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今日観た映画の感想

映画館やDVDで観た映画の感想をお届け

テキサス系ホラーを逆手に取ったスプラッタコメディー「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら」(2012)

映画レビュー

ぷらすです。

今回ご紹介するのは、テキサス殺人鬼系ホラーを逆手に取ったコメディー
『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』ですよー!

公開時に気になってた作品ですが、DVDレンタルを待ってる間にすっかり忘れてて、「何か面白い映画ないかな~」と先日TSUTAYAをウロウロしてる時に見つけて「あ、そういえば!」と早速レンタルしてきましたー!

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/811ZFBIzRdL._SL1439_.jpg

画像出典元URL:https://www.amazon.co.jp/

あらすじと概要

休暇を過ごすため森へやって来た2人の男が、キャンプ中の若者たちに凶悪な殺人鬼と勘違いされたことから巻き起こる騒動を描いたスプラッター・コメディー。思わぬ誤解から死人が続出する事態に陥っていく気のいい中年男2人を、『猿の惑星:創世記ジェネシス)』のタイラー・ラビーンと、『3時10分、決断のとき』のアラン・テュディックが演じる。血みどろ残虐描写の連続など、従来のスプラッター映画のイメージを覆す前代未聞の展開に爆笑必至。

ストーリーとても仲がいい中年男のタッカー(アラン・テュディック)とデイル(タイラー・ラビーン)は、手に入れたばかりの別荘で休暇を過ごすため森へやって来る。しかし、同じころに近所にキャンプに来た大学生グループから、森の奥深くに住む殺人鬼と勘違いされてしまう。さらに、二人が川でおぼれかけていた女子大生を救出したことが誤解を招き、思いもよらぬ事態へと発展していく。(シネマトゥディより引用)

 

 

感想

テキサス殺人鬼系ホラーのテンプレを逆手にとったコメディー

本作は「悪魔のいけにえ」から連なる、いわゆる「テキサスの田舎に行くと殺人鬼に襲われる系ホラー」のテンプレを逆手に取って、勘違いと思い込みからのボタンの掛け違いで、事態が大ごとになっていくドタバタホラーコメディーです。

(多分テキサスの)ある森のキャンプ場に遊びにきた大学生のグループは、その道中でいかにも不気味な二人組、タッカーとデイルと出会うんですね。
しかし、実は二人はコツコツ貯めたお金で買った念願の別荘(山小屋)に休暇でやってきた、仲良しのおっさん二人組。

この二組の目的地は一緒で、キャンプに来ていた大学生が夜、湖で泳いでいるところに、たまたま夜釣りに来ていたタッカーとデイルと鉢合わせ。
びっくりして湖で溺れた女の子アリソン(カトリーナボーデン)を助けようとしている二人を見た大学生たちは、友達が殺人鬼にさらわれたと勘違いしたからさぁ大変! 

その後「さらわれた」アリソンを救おうとする大学生たちですが、偶然が重なって次々に無残に死んでいく(全部自滅)んですねー。

タッカーとデイルを応援せずにはいられない!

イケてる大学生に殺人鬼と勘違いされる、イケてない中年タッカーとデイルですが、二人は田舎のトイレ工場で働くただの気のいいオッサンでして、とくにデイルの方は魚が可哀想で本当は釣りも嫌いな優しい男なんですね。
対する大学生グループは都会のインテリ学生で、最初から田舎者をバカにするイヤな感じのやつら。

なので、二組の事情を知った観客は、どうしたってタッカーとデイルに感情移入してしまうわけです。

二人に救われたアリソンは早々に誤解に気が付くものの、大学生グループのリーダーでアリソンに言い寄る青年チャドのせいで、状況はどんどん悪化していきます。

二人が買った小屋に、アリソン救出のために忍び寄る→小屋の修理のためチェーンソーで朽木を切っていたタッカーがうっかり蜂の巣を切ってしまってチェーンソーを振り回しながら蜂から逃げる→大学生は自分に襲いかかってきたと勘違いして逃げる→前をちゃんと見てないので尖った木の枝に突き刺さって死ぬ。

トイレ用の穴掘りを手伝うアリソンを物陰から見た大学生が、デイルに脅されて自分の墓穴を掘らされてると思い込む。

ウッドチョッパー(木片を粉砕する機械)の前で作業していたタッカーの後ろから襲いかかる学生→タッカーが木を拾おうとしゃがむ→学生はウッドチョッパーに頭から突っ込んで死ぬ。みたいな感じ。

いや、最初から警察呼べよ!(。・д・)ノ)´Д`)ビシッ 

と、観ているこっちは大学生グループにツッコんでしまうし、実際メンバーもチャドにそう進言するんですが、チャドの方は自分たちでアリソンを助けようとノリノリで被害は拡大する一方なんですね。
つまり本作は、無能なリーダーは組織を壊滅させるという組織論的映画です。(嘘)

まぁ、全体的にかなり無理があるなーと思うものの、「悪魔のいけにえ」系映画のパロディーだし、すぐに解決しちゃうと映画にならないので仕方ないのかなーと。
この手の映画の場合、ストーリーのゆるさも味のうちですしねーw

ただ、ラストの方でチャドの行動の理由が明かされるんですが、それは流石に蛇足なんじゃないかなーと思いましたねー。
無理に物語の統合性をつけようとしないで、最後まで勘違いのまま、大学生グループが全滅して欲しかったかなと。

そんな感じでストーリー的にはかなり無理があるし、残酷な描写も満載(R-15指定)なので万人にオススメできる映画ではありませんが、スプラッタホラー好きな人は結構楽しめる良作なんじゃないかと思いましたよー。

興味のある方は是非!!