ぷらすです。
今回ご紹介するのは、男性ストリッパーを主人公にした2013年公開作品『マジック・マイク』の続編、『マジック・マイクXXL』ですよー!
前作が面白かったので本作も早速レンタルしてみましたー!
画像出典元:http://eiga.com/
aozprapurasu.hatenablog.com 『マジック・マイク』感想↑
概要
前作『マジック・マイク』の三年後を描いた続編。
主演のマイク役チャニング・テイタム他、マット・ボマー、ジョゼフ・マイケル・マンガニエロ、ケビン・ナッシュ、アダム・ロドリゲスら前作のメンバーが登場、セクシーなスロリップダンスを披露している。
監督はグレゴリー・ジェイコブズ。
あらすじ
ストリッパーを引退して3年、オーダー家具の製造販売ビジネスの夢を叶えたマイク(チャニング・テイタム)の元に、ストリッパー仲間だったターザン(ケビン・ナッシュ)から、元オーナー ダラス死亡の報を受け、通夜に駆けつける。
しかし、それはマイクを必要としていた仲間たちの嘘であり、ダラスに捨てられた彼らは、マートル・ビーチで開催されるストリップ大会をストリッパーとしてのラストステージにしようとしていたのだった。
色々思うところのあったマイクは、チームに復活。
仲間たちと最後のステージに立つため、共にマートル・ビーチに向かうのだった。
感想
前作から三年、ストリッパーを引退したマイクは念願のオーダー家具のビジネスを開始。しかしまだまだ商売は軌道に乗ったとは言えないような状態。
そんなある日、マイクのもとにストリッパー時代の仲間ターザンから、「ダラスが旅立った」という連絡が。
こうして、マイクがチームの仲間たちの元に行くところから、物語はスタートします。
続編というよりも……。
本作は要するに、一度はストリップを引退したマイクが、仲間たちとともに『最後』のステージに立つまでの物語です。
しかし、ぶっちゃけストーリーがどうこうという映画ではなく、そういう意味では『続編』というよりも本作自体が前作のボーナストラックのような印象の作品でした。
いや、一応物語はあるんですよ?
前作でストリップチームを率いていた店のオーナー ダラス(マシュー・マコノヒー)に捨てられたチームメンバーは、最後の晴れ舞台として男性ストリップの大会に出場を決め、そのためにマイクに連絡をとるんですね。
一方マイクは夢は掴んだものの現実は厳しく、商売も軌道に乗ったとは言えない状態。
そして、心のどこかでストリップに未練があるわけです。
そんな彼らが、大会に向かう途中、様々な傷を抱える女性を癒し、女性に助けられながら大会会場に向かう、ある種のリードムービーでもあり、卒業映画でもあります。
とはいえ、ドラマ自体は本当に薄く、個人的な感想としては彼らのダンスシーンの繋ぎのための添え物のような感じでした。
なので、『物語』の続きを期待すると肩透かしを食らってしまうかもですねー。
ダンス、キャッキャ、そしてダンス
その分、ダンスシーンは前作以上に力が入っています。
チャニング・テイタムの家具工場でのダンスから始まって、道中のパブでの飛び入りダンス、マイクの古い知り合いの店でのダンスと歌、ラストの大会でのダンスと、とにかくダンス三昧。
その合間に、最初はぎこちなかったマイクとメンバーたちがキャッキャしているシーンが盛り込まれてるんですね。
前作に比べて良かったのは、このキャッキャシーン&ダンスシーンで、前作ではあまり目立たなかった、チャニングテイタム以外のメンバーたちが活躍していたこと。
特にケン役のマッドボマーはダンスだけでなく歌も披露したり、ほかのメンバーたちもそのキャラクターに合ったダンスを披露しています。
逆に残念だったのは、前作で見せたチームのダンスはなく、それぞれのダンスが順番に披露されていたことですかねー。
個人技もいいけど、個人的にはチームの団体芸も欲しかったかなー。
とはいえ、クライマックスのチャニングテイタムとスティーブン・“トゥイッチ¨・ボス
が鏡合わせに踊るダンスは見ごたえがあったしかなりアガりましたけどね。
なので、本作は基本的に前作ファンの人のための『豪華なオマケ』的な要素が強く、正直、前作を観てないと楽しみ方が分からないかもしれないです。
興味のある方は(前作も一緒に)是非!