今日観た映画の感想

映画館やDVDで観た映画の感想をお届け

ヴィン・ディーゼルを愛でる映画「トリプルX」(2002)

ぷらすです。

今回ご紹介するのは、「ワイルド・スピード」シリーズで一躍大スターになったヴィン・ディーゼル主演のアクション映画『トリプルX』ですよー!

続編「トリプルX:再起動」の前に、パート1は観ておいた方がいいのかなと一緒にレンタルしたんですが、ヴィン・デーゼルを愛でる映画でしたねーw

 

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51R21PYSV4L.jpg

画像出典元URL:https://www.amazon.co.jp

あらすじと概要

ザンダーは命を懸けたスポーツ“Xゲーム”で若者たちにその名を知られるカリスマ的な存在。トレードマークは首の後ろに彫った“xXx”。どんな危険なゲームも平然とやってのけるその驚異的な身体能力と冷静な判断力が、やがて国家安全保障局NSA)の目に留まる。NSAのベテラン・エージェント、ギボンズは強引にザンダーを説き伏せ、彼をシークレット・エージェントに任命する。コードネームは“xXx(トリプルX)”。その任務とは、既に3人のエージェントが見破られ抹殺されていた過激な犯罪集団“アナーキー99”への潜入捜査だった…。(allcinema ONLINEより引用)

 

感想

ヴィン・ディーゼルが大暴れするいつものヤーツ

本作は「ワイルド・スピード」でコンビを組んだロブ・コーエンヴィン・ディーゼルが、新しいスパイ映画に挑戦した意欲作です。

ストーリーは、エクストリームスポーツのカリスマでユーチューバーのヴィン・ディーゼルが政府に目をつけられ、自由と引き換えにテロ組織に潜入してすったもんだの挙句壊滅させる……って、

それワイルドスピードやないかーい(。・д・)ノ)´Д`)ビシッ

ワイルド・スピードでも、最初こそ潜入捜査される側だったワルの大将ヴィン様も、今では立派なエージェントですしねーw

ワイルド~では本物の高級車がバンバン壊れるカーアクションがウリだったんですが、本作のウリは、アクションシーンや危険なシーンの多くをスタントマンとヴィン様自身が実際に演じているところでしょうか。

映画序盤、ラップやゲームを規制しようとしてる保守派? の議員の車を盗み、パトカーの追撃をかわしつつ橋から飛び出して破壊(ヴィン様はパラシュートで脱出)というアクションからスタート。(ヴィン様はその様子を裏動画サイト? に投稿して収益を得ているっぽい)

その後もサミュエル・L・ジャクソン演じるNSA国家安全保障局)の偉い人に捕まって、コロンビアの麻薬カルテルに送りこまれ、脱出するシーンではモトクロスバイクで爆炎の中を大ジャンプ。
テロ組織アナーキー99に潜入するため雪崩の雪山をスケボーで滑り降りスノーモービルチェイスととにかくアクション満載。

そういうのを、CGじゃなくほぼスタントマンやヴィン様が演じてるんですよね。
もちろん、弾着や爆破もCGなしで迫力満点。
さすがに雪崩はCGだと思いますけどもw

つまりは、いつも通りの「ヴィン・ディーゼル映画」ってことですね。

ヒロインはダリオ・アルジェントの娘

本作でヒロインのイレーナを演じるアーシア・アルジェントはイタリアの女優で、お父さんは「サスペリア」などで日本でも有名なイタリアホラー界の巨匠ダリオ・アルジェントなんですね。

イタリアでキャリアを重ねた彼女は、本作でハリウッドに進出。アメリカにも活躍の場を広げたんだとか。
前半の病んでる感が印象的だし独特な雰囲気の色気もあって、個人的に好きなタイプの女優さんでしたねー。

物語もいつものヴィン・ディーゼル映画

本作の悪役は、国に捨てられた恨みから毒ガス兵器を開発し国家という概念を破壊。新世界を作ろうとしている元ソ連の軍人のロシアンマフィア。

毒ガス兵器は小型ミサイルに搭載した無人の小型高速潜水艇からプログラムで自動発射する設定です。
それに対抗するヴィン様は、NSAから麻酔や血糊弾、実弾まで発射可能な多機能拳銃や、壁や服を透視できる双眼鏡、シップみたいな爆弾、秘密兵器満載のGTO1967年型ポンティアックGTO」などを駆使して敵の目論見を阻止しようとするわけですねー。

この辺は007オマージュでもあるんでしょうが、小五男子が考えたような武器のデザインや機能個人的に超ツボでしたw

とはいえ、「ワイルド~」では車というストーリー上の柱があるのに対し、本作はエクストリームスポーツのカリスマっていう設定ゆえに、見せ場は多いけど「コレ!」っていう物語上の柱がなかったのが少々残念な感じでした。
まぁスパイものだから仕方ないんでしょうけど、個人的にヴィン・ディーゼルのワルマッチョ感とスパイってあまり食い合わせが良くない感じがしましたねー。

「ワイルド~」のイメージが強いから余計にそう感じちゃうのかもですけども。

ただ、スパイもの云々は横に置いて、ヴィン・ディーゼルを愛でる映画だと思えば楽しく観られるしアクションシーンは満点の迫力なので、「ワイルド~」シリーズの好きな人やヴィン・ディーゼルファンにはオススメの一本じゃないかと思いますよー!

興味のある方は是非!

 

▼良かったらポチッとお願いします▼


映画レビューランキング

 

▼関連作品感想リンク▼

aozprapurasu.hatenablog.com