ぷらすです。
今回ご紹介するのは、昨年米国で制作公開されたコメディー映画『KEANU/キアヌ』ですよー!
映画好きのただのおっさん二人が、愛する子猫を救うためギャングの巣窟に潜入するドタバタアクションコメディーです!
画像出典元URL:https://www.amazon.co.jp/
あらすじと概要
アメリカの人気お笑いコンビ、キー&ピールが主演を務め、盗まれた子猫を救うためギャング団に潜入した男たちが巻き起こす騒動を描いたアクションコメディ。恋人に振られて失意の底にいた冴えない男性レルは、自宅にやって来た子猫にひと目で魅了され、キアヌと名付けて一緒に暮らしはじめる。ところがある日、レルの家に強盗が入り、キアヌが誘拐されてしまう。レルは愛するキアヌを取り戻すべく、従兄弟のクラレンスと共に殺し屋に成りすましてギャング団に潜入。しかしキアヌのあまりの可愛らしさに奪い合いがはじまり、ついには飼い主の座をめぐってギャングどうしの抗争が勃発してしまう。キアヌ・リーブスが声の出演。(映画.comより引用)
感想
キアヌ・リーブスが子猫に!?
本作は、アメリカの人気お笑いコンビキー&ピール(キーガン=マイケル・キー/ジョーダン・ピール)が主演・脚本・制作を務めるアクションコメディーです。
”ある”勘違いから愛する子猫を誘拐されたごく普通の黒人二人組がギャング団の巣窟に潜入。そこで殺し屋と勘違いされ騒動に巻き込まれていくという物語。
ちなみにタイトルの「キアヌ」は子猫の名前で、その声を大スターのキアヌ・リーブスが当ててますよ。仕事選べキアヌ。
で、主演の二人は日本ではあまり名前を知られていないと思うんですが、米国では冠番組『ジョーダン・アンド・ピール』を持つほど大人気なんだとか。
本作では、恋人に振られて失意のどん底にいた冴えない男性レル役をジョーダン・ピールが、レルの従兄弟で真面目すぎる男クラレンスをキーガン=マイケル・キーがそれぞれ演じています。
この二人はそれぞれ、映画とジョージ・マイケルが大好きなボンクラという設定で、映画の随所に映画ネタやジョージ・マイケルネタが盛り込まれているんですね。
というかそもそも、タイトルを「キアヌ」にしたのも、(多分)キアヌ・リーブス主演で、飼い犬の復讐の為にギャングを皆殺しにする殺し屋の映画「ジョン・ウィック」が元ネタになってるからじゃないかなーとw
映画中盤、子猫のキアヌが、キアヌ・リーブスの声で「マトリックス」の名セリフを喋ったりしますしね。
ホントに仕事選べキアヌw
そんなこんなで、子猫のキアヌを取り返すためギャング団のアジトに乗り込んだ二人ですが、彼らはいわゆる黒人ギャングスタ独特の言葉使いは使わない、通流階級の極々普通のボンクラアメリカンで、それでもただの素人だと相手にバレないよう、必死にギャングスタ言葉(ヘイメーンとかブラザーとか黒人ラッパーが使いそうな言葉)を使うところが笑いどころみ。
ただ、日本人で英語が分からない僕には、何となく雰囲気は伝わるけどイマイチピンとこなかったかなー?
で、二人は、極悪な殺し屋に間違われたり、麻薬売買を手伝ったり、ギャング同士の抗争に巻き込まれたり、殺し屋に捕まったりと散々な目に合いながら、何とかキアヌを取り戻そうと頑張るわけです。
ジョージ・マイケル推し
本作でキーガン=マイケル・キー演じるクラレンスが、車でいつも効いているのが、「ワム!」のジョージ・マイケル。
なので事あるごとにジョージ・マイケルの曲が流れ、最終的にギャング団のチンピラたちとクラレンスがジョージ・マイケルの歌を合唱したり、劇中で本人らしき人(多分本人の過去映像と合成?)が登場したりと、とにかくジョージ・マイケル推しまくり。
デッド・プールでも「ワム!」がフューチャーされてたけど、今、米国では「ワム!」ブームがキテるんですかね?w
カワイイは最強
本作では、強面ギャングも、殺し屋も、ボンクラも、みんな子猫のキアヌにメロメロで、最後にはキアヌの奪い合いで抗争が起こる始末。
いやいやそんなバカなと思うかもですが、このキアヌが超絶カワイイので、そりゃあ奪い合いになるのも納得です。カワイイは最強ですね。
しかもかなりの芸達者ぶりで、最初はCGで作ってるのかと思ったんですが、メイキングを観ると本当の子猫で色々工夫しながら撮影したみたいですね。
そんなキアヌの超絶カワイイ姿も観られる本作は、猫好きの人にもオススメ?ですよ!
興味のある方は是非!
▼予告編▼