ぷらすです。
今回ご紹介するのは、前作『ピッチパーフェクト』の本国アメリカでのヒットを受けて2015年に公開されたアカペラに青春をかける青春映画、続編『ピッチ・パーフェクト2』ですよー!
前作が面白かったので、早速レンタルしてきましたー!
画像出典元URL:http://eiga.com/
概要
YouTubeで火がつき、世界的に広がっていった女性アカペラグループの青春コメディー映画『ピッチ・パーフェクト』の続編。
前作・本作ともに、アカペラ大会の女性コメンテーター役兼制作に名を連ねていた女優エリザベス・バンクスが本作で長編監督デビューした。
出演はアナ・ケンドリック、レベル・ウィルソン、ブリタニー・スノウなど、前作と同じキャストが演じている。
あらすじ
前作で全米大学のアカペラコンテストで優勝したバーデン・ベラーズは、オバマ大統領の生誕記念式典でのパフォーマンス中に太っちょエイミー(レベル・ウィルソン)が大失態、全米アカペラ協会から厳しい処分を言い渡される。
交渉の末にアカペラ世界大会で優勝すれば処分は取り消し、優勝できなければベラーズは解散という状況の中、グループのリーダー ベッカ・ミッチェル(アナ・ケンドリックス)はメンバーに内緒で、レコーディングスタジオでインターンを始める。
感想
前作が非常に面白かったので、続編である本作も観なくては! と、レンタルしてきました。
前作の感想はこちら
前作の感想でも書いたとおり、ぶっちゃけ内容なんかどうでも良くって、本作の魅力は何と言っても音楽です。
内容的には、前作で全米大学アカペラ大会優勝したベラーズの、その後の物語。
なので、まずは前作から観ないと物語が全くわからないと思います。
始まりから終わりへ?
前作で、伝統のスタイルを重んじるあまりすっかり落ち目になったうえ、リーダーオーブリー(アンナ・キャンプ)のある『体質』のせいで崩壊寸前のアカペラグループ「バーデン・ベラーズ」に新メンバーが加入し、衝突を繰り返しながら復活していくという『始まりの物語』だったのに対し、本作では、前作で新入生だったメンバーも卒業間近の4年生。もうすぐ別れ別れになっていくという『終わり』の物語になっています。
前作で全米大学アカペラ大会優勝したベラーズはアメリカ中の人気者になっていて、オバマ大統領の生誕記念式典でノリノリのパフォーマンスをしているシーンから物語はスタート。(ちなみにオバマ大統領は本人だそうですよ)
ド派手なパフォーマンスとハーモニーに盛り上がる観客、メンバーは前作のと同じなので観ているこっちも盛り上がります。
そして満を持して太っちょエイミーが宙吊りで登場。
ノリノリで歌い、逆さ吊り状態になったところで事件が起こります。
なんと、開脚状態で逆さ吊りになったエイミーのパンツのお股の部分が破けてしまい、しかもエイミーはノーパンだったので、テレビを通してエイミーの大切なトコロが全米のお茶の間に流れちゃうんですね。
この大失態でベラーズは栄光から一気に転落、アカペラ協会から罰として大会の優勝と、新入生の勧誘禁止、全米ツアーの取り消しを言い渡される始末。実質上の解散宣告です。
しかしリーダーのベッカが交渉の末に、世界大会で優勝すれば処分の取り消しを取り付けるんですね。
そんなベッカは卒業後の進路としてレコーディングスタジオでインターンを始めていて、そのことをメンバーには言えずにいるんですね。
前作で副リーダーだったクロエ(ブリタニー・スノウ)が卒業後の不安とベラーズが好きすぎてに3回も留年する入れ込みようなので、言うに言えないっていう状態。
本作はそんなベラーズのいわば最後の舞台なわけで、つまり『終わり』の物語になってるわけです。
前作の宿題を片付ける物語
前作では弱小化したチームが復活するまでを描いたんですが、本作では前作の中で消化しきれなかったエピソードの回収がメインになっています。
また、前作同様にチーム対抗で行うアドリブアカペラバトル『リフオフ』のシーンや、本作のライバルであるドイツのアカペラチーム 『ダス・サウンド・マシン』(DSM)を始め、同じ大学の男性グループ「トレブルメーカーズ」や大学OBチーム、インド、カナダなどのチームなど、沢山のチームがアカペラを披露しています。
そして、YouTubeでも話題になったプラスチックのカップや身体でリズムを取りながら歌う"Cups"も、ここ一番のシーンでバージョンアップしながら登場。観ているこっちのテンションもマックスですよー!
アナ・ケンドリックス "Cups"のPV
前作同様下ネタや下品・不謹慎なネタも満載なので、嫌いな人は嫌いかもですが、気持ちのいい音楽に乗るだけでも気分の上がる映画です。
興味のある方は是非!