ぷらすです。
今回ご紹介するのは、ハイロー劇場版第3弾(正確には総集編があるので第4弾)『HIGH&LOW THE MOVIE2 / TND OF SKY』ですよー!
先日ご紹介した劇場第2弾「HIGH&LOW THE RED RAIN」は雨宮兄弟のスピンオフということで、登場人物が少ない分、物語はスッキリ分かりやすかったけど何か物足りない的な事を書いたんですが、本作を観て「そうそう、これこれー!」って思いましたねー!
画像出典元URL:http://eiga.com
概要
映画やドラマ、ライブツアーなどのメディアミックスを展開しているプロジェクトの劇場版『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズ第2弾。収監されていた巨大スカウト集団のリーダーが釈放され、因縁深い「White Rascals」との対立が激化し、SWORD全体を巻き込む戦いへと発展していくさまを描く。前作から続投するおなじみのメンバーに加え、新キャストに中村蒼、NAOTO、小林直己、関口メンディー、津川雅彦、岸谷五朗、加藤雅也、笹野高史、高嶋政宏、木下ほうから多彩な顔ぶれが集結する。(シネマトゥデイより引用)
感想
ここまでのおさらい
えー、前作でハイローの概要についてはザックリお話したので省略しますが、今回は「HIGH&LOW THE MOVIE」のここまでの流れについてザックリ掻い摘んでお話しますね。
舞台は「SWORD地区」(スオード地区)と呼ばれる架空の街。
元々は伝説のチーム「ムゲン」がこの地域一体を仕切っていたんですが、色々あって「ムゲン」解散後、台頭した5つのチームがそれぞれの縄張りを仕切っています。
「SWORD」とは、山王連合会、White Rascals、鬼邪高校(おやこう)、RUDE BOYS、達磨一家の頭文字なんですね。
そんな時、日本にカジノ計画が持ち上がり候補地として「SWORD地区」が選ばれます。
その裏には、カジノの巨大な利権を狙う暴力団組織「九龍グループ」がいて、邪魔者である5チームを潰し、「SWORD地区」を手に入れようと狙っているんですね。
さらに、九龍グループを潰して日本進出を狙う海外マフィアも登場し、三勢力がこの「SWORD地区」を巡って抗争するというのが本シリーズの大まかな流れ。
そして、前作では「ムゲン」に唯一対抗していた「雨宮兄弟」が、九龍グループと政治家や大企業の癒着を記録したデータを手に入れて、それをムゲンのメンバーだった琥珀さんに託すんですね。
画像出典元URL:http://eiga.com / 前作ラストで琥珀さんに九龍グループを壊滅に追い込むUSBを預けた雨宮兄弟。
ラストでは琥珀さんがそのデータの入ったUSBを持って渡米するところで物語が終わったのです。
何しに行ったんすか、琥珀さん!
で、本作。
九龍グループを壊滅に追い込むデータを公表するため渡米した琥珀さんはそのままUSBを持って帰国。
雨宮兄弟に「これは(九龍グループに殺された兄貴の意思を継いで)お前らが公表しろ」とUSBを返すんですよ。
画像出典元URL:http://eiga.com / アメリカまで何しに行ってたんすか、琥珀さん!!(右)
いや、いい話風に言ってるけどさ……、
バカンスか!? バカンスなんすか!? 琥珀さん!!
まぁ、その後、九龍グループの殺し屋部隊とすったもんだのチェイスの末に、ギリギリでデータをネット?に公表するんですけどね。前回のラストの引きは一体なんだったんや…。
一方、山王連合会リーダーのコブラは、九龍グループが壊滅しても、その後「SWORD地区」を狙うであろう海外勢力対策として、他のチームのリーダーに休戦&連携を申し出るわけですが、White Rascalsと達磨一家が反対したことで話し合いは決裂。
White Rascalsが連携を断ったのは、自分たちの宿敵DOUBTのリーダー蘭丸が出所したとの情報を得て抗争に発展することを確信。ほかのチームに被害が及ぶのを懸念しての事だったんですね。
一方、山王地区ではカジノ建設による再開発で、ジリ貧の地元商店街が持ち直すのではという期待が地域にはあって、そんな親を持つ山王連合会メンバーとコブラが対立、チームは分裂の危機に陥り――というストーリー。
まぁ、相変わらずとっ散らかってて、ストーリーはよく分からないんですけど……
細けぇこたぁいいんだよ!(突然の逆ギレ)
このシリーズは、各キャラクターがいかにカッコ良さを見せるか、カッコイイアクションを見せるかが全てで、ストーリーなんてその為の“繋ぎ”に過ぎないんですよ!
ハイローの上手さ
そういう意味で、ハイローは完全なキャラ萌え映画であり、ある意味「テニプリ」や「弱ペダ」、「刀剣乱舞」などの舞台版と同じ2.5次元ものなんですよね。
とにかく人数は大勢いるので1人は必ずお気に入りのキャラが見つかるはず。
さらにキャラクターの見せ方も非常に上手い。
各チームにはそれぞれテーマソングがあって、例えばあるチームが「もうダメだ」っていうピンチの時、チームのテーマ曲が掛かってから、助っ人に駆けつけたチームが登場するシークエンスに、観ているコッチはキタ――(゚∀゚)――!!と、爆アガりするわけですよ!(仮面ライダー的な感じ)
あと、アクションが始まる前のムーブも上手くて、チーム同士の乱闘の前にはそれぞれのメンバーを従えたリーダーのアップ→決め台詞→両軍雄叫びを上げながら激突。みたいな、これまたアガる流れがあります。
この辺の演出は、まさに「戦国バサラ」的とも言えるんじゃないでしょうか。
さらに先日も書きましたけど、チームごとに戦い方のスタイルも違っていて、例えば達磨一家は比較的パワー系の戦い方なのに対し、RUDE BOYSはパルクールベースの空中戦がメインだったり。
そんな感じでアクションシーンをガンガン盛り上げていくし、アクション自体もかなりレベルが高いので非常に見ごたえがあるんですね。
そんな超絶アクションと魅力的なキャラクターをフックに、気が付けば“ハイローの沼”にハマってしまうという仕組みなんですね。
で、本作のクライマックスは、White Rascalsのリーダーのロッキー vs DOUBTの蘭丸による因縁の対決。
画像出典元URL:http://eiga.com / 数にものを言わせてWhite Rascalsを潰しにかかるDOUBT
DOUBTはムショ仲間だったプリズンギャングと共闘、圧倒的戦力差でWhite Rascalsが大ピントに陥ったその時、テーマソングに合わせて、山王連合会を始めとした「SWORD」の面々が駆け、「SWORD」協定結成からの大逆転というありがちだけど激アツな展開でしたよ!(*゚∀゚)=3 ムハー
画像出典元URL:http://eiga.com / 大ピンチのロッキー(左)を助けにやってきたコブラ(右)
これまでは鬼邪高校&達磨一家推しの僕でしたが、本作を観てWhite Rascalsというか、リーダーのロッキーのカッコよさと漢っぷりにグッときてしまいましたねー!
まぁ、ハイローの感想って結局最後はそこに落ち着いちゃうんですけどねw
そしてめでたしめでたしかと思いきや、そこに現れたのは善信吉龍率いる九龍グループ最大派閥にして武闘派の「善信会」
画像出典元URL:http://eiga.com / 本職のヤクザ善信の脅しにも引かないコブラ
善信は、プロの迫力で「降伏か全滅か選べ」と脅しをかけてきて、さすがの「SWORD」協定のみなさんも若干及び腰になったその時、山王連合会リーダーのコブラが善信を前蹴りで吹っ飛ばし「これが答えだ!(`・ω・´)キリ」って……コブラ、カッコイイーーー!!(*」>д<)」オォ───!!
というところで終了ですよ。
いわゆるクリフハンガーってやつです。
ハイローは毎回最後にこのクリフハンガーで締めるので、ついつい気になって続きに手を出しちゃうんですよねーw もちろん続編も観ること確定ですよ!
まぁ、観てない人は多分、「だってEXILEの映画だし…」って思ってると思うんですが(僕も思ってました)、騙されたと思って1回観て欲しいですねー。
そして、もし気に入ったら僕と一緒に、沼にハマってみませんか?(ΦωΦ)フフフ…
興味のある方は是非!!
▼よかったらポチっとお願いします▼
▼関連作品感想リンク▼