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「ジュラシック・ワールド/炎の王国」(2018)

ぷらすです。

現在絶賛公開中『ジュラシックワールド/炎の王国』を観てきましたー!
実は、細田守監督の「未来のミライ」と上映時間が同じでどっちを観るかギリギリまで迷いましたが、3D上映回だったのでこっちを観ることにしましたよ。

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画像出典元URL:http://eiga.com

概要

恐竜が放たれたテーマパークが舞台のアドベンチャージュラシック・ワールド』の続編。火山噴火が迫る島から恐竜を救い出そうとする者たちの冒険を活写する。監督は『インポッシブル』などのJ・A・バヨナ。前作にも出演した『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズなどのクリス・プラット、『レディ・イン・ザ・ウォーター』などのブライス・ダラス・ハワードをはじめ、『インデペンデンス・デイ』などのジェフ・ゴールドブラムらが出演する。(シネマトゥディより引用)

感想

いつも通りの…

前にも書いたかもですが、僕がスピルバーグの「ジュラシック・パーク」を初めて観たのは、5年前くらいでして。
もちろん、DVDも出てたしテレビの洋画劇場でも何度も放送してたんですが、イマイチ観る気分にならなかったんですよね。

で、TSUTAYAに行った時に、ふと気になってDVDをレンタルしたら、これがびっくりするくらい面白くてですね。
公開から10年以上経っているのに映像が全然古く感じなかったし、冒頭で主人公たちが初めてブラキオサウルスを見るシーンには、自分も初めて生きた恐竜を見たような気持ちになって、本当に感動したんですよね。

で、それをキッカケに、それまで遠ざかっていたハリウッドの超大作をどんどん観るようになり、映画の感想を書くようになりっていう。

いわば、このブログを書くキッカケになったのが「ジュラシック・パーク」(と「アベンジャーズ」)だったわけです。

前作「ジュラシック・ワールド」は細々した部分は変えているものの、物語の大枠は実質「ジュラシック・パーク」のリブート作品だったし、本作は「ロスト・ワールド」のリブートで、まぁ「いつもの通りだなー」という感じでした。
ただ、あのラストシーンは「ジュラシック」シリーズの結末として正しいオチだと思ったし、(恐らくは)今後も続くであろうシリーズの物語の幅を広げたと思いましたねー。

ツッコミどころは満載

ちなみに本作のストーリーをザックリ説明すると、

1・ジュラシックワールドの島が噴火する。
2・恐竜を救うためにクリス・プラットブライス・ダラス・ハワードが島に乗り込む。

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3・だが、実はその計画は、オークションのため恐竜たちを島から連れ出す計画だった。

という物語です。

ただ、ストーリーのツッコミどころは満載。

特に気になるところをネタバレしないようにボヤかして書くと、

オークションをわざわざ“あそこ”でやるとかバカなの? とか。
恐竜を生物兵器として使う方法がおかしい(銃で撃った方が早くて安くて確実)とか。
あの子のあの設定はいる? とか。
お前、何してくれとんねん! とかね。

もう、言いだしたらキリがないんですよ。

多分、あのオチありきで、ストーリーを逆算して作ったんじゃないかと思うんですが、全体的にご都合主義で説得力のない展開が満載だったし、キャラクターの行動も全員考えなしの行き当たりばったりなので、基本、誰にも感情移入出来ないんですよね。

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今やCG技術は行くところまで行ってるし、本作ではアニマトロニクスも多用してるそうで、映像は確かに迫力があるけど、一作目のようなドキドキハラハラ感はなく、決められた通りに、ただ、詰め込まれたノルマをこなすのに精一杯というか。
全体的にガチャガチャしていて、どこにもピントが合っていない印象でしたねー。

主役はブルー

本作は、ある意味クリプラとブルーのバディもの(というか親子もの?)という感じになっています。
クリプラは島から恐竜を救うことには消極的で、しかし自分が手塩にかけて育てたブルーを救いたいという思いから、救出作戦に参加するわけですね。

ブルー自身もクリプラや仲間のピンチに駆けつけて救ったりと、前作以上に擬人化されたキャラクターとして描かれています。

本作のブルーは「猿の惑星」で言えばシーザー的な役どころで、なので観客は(特に後半では)ブルーに感情移入していく作りなんですよね。

ただ、その分肝心の「恐竜感」が薄くなってるので、その辺が賛否分かれるところなのかもしれません。

すでに続編が決定しているらしいので、本作のラストをどう次回作に活かすのかが気になるところですねー。

興味のある方は是非!

 

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