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トム=イーサン「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」 (2018)

ぷらすです。

トム・クルーズが凄腕スパイのイーサン・ハントを演じる人気シリーズ「ミッション:インポッシブル」シリーズ第6弾『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』を今日の朝一の回で観てきましたー!(*゚∀゚)=3

147分とシリーズ最長の作品なので、事前に「僕の膀胱がインポッシブル」というネタを考えてたんですが、ずっと超絶アクションてんこ盛り。手に汗握っている間に気がついたら終わってましたよー!

というわけで、公開されたばかりの映画なので、出来るだけネタバレしないように注意はしますが、これから本作を観る予定の人は、先に映画を観てからこの感想を読んでください!

いいですね? 注意しましたよ?

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概要

イーサン・ハント率いるスパイチームの活躍を描いた人気シリーズの第6弾。複数のプルトニウムを盗んだ犯人をイーサンたちが追う。前作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』に続いてクリストファー・マッカリーがメガホンを取り、トム・クルーズサイモン・ペッグらおなじみの面々が結集。飛行するヘリコプターにしがみついたり、ビルからビルへ跳躍したりするなど、トム渾身のスタントが今作でも見られる。(シネマトゥディより引用)

感想

前作「~ローグ・ネイション」からの続編? にしてシリーズ総決算的作品

M:Iシリーズといえば、みんな大好きトム:クルーズがIMF(不可能作戦部隊)のエージェントであるイーサン・ハントを演じる人気シリーズで、1966年から1973年まで放送されたアメリカのTVドラマ「スパイ大作戦」のリブートシリーズです。

同時に、主演のトムが、挑むスタントなしのアクションがシリーズを重ねるごとにど派手かつ危険になっていく事でも話題になっています。

本作でも、アクション中の事故でトムが骨折したことが話題になりましたよね。

そんなシリーズ最新作となる本作「~フォールアウト」は、前作「~ローグ・ネイション」の続編? で、キャスト陣も引き続き出演、前作に引き続きクリストファー・マッカリーが監督を務めています。

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また、要所要所で(テレビ版も含む)過去作のオマージュや引用シーンもあり、シリーズ総決算的な作品になっていましたねー。

ざっくりストーリー紹介

IMFのエージェント イーサン・ハント、ベンジーサイモン・ペッグ)、ルーサー(ヴィング・レイムス)は、盗まれた3つのプルトニウムの回収を⽬前にしながらも突如現れた何者かの策略のせいで作戦は失敗。

この事件には、テロ組織「シンジケート」の⽣き残り勢⼒が結成した「アポストル」が関連しており、⼿がかりはジョン・ラークという正体不明の男の名前と彼が接触する武器商人のホワイト・ウィドウと呼ばれる謎めいた⼥のみ。

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イーサンたちプルトニウムを再び奪い返し、複数の都市の“同時核爆発を未然に防ぐ新たなミッション”を受けるが、今回のミッションに対しイーサンの動きを怪しんだCIAは、敏腕エージェントのオーガスト・ウォーカー(ヘンリー・カヴィル)を監視役に同⾏させる……。という内容

今回の敵は前作でも登場した「シンジケート」の残党「アポストル」で、彼らはプロトニウムで核爆弾を作って世界三カ国で同時爆破させるテロ&前作で逮捕された「シンジケート」ボス、ソロモン・レーン( ショーン・ハリス)の奪還を画策してるわけです。

冒頭、武器商人ホワイト・ウィドウの組織とIMFとの“取引”に介入してプロトニウムを奪ったのも「アポストル」なんですね。

そこに、CIAや前作でも登場したMI6のイルサ(レベッカ・ファーガソン)もそれぞれの思惑で物語に絡んでくるわけです。

アクション! アクション! アクション!

しかし、ぶっちゃけ本作を観ている間、ストーリーはほぼ頭に入ってきませんでしたw

もうね、序盤から「これでもか!」と、ちょっとどうかしてるアクションが展開されていくわけですよ。

例えば序盤の、高度7,620メートルから超高高度からダイブし、超低高度でパラシュートを開傘させる「ヘイロージャンプ」を、トム本人が行うシーン。
トムは、この撮影のために100回以上も「ヘイロージャンプ」を飛んだそうですよ……。

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しかもこれ、パリの街中にあるクラブで行われる、ホワイト・ウィドウが主催する慈善事業団体に潜入するためですからね……。

他にいくらでも安全な潜入方法あるだろー!(。・д・)ノ)´Д`)ビシッ っていうw

他にも、パリ凱旋門の放射状道路を逆走するバイクチェイスや、ビルからビルに飛び移るシーン(このシーンでトムは足を骨折した)。飛んでるヘリに乗り込もうとして落ちそうになったり、自ら操縦してのヘリでのアクロバットシーンなどなど。

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もちろん命綱など最低限の安全は確保した状態でやってるんでしょうが、そうは言ってもトムはもう56歳ですからね。
アホかーーー! っていう話ですよ。

映画評論家の町山さんによれば、本作はアクションありきで、物語のアウトラインをざっくり決めた状態で必要そうなアクション(っていうかトムがやりたい)シーンを先に撮って、アクションとアクションを繋ぐためにストーリーを決めていくというやり方だったんだとか。(トムが骨折して撮影が中断してる間にストーリーを練り直したらしい)

それ、ジャッキーと同じやり方だよ!w

いやね、確か前作の感想でも「トムのジャッキー化が止まらない」的な事を書いたと思うんですが、とうとう撮影方法までジャッキー化しちゃってるっていうね。

だからなのかもですけど、本作の(アクション以外の)ストーリー部分は正直あまり上手くはないっていうか、破綻ギリギリなんですよ。

なので、「映画」として評価すると、お世辞にも素晴らしいとは言えないわけですが、もうね、このシリーズを他の「映画」と並べて評価すること自体がナンセンスなんじゃないかと思うんですよね。

イーサン=トム

例えば、「ジャッキー映画」は、毎回役柄は違っても全部ジャッキー・チェンの映画だし、「ロッキー」とスタローンはほぼイコールですよね。

観客はジャッキーがどんな役でもジャッキーとして応援するし、ロッキーとスタローンを同一視して応援していると思うんです。

本シリーズも同じで、イーサンとトムはほぼイコールだし、ファンもエージェント イーサン・ハントの物語であると同時に、自殺ギリギリのアホみたいなアクションを自分でやっちゃうトム・クルーズの生き様のドキュメントとして本シリーズ応援している部分もあると思うんですね。

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だから、「映画」としては色々足りてないとしても、「M:I」シリーズとしては100点満点だと思うし、本シリーズはそういう在り方の「映画」なのです!

なので、トムがこのシリーズを作り続ける限り、僕も最後まで付き合っていく所存ですよー!(。`・ω・)9"

興味のある方は是非!!!

 

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