ぷらすです。
観てきましたよー!
ジャッキー最新作『ポリス・ストーリー/REBORN』
まぁ、事前に「ポリス・ストーリー」シリースではないというのは耳に入ってたんですが、それを知ってても、度肝を抜かれる超展開だったし、近年のジャッキー作品の中では、一番満足度の高い作品でしたねー!
というわけで、今回は公開直後の映画なので、出来るだけネタバレは避けるように書きますが、内容的にある程度踏み込む部分もあると思うので、これから観に行く予定の方や、ネタバレは嫌!って人は、映画を観てからこの感想を読んでくださいね。
いいですね? 注意しましたよ?
画像出典元URL:http://eiga.com
概要
ジャッキー・チェンが主演を務めたアクション。香港の国際捜査官、犯罪組織、ハッカーらが因縁のバトルを展開する。『人魚姫』などのショウ・ルオ、チェリストとしても活動しているオーヤン・ナナ、エリカ・シアホウらが共演。ジャッキーは、オペラハウスの屋上で撮影された危険なスタントや、カーチェイスなどを披露している。(シネマトゥディより引用)
感想
「ポリス・ストーリー」ではない
まず、この映画は邦題では「ポリス・ストーリー」になってますが、原題は「机器之血/機器之血 英題:BLEEDING STEEL」で、ポリス・ストーリーシリーズではないんですね。
ポリス・ストーリーのオリジンシリーズは、
『ポリス・ストーリー/香港国際警察』【警察故事】(1985)
『ポリス・ストーリー2/九龍の眼』【警察故事 續集】(1988)
『ポリス・ストーリー3』【警察故事III/超級警察】(1992)
『ファイナル・プロジェクト』【警察故事4之簡單任務】(1996)
の4本で、この4本とは別設定、別世界だけど、ポリス・ストーリー(警察故事)のタイトルがついてるのが、
『香港国際警察/NEW POLICE STORY』【新警察故事】(2004)
『ポリス・ストーリー/レジェンド』【警察故事2013】(2013)
の2本。別作品だけど邦題に「ポリス・ストーリー」がついてるのが、
『新・ポリス・ストーリー/Pom Pom』【神勇雙響炮】(1984)
『新ポリス・ストーリー』【重案組】(1993)
そして本作『ポリス・ストーリー/REBORN』【机器之血/機器之血】(2017)の3本で、本作の場合、日本では『ポリス・ストーリー』ユニバース10本目を飾る記念作という形で公開されているんだそうです。
まぁ、まったく関係のない海外作品が、邦題ではシリーズものにされるのはよくある事(「サスペリア」と「サスペリア2」や、サモ・ハン主演だと全部「デブゴン」にされるとか)だし、ぶっちゃけコッチも慣れっこなんですが……
なんと、本作はまさかのSF!
これには流石に度肝を抜かれましたねー!ww
いや、確かにCMでもそれっぽい人出てきてたけどさw
あと、本作ではジャッキー自ら収録し直した「英雄故事」(ポリスストーリーのテーマソング)を主題歌にしてるのも、色々とややこしさに拍車をかけてるんですよねw
ここ数年で一番ジャッキーらしいアクションが楽しめる作品
でもね、そんな事はどーでもいいんですよ!
ジャッキーが刑事を演じてれば、それはもう「ポリス・ストーリー」でいいのです。
で、ここ数年。具体的に言うと『ポリス・ストーリー/レジェンド』以降のジャッキー出演映画の中で、本作は一番“ジャッキーアクション”を堪能出来る作品になってます!
冒頭、敵に狙われる証人を保護するシークエンスでの、ド派手な銃撃戦&爆発シーンや、女幹部率いる敵軍団とオペラハウスの舞台での格闘シーン。
そしてCMでも使われているオペラハウス屋上からのスタントなどなど。
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基本シリアスな内容ながら、アクションの中にしっかりコメディー要素を入れたり、お得意のアクションをセルフパロディーしたり、カーチェイスまで。
もちろん老齢に差し掛かっているジャッキーなので、スタントダブルやCGは使ってるし、ワイヤーなどを使用して安全面も考慮されてるけど、爆発シーンなんかはセットの中で実際に爆発させたりしててグッとリッチな映像になってるし、ハリウッドのやり方を取り入れたアクション+ジャッキーのアクションって感じで、見応えは充分。もう、大・満・足!
でしたよー!!
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「英雄故事」の流れるエンドロールではちゃんとNG集も入っていて、何かちょっと泣きそうになりましたねー。
近年のジャッキーは、若手俳優と組んで、自分は一歩引いた感じの役柄も多かったんですが、本作ではジャッキー全開って感じで、そういう意味では久しぶりにジャッキー映画観てるなーって感じがしました!
そりゃぁ全盛期のジャッキーに比べれば、動きは重いしキレだってあまり良くないんですけど、足りない部分はハリウッド式のやり方やCGなどを柔軟に取り入れてカバーしつつ、今現在の全力アクションを観せてくれるジャッキーはやっぱり映画人として凄いって思いましたねー。
興味のある方は是非!
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