今日観た映画の感想

映画館やDVDで観た映画の感想をお届け

タイトル通りの映画!「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」(2018)

ぷらすです。

今回ご紹介するのは、リュック・ベッソン製作のアクション映画『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!』ですよー!

何ていうか、うん、タイトル通りの映画でした。

https://eiga.k-img.com/images/movie/87891/photo/2c51e2db50c8976e.jpg?1509929597

画像出典元URL:http://eiga.com

概要

ボスニア紛争末期のサラエボに派遣されたネイビーシールズが、ナチスの金塊を奪取しようとする痛快アクション。リュック・ベッソンが製作と脚本を手掛け、『イントゥ・ザ・ストーム』などのスティーヴン・クエイルが監督を務める。リーダーを『300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~』などのサリヴァン・ステイプルトン、彼の上官を『セッション』などのJ・K・シモンズが演じるほか、『鑑定士と顔のない依頼人』などのシルヴィア・フークスらが共演。(シネマトゥデイより引用)

感想

ざっくりストーリー紹介

1995年、ボスニア紛争末期のサラエボが舞台。

ネイビーシールズに所属する隊長のマット(サリバン・ステイプルトン)、チーム1の色男イカ(チャーリー・ビューリー)、数学の天才モラン( ジョシュア・ヘンリー)、腕利きの調達屋ダッフィー (ディアミッド・マルタ)、重火器のエキスパートJP(ディミトリー・レオニダス)は、敵の将軍を誘拐する極秘任務につき、作戦は成功するものの敵将校ペトロヴィッチの軍隊と派手な戦いを繰り広げたことから、上司のレヴィン少将J・K・シモンズ)に大目玉を喰らい、3日間の謹慎を言い渡されます。

https://eiga.k-img.com/images/movie/87891/photo/2196401ec363b3ae/640.jpg?1510793788

画像出典元URL:http://eiga.com

その夜、バーに繰り出したマット隊でしたが、バーのウェイトレスのララシルヴィア・フークス)と付き合っていたベイカーは、第二次大戦中、水没した村にナチスがヨーロッパの各国から奪った金塊が総額3億ドルが眠っているという話を聞き、ララから「難民を救うため」秘密裏に水没した村からナチが隠した金塊を引き上げる手助けを懇願されるんですね。

https://eiga.k-img.com/images/movie/87891/photo/fe250ac424fc50c8/640.jpg?1510793789

画像出典元URL:http://eiga.com

イカーから話を聞いたマットは、避難民を救う為に金塊奪還を決意。
5人+ララの6人で、金塊引き上げ作戦を立てます。
しかし、金塊が眠る湖は敵陣のど真ん中にあり、巡回船が見張っている危険な環境。
水深45mの湖底から重さ27トンもの金塊を運び出すのは容易ではなく、また、ペトロヴィッチがマット隊を捜索している事が分かり、彼らは36時間後に勤務地を移動することに。

果たして、マット隊は敵(と上司)の目を掻い潜り、無事金塊を奪還することが出来るのか――という物語。

文字通り、タイトルそのままの内容でした。

ただ予告編を観た段階では、もっとシッチャカメッチャカな映画かと思いましたけど、ストーリー自体は意外と真面目だし、はみ出しものたちが弱者を救うために心意気を見せる下りは60年代の戦争映画っぽい雰囲気もあって、かなり好みでした。

チーム一丸となって不可能を可能に

とはいえ、27トンもの金塊を(敵地の真ん中で)敵に気づかれないよう引き上げるのは至難の業。
しかも、最初は数日に分けて運ぶ予定だったのに、彼らに残された時間は36時間しかないわけです。
一度は諦めたマーク隊でしたが、数学の天才ラモンのヒラメキによって、たった一晩(約8時間)で、金塊を湖から引き上げるという前代未聞の作戦を計画・決行するんですね。

https://eiga.k-img.com/images/movie/87891/photo/5512357bc2fa9206/640.jpg?1510793794

画像出典元URL:http://eiga.com

ロケ地や武器などは全て本物!

本作はドイツ、クロアチア、マルタ、フランスと4か国にまたがって撮影を行い、軍事基地や戦車、戦闘機に至るまで、全て実物を使用。

https://eiga.k-img.com/images/movie/87891/photo/f96ca1cdd6e5a18e/640.jpg?1515636269

画像出典元URL:http://eiga.com

クライマックスの舞台になる水中都市も実在する場所でロケ撮影を行い、マット隊の5人の俳優たちは元シールズのトレーナーから訓練を受けて撮影に臨んだんだとか。

冒頭の街を破壊しながら展開されるド迫力の戦車シーンや、中盤のヘリと戦闘機の息詰まる大チェイス。クライマックス、追い詰められた状況での、水中都市での戦いなどなど、全て本物だからこそのリアリティー溢れる迫力が本作にはあるんですよね。

https://eiga.k-img.com/images/movie/87891/photo/ec5bf95f1d012a5a/640.jpg?1514188171

画像出典元URL:http://eiga.com

ただ、あえて1つイチャモンをつけるなら、夜間の戦闘シーンが多いので映像が観ずらいシーンが多いのは、正直ちょっと残念というか勿体無いって思いました。

実際サラエボでは、大戦や紛争によって多くの人々が亡くなったり難民になった事実もあり、その歴史的な事実や痛みを映画の中だけでも……という試みは、タランティーノ監督の「イングロリアス・バスターズ」にも通じるのかなって思ったりしました。

あと、本作のJk・シモンズは、「上司にしたい俳優ナンバー1」な役柄でしたねー!

https://eiga.k-img.com/images/movie/87891/photo/731ac25d96676174/640.jpg?1510793787

画像出典元URL:http://eiga.com

興味のある方は是非!!

 

▼よかったらポチっとお願いします▼


映画レビューランキング