若い男を発見する。
引き上げられたその男の背中には弾痕があり、皮下にはマイクロカプセルが埋め込まれ、それにはスイスの銀行の口座番号が印されていた。男はなんとか息を吹き返すが、記憶を失っており、自分の名前も分からない状態だった。
数週間後、彼は身元の唯一の手掛かりであるスイスの銀行に向かう。その貸金庫にはジェイソン・ボーン名義を含め6ヵ国のパスポートや大金、そして拳銃が入っていた。やがて暗殺者たちに狙われ始めた彼は、偶然出会ったマリーの協力を得てパリへと向かうのだったが…。(allcinema ONLINEより引用)

感想

まず最初に思ったのは、マット・デイモンが若いなーとw

そりゃあ、13年前の映画なので当たり前と言えば当たり前なんですが、彼ってなんとなくデビューの時から変わってない印象があったんですよね。
でも、こうして13年前の映像を観ると「マット・デイモンも年を取ってるんだなー」なんて感慨に浸ってしまいましたよ。

本作では、そんな若きマット・デイモン演じるジェイソン・ボーンが海で漁船に引き上げられるところから始まります。
一命を取り留めたジェイソンですが、記憶を失ってるんですね。
身元の分からない彼が唯一身につけていたのが、お尻の皮膚の下に埋め込んであったマイクロカプセルで、そこにはスイス銀行の口座番号が。
そこから、ジェイソン・ボーンの「自分探し」の旅が始まっていくという物語。

そして、彼の命を狙うヒットマンを返り討ちにしながら、偶然知り合ったマリー(フランカ・ポテンテ)の協力を得つつ、彼は自分の正体に近づいていくわけです。

マット・デイモンの主演には賛否があったようですが、僕はボーン=マット・デイモンは合ってるなーと思いましたねー。
彼の、良く言えば普通のあんちゃんぽい、悪く言えば少しぬぼーっとした感じと、いざ敵を目の前にした途端、スイッチが切り替わったみたいに「暗殺マシーン」へと変貌するギャップが、本作のジェイソン・ボーンというキャラクターにぴったりハマっていたと思いました。

また、観客がジェイソン・ボーンとほぼ一緒に、謎を解明していくストーリー展開も実に上手いなーと思いましたねー。
アクション自体も「アクションのためのアクション」ではなくて、それぞれ意味があるというか、ジェイソン・ボーンが只者ではない→凄腕のエージェントであると徐々に明かされる映像的な説明の役割も兼ねているのも個人的にはツボでした。

 

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画像出典元URL:https://www.amazon.co.jp

ボーン・スプレマシー

あらすじ:ジェイソン(マット・デイモン)とマリー(フランカ・ポテンテ)は人目を避け、インドのゴアで暮らしていた。相変わらずジェイソンの記憶は戻っていなかったが、町で見かけた男(カール・アーバン)が暗殺者と気づき……。(シネマトゥディより引用)

感想

本作が公開されたのは前作『ボーン・アイデンティティー』から二年後ですが、劇中も同じ二年後の物語になっています。
前作で恋人になったボーン&マリーの二人は、インドのゴアで暮らしているんですが、ボーンは相変わらず記憶喪失のままで、過去のフラッシュバックに苦しんでいます。
そんなある日、街で見かけた男が暗殺者だと気づいたボーンは、マリーと共に街を逃げ出そうとするも、男の狙撃によってマリーが死亡。

男の正体を探り復讐するために、ボーンは再び戦いの中に身を投じる。
というストーリー。

前作と比べると、トーンの暗い作品となった本作ですが、続編として前作の物語を引き継ぎつつ、アクションや作品の規模も前作よりアップしています。
また、記憶喪失のボーンが、僅かな手がかりを辿りながら真実を究明していく謎解き要素を引き継ぎ、『過去に追われる男』という負の面を表、陰影を強調した画面も、前作よりハードボイルド感があっていい感じでしたねー!

今回メガホンを取った、ポール・グリーングラス監督はイギリス出身で、血の日曜日事件を描いた『ブラディ・サンデー』で一躍注目され、本作の監督に抜擢。
手持ちのハンディーカメラで寄って撮影することで、前作以上に迫力のあるアクションやサスペンスを演出しています。

ただ個人的には、迫力を優先して引きの画が少ないので、大掛かりで複雑なクライマックスのカーチェイスでは、何が起こっているのかが少々分かりづらかったのが残念ポイントでしたねー。

ただ、ストーリー的にも映像的にも緊迫感が増していて、『続編映画』としては申し分ない面白さだったと思いましたねー。(´∀`)

 

 

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画像出典元URL:https://www.amazon.co.jp/

ボーン・アルティメイタム

あらすじ:自分を暗殺者に仕立てあげたCIAの極秘プロジェクト、“トレッドストーン計画”などに関する取材を進めていた新聞記者ロス(パディ・コンシダイン)とロンドンで接触しようとしたボーン(マット・デイモン)。しかし、CIAの現地要員に監視されていたロスは、若い暗殺者(エドガー・ラミレス)に狙撃されてしまう。(シネマトゥディより引用)

感想

アイデンティティー」「スプレマシー」に続く、ジェイソンボーントリロジー(初期三部作)完結編です。
ボーン役のマット・デイモン、CIAのパメラ・ランディ役のジョアン・アレン、ニッキー・パーソンズ役のジュリア・スタイルズなど、前作から引き続きのキャストも多く、また監督も前作「スプレマシー」から引き続きポール・グリーングラスがメガホンを取りました。

本作は、前作ロシアでのシーンの続きからスタートします。
つまり「スプレマシー」と本作は、時系列が重なっている作りなんですね。
今回も各国の駅や市場など人ごみの中でのチェイスやアクションは健在。
 さらに、ボーンが新聞記者を携帯で誘導したり、モロッコでは建物の中と屋根や屋上などを使った立体的なアクションも登場、前二作より更にアクションに力を入れた印象を受けました。

個人的にはあまり好みじゃないんですが、ハンディーカメラで寄って撮影し、細かいカット割りでスピード感を増す演出も健在。
ドキュメンタリータッチの迫力あるアクションとチェイスが釣瓶打ちで、正直最後の方はお腹いっぱいになりましたよw

その分、前二作が重きを置いていたリアリティーのある描写は薄まってしまった印象もあって、グッとエンタメ方向に舵を切った感じも無きにしも非ずですが。

物語的には最終章だけあって、ついにジェイソン・ボーンの誕生秘話が明かされます。
そして、ここまで謎だった黒幕も登場、いよいよ最終決戦です。

一番印象的だったのは、「アイデンティティー」ではチョイ役だったニッキーが、「スプレマシー」、本作と、章を重ねるごとに出番が増えて重要な役になっていったことでしょうか。
本作では、ボーンの元カノだったのかもと思わせるようなやり取りをしたり、「アイデンティティー」でのマリーと対になるようなシーンもありました。
前作のラストでのパメラとボーンの会話シーンが、本作でカギとなる演出も気が利いてるなーと思ったりしましたねー。

正直、今回明かされるジェイソン・ボーンの誕生秘話は、え、そんな感じ? と肩透かし感がなくもなかったですが、その辺は、アクションやチェイスなどの観せ方とテンポのいい編集で最後まで一気に突っ走った感じですね。

アイデンティティー」のオープニングと対になる、本作のラストシーンも綺麗に締めたなーと思いましたよ。(´∀`)

 

総括

ファンの人からすればホント、「今更なに言ってんだ!」って感じでしょうが、今回初めて三本を通して観た感想としては、やっぱマット・デイモンが良かったですねー。
そして、このジェイソン・ボーントリロジーが、その後のスパイアクション映画に大きな影響を与えたのは、ダニエル・クレイグ版の007を観ても間違いないかなと。

それまでの、激しい中にもスマートで華やかさがあるアクションが当たり前だったスパイものとは逆ベクトルの、泥臭くて暗くて人間臭い主人公、ジェイソン・ボーンというキャラクターは、ある意味でそれまで停滞していたスパイ映画というジャンルを復活させる起爆剤でもあり、新たな発明と言っても過言じゃないのかもしれません。

まぁ、ジェイソン・ボーンの影響がでかすぎて、揺り返しみたいに「キングスマン」のような荒唐無稽スパイものが登場するわけですがw

ともあれ、まったく文句がないわけじゃないですが、ジェイソン・ボーントリロジー三部作、個人的にはかなり面白かったですよー!

(今更ですが)興味のある方は是非!

 

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