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中二アクションてんこ盛り!「ヒットマン エージェント47 」(2015/日本劇場未公開)*ネタバレあり

ぷらすです。

今回ご紹介するのは、スーツとネクタイにシルバーの二丁拳銃で敵をバンバンやっつける『ヒットマン エージェント47 』ですよー!

設定、ストーリー、アクション全てが中二心満載の、まるでマンガかアニメのような作品でしたよ(´∀`)

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あらすじと概要

人気ゲーム「ヒットマン」を映画化し、DNA操作により生み出された史上最高の暗殺者、エージェント47の戦いを描いたアクションサスペンス。何の感情も恐怖心も抱かず、与えられたミッションを完璧に遂行する暗殺者のエージェント47は、48時間以内にカティアという女性を見つけるという新しい任務を与えられるが、カティアのもとには別の組織からも男が送り込まれていた。47と男は激しい銃撃戦を繰り広げ、カティアはどちらが敵なのか味方なのかもわからないまま、危険な事態に巻き込まれていく。ブラックスーツで華麗に戦う47を演じたのは、テレビシリーズ「HOMELAND ホームランド」のルパート・フレンド。「スター・トレック」のザッカリー・クイント、イギリスの若手女優ハンナ・ウェアが共演。(映画.comより引用)

 

感想

人気ゲームが原作

この映画、全編通してマンガみたいな設定なんですが、原作となったのは「ヒットマン」という人気ゲームだそうで、そう聞けばバリバリ中二全開設定にも納得でした。

黒のスーツに白ワイシャツ、赤いネクタイにシルバーの二丁拳銃を持ち、坊主頭の後頭部にはバーコードがついた完全無欠の殺し屋、エージェント「47」(ルパート・フレンド)が主人公。

実は一度2007年に一度実写化されていて、本作はその続編ではなくリブート作品になっているんですね。

ざっくりストーリー紹介

ざっくりとストーリーを書くと……あ、*ここからネタバレになるのでこれから本作を観ようかなという方は映画のあとに続きをお読みください。

 

超絶強い改造人間暗殺者のエージェント47は、組織の任務でカティア(ハンナ・ウェア)という女性を探しています。

このカティアは、47の生みの親でDNAを操作した超強い暗殺者軍団を作る計画のリーダー・リトヴェンコの娘で、独自に父親を探しているんですね。

そんな彼女に近づいてきたのが、ジョン・スミス(ザッカリー・クイント)と名乗るで、彼女の命を狙う47から守ると言われ、半信半疑ながらもカティアはスミスと行動を共にすることに。
と、そこに47が現れ……という「ターミネーター」的なスタートなんですが、実はスミスはリトヴェンコの研究を狙う組織のエージェントで、47はスミスの組織のボスを暗殺するのが任務だったんですねー。

さらにカティアも47と同類のスーパー人間で、二人で協力して悪の組織を倒すという物語です。

キャラクターの中二感がスゴイ!

まぁそんな感じでスーパー人間によるスーパーアクションが繰り広げられるわけですが、DNA操作によって超絶強い暗殺者になった47、実は47の後にリトヴェンコよって作られたカティア、そして敵のクローン人間ジョン・スミスはそれぞれに特徴が違っていて、47は身体能力、反射能力、頭脳がそれぞれレベルアップ。

カティアも同じですが、彼女の場合はさらに聴力と視力? のアップで少し先の未来を予測できる? 能力があります。

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そして敵のジョン・スミスは、皮膚と筋肉に間に刃物や弾丸を通さない“何か”が仕込まれているっていうね。

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もうね、何でもアリですよ!w

また、劇中冒頭では能力を自覚しつつも、まだ目覚めていないカティアを、47が荒療治で目覚めさせ、成長させる師匠的な立ち位置でもあります。

アクションてんこ盛り!

そんなメンバーが揃えば、当然アクションシーンてんこ盛りの映画になるわけで、本作は劇中のほとんどがアクションで構成されています。

それも近年流行りのリアル志向のアクションではなく、一昔前に流行った「マトリックス」やリュック・ベッソン監督的な、中二全開のカッコイイアクションです。

ちなみに、本作を観ながら「リュック・ベッソンの映画みたい」って思ったら、2007年版の方ではベッソンが制作で関わってましたよw

シルバーの二丁拳銃を超絶カッコイイ感じで撃ちまくる47。打撃・投げ・関節技・ナイフや暗器などでサクサク敵を殺しまくる47。カティアと連携しながら敵を殺しまくる47。

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そんなにもアクション満載なのに、途中で飽きないのはそれぞれのアクションシーンにコーディネーターがしっかりバリエーションをつけて、ワンパターンにならないように気をつけているからだと思いました。また、キャラクターごとに、少しづつ戦い方の特徴があるんですよね。

アクションそのものは一昔前に流行った、スロー・チャカチャカ・スロー・チャカチャカ系アクションなんですが、そんなにダサい感じがしなかったのは、スローの使い所が上手かったからなんじゃないかなと。

カッコイイは正義

そんなクション以外のシーン、例えば47の登場シーンとかアクションの決めのシーンとか、とにかく随所に中二感満載のカコイイ画面がジャンジャン出てくるので、心に中二男子を飼っている僕みたいなボンクラ映画ファンにはたまらない作品なのです。

これが中途半端にリアル志向な部分を入れたりしてたら、鼻持ちならない嫌な感じになってたと思うんですが、リアリティーとかどーでもいいんだよー! という監督やスタッフの声が聞こえてきそうな、カッコよさだけを追求したマンガ的アクションや画面に振り切ったところに、「そんな馬鹿なw」と思うながらも燃えてしまうんですよねー!

あと、一見大味に見えて、案外細かいディテールにも気を配っていて、何が起こっているのか混乱しないようにしてるのも好感が持てましたねー。

その分、ストーリーの方はどこかで見たような新鮮味のない展開が続きますが、誰がカティアの味方なのか分からないようにしている序盤はわりとハラハラして良かったです。

全体的に見れば、決して傑作とは呼べない作品ではありますが、きっと好きな人は好きだと思うし、個人的にはかなり楽しめた作品でしたよー!

興味のある方は是非!!

 

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