ぷらすです。
今日の朝一の回で、年明け5日から絶賛公開中の『キングスマン:ゴールデン・サークル』を見てきましたよー!
衝撃の前作から2年、キャストも内容もパワーアップした彼らが帰ってきましたー!!・:*+.\*1/.:+
というわけで、まだ公開されたばかりの作品だし、前作ファンの人も多いと思うので、できるだけネタバレしないように注意して書きますが、これから本作を観る予定の方は、先に映画を観てからこの感想を読んでくださいねー!
いいですね? 注意しましたよ?
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あらすじと概要
コリン・ファースが粋なスパイを演じてヒットした『キングスマン』の続編。スパイ組織「キングスマン」の本拠地が壊滅状態に陥る中、敵を追ってアメリカに渡るスパイの奮闘を描く。マシュー・ヴォーン監督、タロン・エガートンやマーク・ストロングらが続投し、新たにハル・ベリーやチャニング・テイタムらが参加。
ストーリー:謎の組織「ゴールデン・サークル」によって、ロンドンにある高級スーツ店を隠れみのにしたスパイ組織「キングスマン」の根城がつぶされてしまう。残ったのは、以前スカウトされて腕を磨いたエグジー(タロン・エガートン)と、教官でありメカ担当のマーリン(マーク・ストロング)だけだった。二人は敵を追い、同盟組織の「ステイツマン」の協力を求めてアメリカへ渡る。(シネマトゥディより引用)
感想
キングスマンとは
2014年に公開された、マーク・ミラーとデイヴ・ギボンズによるコミック『キングスマン:ザ・シークレット・サービス』の実写映画化作品です。
どの国にも属さない世界最強のスパイ機関「キングスマン」の活躍と、亡き父の後を継いでキングスマンのスパイとなる道を選んだ青年ゲイリー・“エグジー”・アンウィン( タロン・エガートン)の成長を描いたスパイ映画。
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露悪的なまでに過激な描写で、ヒーローに憧れる少年の成長とヒーローの“リアル”を描いた「キックアス」のマシュー・ヴォーン監督が、荒唐無稽なスパイ組織や秘密道具、不謹慎な人体破壊ギャグなどを織り交ぜながら描いた、ダニエル・クレイグ版007などシリアスなスパイ映画へのカウンター的作品です。
続編となる本作では、すっかり一人前のスパイになったエグジーや、前作でエグジーを育てる先輩ハリー(コリン・ファース)、彼らのサポーターとして活躍したマーリン(マーク・ストロング)などが続投。
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さらに本作では、謎の組織「ゴールデン・サークル」の攻撃でピンチに陥ったキングスマンと共闘する同盟組織「ステイツマン」も登場。前作からさらにパワーアップした物語になっているんですねー!
前作以上の豪華メンバー
で、エグジーらと共に「ゴールデン・サークル」に立ち向かう米国の組織「ステイツマン」のメンバーとして、ハル・ベリー、チャニング・テイタム、ジェフ・ブリッジス、ペドロ・パスカル。
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「ゴールデン・サークル」のサイコな女ボス ポピー・アダムズ 役に、ベテラン名女優のジュリアン・ムーアと、超豪華なメンバーが勢ぞろいしていますよ!
さらに、(これはCMでも登場してるのでネタバレにはならないと思いますが)なんと、 エルトン・ジョンが本人役で登場してるんですねー!
余談ですが、本作でハル・ベリーはネットをハッキングして、ステイツマンのメンバーをサポートする“ジンジャー”というキャラクターを演じているんですが、このジンジャーという役名は2001年公開の「ソードフィッシュ」オマージュかな? なんて思いましたねー。
今度の舞台はアメリカ!?
前作では貧民層で街のチンピラだったエグジーが、大先輩のハリーに英国紳士としての「マナー」を教えられて一人前の男になるという物語でもあったのですが、本作ではそんな彼らが自国を離れ、型破りな“米国式マナー”の洗礼を受けることになります。
といっても、カウボーイにバーボン、投げ縄などなど、イギリス人の目線を通して“カリカチュア”された異国文化がてんこ盛りで、この辺はコミック原作ならではのデフォルメっぷりなんですよね。
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キングスマンの表向きの職業が高級テーラーだったのに対し、ステイツマンはウィスキー工場という設定も面白かったですねー。
また、「ゴールデン・サークル」の女ボス ポピーが、ジャングルの奥地隠れ家に祖国アメリカの町並みを再現してるのは、「地獄の黙示録」のカーツ王国オマージュかな? 思ったりしました。
他にも、歴代007オマージュも随所に散りばめられてましたねーw
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前作よりもパワーアップ! だけど…。
映画冒頭、エグジーがイキナリ襲われてスタートするカーチェイスシーンで、もう僕の興奮はマックス!
見かけはただの古いタクシーなのに、昔の007を思わせるガジェットが仕込まれているのもサイコーだったし、相変わらずおもちゃ箱をひっくり返したような秘密道具の数々や、スタイリッシュなアクション、コメディーシーンも満載なんです。が、前作に比べればパンチに欠けるというか…。
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もちろん、続編なので観ているこっちが「キングスマン」の世界に慣れてる部分もあるんですが、前作がR-15指定だったのに対し、今回はPG-12指定だからか、露悪的で不謹慎な人体破壊描写はかなり控えめ。
また前作で強烈なインパクトを残した、両足義足の女殺し屋ガゼルのような、インパクトのある悪役がいなかったのもちょっと残念でしたねー。
その代わりになるのが「彼」なんでしょうけど、そこまでのインパクトはなかったというか。
前作の「威風堂々」に乗せて繰り広げられる、超不謹慎すぎて思わず笑っちゃう、ヌケのいい“悪ふざけ”が今回はなかったのも、ちょっと残念だったかも。
この辺は好みの分かれるところかもですが、全体的に表現がマイルドになっているんですよね。
まぁ、その分各キャラクターを掘り下げるようなストーリーになってたし、小五脳全開のガジェットやアクションは超楽しかったので、個人的には全然アリだったし、観終わったあとはずっと、「カントリーロード」のメロディーが頭から離れませんでしたよー!
ひとつ言えるのは、本作を楽しむなら、前作は押さえておいたほうがいいってことでしょうか。前作の引用や、流れを踏まえているシーンも多いですしねー。
ともあれ、是非、劇場の大画面で堪能して欲しい作品でした!
興味のある方は是非!!
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