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ドジっ子ラングレンにツッコミを入れつつ愛でる映画!「ドルフ・ラングレン ゾンビハンター」(2017) *完全ネタバレ

ぷらすです。

今回ご紹介するのは、「エクスペンタブルズ」にも出演しているアクションスターのドルフ・ラングレン主演『ドルフ・ラングレン ゾンビ・ハンター』ですよー!

ぶっちゃけ「看板に偽りあり!」っていう映画だし、久しぶりに観たB級映画らしいB級映画なので好き嫌いはキッパリ分かれると思いますが、個人的には「良い映画ではないが憎めない」作品でしたねーww

で、多分この映画ストーリーを全部書いても作品の面白さに1ミリも影響しないと思うので、今回はネタバレ全開で感想を書きます。
なので、「ネタバレ(/ω\)イヤン」な人は、映画を先に観てからこの感想を読んでくださいねー!

いいですね? 注意しましたよ?

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画像出典元URL:http://eiga.com

概要

「エクスペンダブルズ」シリーズなどの人気アクション俳優ドルフ・ラングレンがゾンビハンター役を演じたアクションホラー。ミシシッピー州の小さな町で、古代の悪霊ゾンビが解き放たれた。悪霊はとり憑いた人間を殺した者に次々と憑依していき、町は大量の犠牲者で溢れ返る。そんな時、くたびれたロングコートを身にまとった大男が町に出現。数十年前に同じゾンビと戦った経験があるという大男は、FBI女性捜査官と共に悪霊ゾンビに立ち向かう。監督は「ラバランチュラ 全員出動!」のマイク・メンデス。「WAC ウェルカム・アメイジング・シネマ 2017」(ヒューマントラストシネマ渋谷ほか)上映作品。(映画.comより引用)

感想

いきなりネタバレしますけど…。

本作ににゾンビは一体も登場しません。

本作の原題は「Don't Kill It」直訳すると「それを殺してはいけない」となり、内容を一言で要約すると「悪魔祓い(封じ)」の映画なんですねー。

この悪魔、人間に取り憑いて周囲の人を片っ端から惨殺→宿主が殺されると殺した相手に取り憑きまた周囲の人を…という非常に厄介な悪魔で、ドルフラングレンはその悪魔を追う、民間人の悪魔ハンターです。

字幕では一応「悪霊ゾンビ」って書かれてますが、ラングレンは完全に「デーモン」って言ってるので、ゾンビはまったく関係なく「悪魔」で合ってると思います。

ストーリー

本作は、ミシシッピー州の田舎町が舞台。
森で鹿撃ちしてた男が連れていたワンコが、鹿を追ううち森の中で何やら怪しげな入れ物? を見つけて開けちゃうんですね。
いつまで経っても帰ってこないので探しに来た男に、いきなり襲いかかってきたワンコを男は猟銃で撃ち殺し悪魔憑き第1号に。

そこから男は自分の家族とお隣さんを猟銃で惨殺。お隣の旦那さんに拳銃で射殺されると、次はお隣さんが悪魔付きとなり……って感じで物語はスタートします。

低予算映画だからか、悪魔憑きに悪魔っぽい特殊メイクはなくて、目が真っ黒になって吠えながら近くの人間を殺していくスタイル。

で、場面変わって夜のバー。
元カレと揉める女の子を助けたラングレンはその子と一夜を共にするんですが、翌朝ちゃっかりお金を請求されます。世知辛い

で、警察でのすったもんだの末に、FBIの女捜査官役のクリスティーナ・クリーブと組んで悪魔退治に挑むっていうストーリーなんですが、終始ラングレンのドジっ子スキルが発動しっぱなし

状況説明のために集会場に住人を集めれば、そこに悪魔憑きが現れてコントみたいにサクサク人が死んでいくし、森で悪魔憑きを発見し車を離れた間に相棒のクリスティーナは襲われるし、悪魔憑きと間違えて酔っ払いを捕まえるなどなど。

お前本当に専門家なのか!? って疑われても仕方ないミスを連発しますが、当のラングレンは悪びれる様子もなく、当てずっぽうで悪魔憑きを探し回るんですね。

で、次々宿主を変える厄介な悪魔を退治するためには、「宿主を殺した相手に取り憑く」習性を逆手にとって、取り憑かれた宿主を殺した人間が宿主になった瞬間に自殺するという乱暴な方法しかなく。

ラングレンのお父さんがこの方法で命をかけて悪魔を封じた入れ物を、誰も来ない湿地帯に捨てようとラングレンが乗ったセスナ機が事故で落ちて……って…

お前が全ての元凶やないかあぁぁい!(。・д・)ノ)´Д`)ビシッ

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画像出典元URL:http://eiga.com / どんな失敗にも悪びれないラングレン

で、ラングレンとFBIと教会のせいで、さらに被害者が増えまくった末に最後はFBIクリスティーナ・クリーブが空中で爆発し、ラングレンが封印した悪魔を海に捨てたら、封印した瓶がサメに食われるという、ホラー映画っぽい感じで終わりましたよ。

終わってみれば、ラングレンのせいで街がほぼ壊滅状態になるっていう、最終的には「人間核弾頭」ドルフ・ラングレンの面目躍如な映画でしたねーwww

80年代スラッシャーホラー的なB級らしいB級映画

そんな感じでツッコミどころを上げれ作品ばキリのない作品ですが、お年寄りから子供まで差別なくサクサク死んでいくし、今時の映画には珍しくCGじゃなくて特殊メイクとSFXでゴア描写を作り上げていて、古き良き80年代スラッシャーホラーのテイストを再現しているところは、個人的に好感が持てましたねー。

 それに前述した、集会場でのコントのようなドタバタ殺戮シーンやヒロインの空中爆発には、思わず吹き出してしまいましたよ。

そんな作品なので、積極的にオススメは出来ませんが小難しい映画や胸糞映画の口直しとして一緒にレンタルするには丁度いいんじゃないでしょうか。

興味のある方は是非!

 

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