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何げにキャストが豪華「Z Bull/ゼット・ブル」(2019)

ぷらすです。

今回ご紹介するのは、「未体験ゾーンの映画たち2019」で公開された変形?ゾンビ映画Z Bull/レッド・ブル』ですよー!

確か、映画監督でスクリプトドクターの三宅隆太さんが「アフター6ジャンクション」で紹介されてて、レンタルが始まったので早速借りてきました。

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画像出典元URL:http://eiga.com

概要

『ワイルド・ブレイブ』などのリン・オーディングが監督を務めたホラー。軍事企業の本社ビルを舞台に、凶暴化した者たちを相手に戦う人々を活写する。『ガンズ&ゴールド』などのブレントン・スウェイツ、『ドント・ブリーズ』などのジェーン・レヴィ、『デッドプール』シリーズなどのカラン・ソーニ、『シャザム!』などのザカリー・リーヴァイらが出演。(シネマトゥディより引用)

感想

ゾンビものの亜種

以前も別の映画の感想で書いた気がしますが、本作はエナジードリンクの失敗作を飲んだ軍事企業の社員が凶暴化して社内が地獄と化す。という、いわゆる“ゾンビもの”のテンプレで作られたブラックコメディーです。

原題は「Office Uprising」でGoogle先生で翻訳すると“オフィス蜂起”となり、「ゼット・ブル」という邦題は明らかに“翼を授ける”でお馴染みの、あのエナジードリンクとゾンビのZを引っ掛けたタイトル。

まぁ、本作に限っては、結構上手い邦題をつけたなーって思いましたねー。

ざっくりストーリーを説明すると、軍事企業の大手「アモテック社」に幼馴染サマンサジェーン・レヴィ)の紹介で勤めているボンクラ主人公デズモンド(ブレントン・スウェイツ)が、いつものように出社すると写真は全員凶暴化して、彼らの殺し合いで会社ビルは凄惨な状況に。

どうやら原因は前日配られたエナジードリンクゾルト”らしく、デズモンドは飲んでいなかったので助かったが、幼馴染のサマンサは缶の半分を飲んでいたせいで中途半端に凶暴化。

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デモンズはサマンサを台車に縛り付け、ラマダンでゾルトを飲んでいなかった同僚でムスリムムラト(カラン・ソーニ)や、会社の合併で前日リストラされ荷物整理にやってきていた年配社員のレントワース(カート・フラー)と共に会社を抜け出そうとするが――という内容です。

ゾンビ化した嫌な同僚やムカつく上司を遠慮なくぶっ殺せるという設定は、会社勤めの観客にとっては観ていてスカっとするだろうし、内容も軽いコメディーなので罪悪感なく観られて、今後「社内ゾンビもの」は流行るかもって思いましたねー。ただ、物語は広げづらいのでどれも似たような内容になりそうですが。

本作も、昨年「未体験ゾーンの映画たち」で公開された「Z Inc. ゼット・インク」と設定・物語がほぼ一緒ですしね。

タイトルも似てるし、シリーズ化されたのかと思ったくらいですよw

普通に楽しめるが……。

勝ち組になること=人生の全てと考えていた主人公が、出世より大事なものがある事に気づく「Z Inc. ゼット・インク」と違って、本作の肝は、ボンクラ・スチャラカ・役立たずと三拍子そろった主人公が、密かに片思いしていた幼馴染を救うため頑張るってところ。

大人になりきれないボンクラ青年が苦難を乗り越えて大人になる物語が主軸になっているんですね。

つまり、ゾンビ化した社員たちは、デズモンドが大人になる為の通過儀礼的役割なのです。

それはまぁ、ある意味で王道とも言えるけど、設定や物語が「Z Inc. ゼット・インク」に似通っていることも含めて、これといった目新しさはないんですよね。

そこは好みの問題だと思うけど、「どちらがオススメか」と聞かれれば僕は、迷いなく「Z Inc. ゼット・インク」の方を推しますねー。

本作は物語がストレートで観やすいけど、その分、捻りがないので個人的には物足りないんですよ。

わりと豪華なキャスト

そんな本作、ルックは完全にB級映画なんですが、キャストはわりと豪華だったりします。

主人公デズモンドを演じるのは、「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」でヘンリー・ターナー役を演じたイケメン俳優レントン・スウェイツ

ヒロインのサマンサを演じたのは、「ドント・ブリーズ」でロッキーを演じたジェーン・レヴィ

ムスリムの青年ムラトを演じたのは「デッドプール」2作でタクシー運転手ドーピンダー役を演じたカラン・ソーニ

主人公の敵となる上司のナスバウムを演じたのは、なんと「シャザム!」で変身後の主人公シャザムを演じたザッカリー・リーバイですよ!

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画像出典元URL:http://eiga.com / ラスボスはDCヒーロー「シャザム!」のザッカリー・リーバイ

まぁ、「シャザム!」の前に製作されてるようだから、ザッカリー・リーバイをキャスティング出来たんでしょうけどもw

そんな感じで、個人的には物足りなかったけど普通に楽しめる作品なので、会社で嫌なことがあった時、ストレス発散で観るにはピッタリな作品じゃないかと思いましたねー。

興味のある方は是非!

 

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