ぷらすです。
今回ご紹介するのは、先日アップした『怪盗グルーの月泥棒』の続編、『怪盗グルーのミニオン危機一髪』ですよー!
前作で、すっかりグルーや娘たち、そしてミニオンズにハマってしまい、早速続編をレンタルしてしまいましたー!
画像出典元URL:http://www.amazon.co.jp
概要とあらすじ
2013年公開の米3Dアニメーション映画。
前作の登場人物や関係を引き継いで作られたユニバーサル・ピクチャーズの大ヒット映画の続編。
前作で世界一の悪党を目指していた怪盗グルー(スティーヴ・カレル/笑福亭鶴瓶)は、3人の娘たちとの出会いですっかり心を入れ替え、ミニオンズたちに支えられながら事業を始め、マイホームパパを目指していた。
そんなある日、彼は「反悪党同盟」という組織に引き抜かれ、相棒のルーシー(クリスティン・ウィグ/中島 美嘉)と共にある事件の犯人を探すハメになる。
一方、グルーの部下ミニオンズたちは、何者かに次々誘拐されていくのだった。
監督は、前作から引き続きピアー・コフィンとクリスルノー。
キャストもグルー役のスティーブ・カレルを筆頭に、同じ役者が揃った。
新キャラのルーシーにはクリスティン・ウィグ(翻訳版は中島 美嘉)が新たに参加している。
感想
先週、前作の感想を書いた、『怪盗グルーの月泥棒』が気に入りすぎて、早速続編をレンタルしてきてしまいました!
前作の感想はこちら
先に結論から書くと「もーー! こいつら大好きだー!」とw
前作では、人間嫌いのグルーが、あるキッカケで引き取った孤児の3姉妹と家族になるまでの物語ですが、本作では既に関係の出来上がったグルーと三姉妹の関係を更に掘り下げていく作りになってるんですね。
悪党廃業、父親を目指すグルー
前作では世界一の悪党を目指し、月を盗んだグルー。
その後色々あって彼は悪党を廃業し、三姉妹の良き父親になるべくヘンテコ生物ミニオンズや盟友のネファリオ博士と共に、ゼリーとジャムを製造する事業を起こして頑張る日々。
末っ子のアグネス(エルシー・フィッシャー/芦田愛菜)の誕生会で、彼女を喜ばせるために骨を折るグルーと、そんなグルーを気遣うアグネスの関係に、前作からしっかり信頼関係が出来ていることが分かります。
また、中年独身のグルーの為に三姉妹が婚活ネットに登録しようとしたり、次女イディス(デイナ・ゲイアー/矢島 晶子)は、グルーの母に武道を教わってたり(そのシーンはないけど、彼女の身のこなしや行動で分かるようになっています)、長女のマーゴ(ミランダ・コスグローヴ/須藤 祐実)のボーイフレンドにグルーが嫉妬しちゃったり。
お前らしっかり家族してんなーと、観ているこっちも思わずほっこり。.+:。(´ω`*)゜.+:。
ヘンテコ生物ミニオンズたちも、相変わらず可愛いですしねw
キャラクターの細やかな表情描写が素晴らしい
本作の特徴は、何といってもグルーや娘たちの細やかな表情描写なんじゃないかと思います。
カートゥーンらしいキャラの表情や動きの面白さはしっかり残しながらも、(特に)人間のキャラクターの表情を描写することで細かい感情が観ているこっちにも伝わるようになり、キャラの魅力も増したし物語に入りやすくなった印象。(2作目だからってのもあると思いますけど)
その分、今回ミニオンズたちが賑やかしのコメディーパートを担っていて、役の振り分けがハッキリした印象がありました。
逆にそれぞれの役割がハッキリしたことで、ミニオンズとグルーの関係は若干薄まってしまった感がないでもないかなーなんて思ったりしましたが。
ついにグルーに春がくる!?
前作では憎めない悪党として、本作では父親として奮闘するグルーですが、前作で彼が悪党になっていくのは、母親に認められたいという動機がありました。
そして、本作では何故、グルーが結婚しなかったかの理由が分かります。
もうね、その原因とも言うべき回想シーンでは、多分世界中の非モテ男子が涙してしまうんじゃないかと。
本作ではある事件を発端に、そんなグルーが新キャラのルーシーに恋心を抱くわけですが、その行動が何ともじれったくて、もう思春期の中学生かと。
でも、前作から通しで観ているこっちとしては、なんとかグルーに幸せになって欲しいって応援したくなっちゃうんですよねーw
あと、近所のおせっかい女の紹介でデートする羽目になった女が心底憎たらしいんですけど、監督は昔、何か苦い経験でもあったのかしらんw
結論
続編ということで、どうしても前作との比較になっちゃうんですけど、キャラ紹介や関係性は既に前作で描かれている分、最初から物語にすんなり入っていくことが出来ました。そして、画的なスケールもアップしていたように思います。
逆に上記の理由で、物語的には前作より若干薄くなったような印象もないではないですが、その分はミニオンたちもパワーアップしていて補完してくれてるので、僕は楽しく観ることができましたねー。
多分、前作が面白かった人なら「また、こいつらに会えた」っていう気持ちになるんじゃないかなと思いますよ。
興味のある方は、(前作と合わせて)是非!!