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「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」(2016) 感想

ぷらすです。

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を観てきましたよー!(*゚∀゚)=3
賛否分かれてる本作ですが、個人的には超面白かったです!!
というわけで、公開されたばかりの映画だし、今回は出来るだけネタバレしないよう気をつけますが、これから観に行く予定のある方は、感想部分は映画鑑賞後に読んでいただいた方がといいと思います。(うっかりネタバレもあり得るのでー)
いいですね? 注意はしましたよ?

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画像出典元URL:http://eiga.com/

 

概要

様々なスーパーヒーローコミックを有するDCコミック作品の実写化作品。
そんなDCコミックのヒーローを同一の世界観のクロスオーバー作品として扱う『DCエクステンディッド・ユニバース』シリーズとしては『マン・オブ・スティール』に続いての二作目、クロスオーバー作品としては最初の作品となる。
スーパーマン役は前作に引き続きヘンリー・カヴィルバットマン役はダークナイトシリーズのクリスチャン・ベールに変わりベン・アフレック
監督は前作「マン・オブ・スティール」に引き続き、ザック・スナイダーが務める。

 

あらすじ

前作「マン・オブ・スティール」での、スーパーマンヘンリー・カヴィル)とクリプトン星人のゾッド将軍との壮絶な戦いにより、メトロポリスと対岸にあるゴッサムシティーは壊滅的なダメージをうけ、バットマンことブルース・ウェインベン・アフレック)も多くの社員を失ってしまった。

その後、スーパーマンは多くの人々を助け神のように支持される一方で、その強大すぎる力を恐れ危惧する人々も現れ、世論は二分される。

そんな時、スーパーマンことクラークケントは、最愛の恋人ルース・レイン(エイミー・アダムス)を救うため中東のテロリストのアジトに赴くも、怒りに満ちたスーパーマンが暴れた所為で、民間人にも多くの死傷者が出て大問題になる。
しかし、これはある男の策略だった。

 

感想

本作は、前作「マン・オブ・スティール」の続編なんですが、前作のコレジャナイ感は本作のための布石だったのか! と思わず納得の内容でした。

「マン・オブ・スティール」では143分にわたり、ひたすらグジグジグジグジ……悩み続けるスーパーマンを観せられたうえ、ラスボス ゾッド将軍との戦いでは甚大な被害を出してしまったスーパーマンに、「いや、これスゴイ人数が死んでるよね……」ドン引きだったんですが、本作はその続編として、諸々のフラストレーションを解消してくれる映画になってましたー!

導入部

ゾッド将軍との戦いを経てヒーローとして目覚めたスーパーマンは、人助けをして多くの人々から神のように崇められる一方で、そのあまりにも強大すぎる力を危惧する人々も現れ、世論は二分されています。

ゾッド将軍とスーパーマンの戦いで自分の会社を破壊され、信頼する部下まで失ったバットマンことブルース・ウェインもスーパーマンに対して危機感と敵意を持つ一人。

一方、ゴッサムシティーを守るため長年戦い続けているバットマン
悪人をやっつけて警察に引き渡すだけじゃなく、自ら悪人にコウモリの焼印を押しちゃったりする。
で、その印があるヤツは、刑務所でリンチを受けるっていうニュースを見て、新聞社に務めるクラーク・ケント(スーパーマン)もまた、バットマンのやり方に嫌悪感を持ち始めるわけです。

そして、そんな2人を対決させようと色々画策するのが、今回の悪役レックス・ルーサージェシー・アイゼンバーグ)。

個人的には、このレックス・ルーサーのオタクっぽさやウザさはとても良かったんですが、キャラ的に若干ジョーカーと被ってる感じがしました。

分かりづらい部分

本作のバットマンは、ダークナイトバットマンの設定とは違っているっぽいです。
劇中、バットマンのアジトにペンキで落書きされたスーツが出てくるんですが、それはバットマンの宿敵ジョーカーに殺されたバットマンの相棒ロビンのスーツっていう設定らしいですねー。(劇中で説明はないです)

あと、本作に登場する3人目のヒーロー(ヒロイン)ですが、この人はDCコミックの人気キャラクター「ワンダーウーマン」
僕はワンダーウーマンの名前とビジュアルは知ってたんですが、ネットで調べてみるとアマゾン族のプリンセスにして神と人間のハーフなんだそうです。

そのほかにも『メタヒューマン』という名称で、ちょこっと映像のみ登場するのが、超スピードで動く「フラッシュ」、機械の体を持った「サイボーグ」、海底王国アトランティスの王「アクアマン」だそうで、いずれもDCコミックのファンならピンとくるヒーローみたいですね。
そして今後、このシリーズは彼らが協力して敵と戦う「ジャスティン・リーグ」へと進んでいくらしいです。いわばDCコミック版『アベンジャーズ』ですね。……あれ、グーリン・ランタンは…?

本作のテーマはずばり正義

 本作のテーマは、ズバリ「正義とは何か」です。
その強大すぎる力ゆえ、その気になれば地球もまるっと滅ぼしかねないスーパーマン
実際「マン・オブ~」では多くの死傷者を出しちゃってます。

本編の中で、メキシコの死者の祭りで怒った火事から逃げ遅れた少女を救ったスーパーマンが人々に崇められるシーンは、まさにその象徴とも言える絵面で、彼を囲む人々の半分くらいはドクロメイク(死者の祭りではお馴染みのメイク)をしてるんですね。
つまりこれは、スーパーマンという人知を超えた力は多くの人を救う一方で、彼の力は多くの犠牲を出してしまうというメタファーだと思います。

http://image.eiga.k-img.com/images/movie/79813/gallery/sub01_large.jpg?1452575777画像出典元URL:http://eiga.com/

バットマンことブルース・ウェインは映画冒頭で、目の前でスーパーマンの強大な力を目撃し、さらにその犠牲になった人々、つまりスーパーマンという『力』の負の側面をその目で見ているわけで、スーパーマンを倒せる力を手にれておかないと……という妄執に取り付かれるのも仕方ないのかなーと。

一方で、バットマンは持てる技術をフルに使って作り上げた鎧、バットマンスーツやバットモービル、数々のハイテク武器で、長年悪党を粛清してきたヒーローではありますが、彼の立場はあくまで自警団。つまりただの人間です。
そして、彼は人間である自分の限界を知っていて、綺麗事だけでは倒せない敵がいることも知っている。スーパーパワーを持つ異星人 スーパーマンには理解できない人間の負の感情も知り尽くしたうえで、己の正義を貫いているんですね。

本作はいわば、神と人間、それぞれのアイデンティティの対決でもあります。

「マン・オブ~」と本作

本作はなんと2時間40分という長尺な作品ですが、それでも前作「マン・オブ~」に比べると遥かに面白くて、体感時間もずっと短く感じました。
というのも、前作はいわば本作への壮大な前フリであり、スーパーマンの実写映画と聞いて誰もが想像する彼の活躍がほとんど描かれないフラストレーションを、本作はほぼすべて解消しているからです。(「マン・オブ~」が好きな人、スイマセン)

 スーパーマンバットマン、ワンダーウーマンそれぞれの『見せ場』もちゃんと用意されてるし、ヒーローの負の面を描きながらも「vs」映画として、また各キャラクターの『ツボ』もしっかり押さえられていて、僕は観ている間ずっと飽きることなく前のめりに楽しむことができました。

もちろん、ストーリー的に「んん???」ってなる『アラ』はあるものの、その分ド派手な絵力でグイグイ引っ張られていくし、展開も早いのがいいですね。
ただ、「マン・オブ~」を観てないとイマイチ内容が分からないかも。

というわけで、これから観ようという人は、先に「マン・オブ・スティール」は見ておいたほうがいいかもしれないですねー。

興味のある方は是非!!!