今日観た映画の感想

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ベッソンの小五男子マインドと題材がバッチリ噛み合った映画「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」(2018)

ぷらすです。

今回ご紹介するのは、リュック・ベッソン3年ぶりの監督作『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』ですよー!

ベッソンの小五男子マインドと題材が奇跡的にガッチリ噛み合った超面白い映画でしたー!!(*゚∀゚)=3

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概要

数々の名作を手掛けてきたリュック・ベッソンが監督と脚本を務め、人気SFコミックを実写化。宇宙の平和を守るエージェントたちが、ある宇宙ステーションの裏でうごめく陰謀に立ち向かう。『ディーン、君がいた瞬間(とき)』などのデイン・デハーン、『スーサイド・スクワッド』などのカーラ・デルヴィーニュ、『クローサー』などのクライヴ・オーウェンらが出演。銀河を股にかける冒険とそれを具現化した映像に期待。(シネマトゥデイより引用)

感想

僕が子供の頃、フランス映画のイメージといえば「エマニエル夫人」でした。
多分、ヌーヴェルヴァーグの波が過ぎ去って、フランス映画といえば恋愛・エロチシズム・文学的な小難しい作品というイメージが定着していたんだと思うんですね。

そんな、おフランス映画界に風穴を開けた立役者がリュック・ベッソンで、日本でも「ニュー・フレンチ・アクション・シネマ」として紹介されたりしてたそうです。

「レオン」(1994)の世界的ヒットで一躍有名になり、その後ヨーロッパコープの社長となったベッソンは、脚本・制作・監督として数々のアクション映画を世に送り出してきたわけですが、正直に言うと僕は「フィフスエレメント」(1997)以降のベッソンが関わる作品はどれもイマイチだなーって思ってたんですよね。

何ていうか、作品に見え隠れする彼の小五男子的幼稚さが悪目立ちしちゃうというか。

しかし、本作「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」は、そんなベッソンの小五男子マインドと、原作であるフランスの漫画(バンド・デシネ)シリーズ『ヴァレリアンとローレリーヌ』という題材がガッチリ噛み合っていて、久しぶりに超面白い映画になってましたよー!

ざっくりストーリー解説

西暦2740年。
宇宙の平和を守るため、銀河をパトロールしている連邦捜査官のヴァレリアン(デイン・デハーン)とローレリーヌ(カーラ・デルヴィーニュ)は任務のため、長い年月を経て拡張を続け、あらゆる種族が共存し"千の惑星の都市"と呼ばれる宇宙ステーション「アルファ」へと向かいます。

多種多様な種族によって繁栄しているアルファでしたが、その裏にはある秘密と陰謀がが存在し……。という物語。

映画冒頭、地球の軌道衛星上にある宇宙ステーションにあらゆる国の人達がやってきて、さらに様々な宇宙人もやってきて宇宙ステーションがどんどん巨大化し、やがて「独立した惑星」として地球を離れるまでの時間の経過を(ほぼ)セリフなしの握手の映像の繰り返しで見せていく演出が良かったですねー。

主な登場人物

で、この作品には主人公の二人を始め、多種多様な人種や宇宙人がこれでもかと登場します。
その中から軽く紹介すると、

ヴァレリアン少佐

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銀河連邦捜査官で超チャラいけど実は出来る男。
隙あらばパートナーのローレリーヌに求婚しながら任務を遂行する。

ローレリーヌ軍曹

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ヴァレリアンのパートナー。
勝気でツンデレっていう萌えアニメのヒロインみたいな女の子。

パール人

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楽園のように美しいミュール星で、原始的だけど平和な生活を送っていたけど、「ある出来事」で故郷を失ってしまう。
見た目がちょっと「アバター」の人たちっぽい。

バブル(グラムポッド族)

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ならず者が集まる「天国横丁」の怪しげな店の踊り子。
どんな姿にも形を変えられる。

ブーラン・バソール族

まったく話が通じない蛮族。
蝶蝶をエサにローレリーヌを捕まえちゃう。

ミュール変換器

「変換器」と呼ばれてるけどミュール星に生息していた小動物。
ミュール星の消滅でたった一匹の絶滅危惧種に。
一粒20メガトンパワーを持つ真珠を複製出来る。(ウンチじゃなかったのね)

オムライト

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アルファ宇宙ステーション東部に巨大コロニーを築き、情報技術・財政・金融をコントロールする金ピカ星人。

何かゆるキャラっぽい。
一見可愛いけどよく見ると微妙。
お母さんは怖い。

アイゴン・サイラス

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惑星キリアンに住む闇商人?
ジャバ・ザ・ハット的な感じ。

などなど。

映画前半はミュール変換器を巡ってのスパイアクション的な展開で、中盤以降はアルファ宇宙ステーションでのパール人を巡る謀略に主人公二人が迫っていくという、ざっくり分けて二部構成になっていて、(もちろん異星人のデザインなどは原作に沿っているのもあるんでしょうけど)ベッソンのイマジネーションが爆発している感じ。

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画像出典元URL:http://eiga.com / アルファに住む情報屋。ちょっとハワード・ザ・ダックっぽい

また、異次元空間をVR的に表現したり、宇宙ステーションアールの内部も住む種族によって色分けするなど、近年で言うと「劇場版スタートレック」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に近いテイストだけど、アメリカのSF(というかスペースオペラ)とは違うヨーロッパSF独特の空気感は「フィフスエレメント」を今風に進化させた感じでしたねー。

物語

とまぁ、映像的には超凝ってて見ごたえがあるんだけど、その分ストーリーは単純な一本道になっていて、悪人っぽいやつは悪人だし善人っぽいやつは善人で、物語的な捻りはまったくナシ
でも、映像がこれだけど派手な作品だから、物語を変に捻っちゃうと映画がうるさくなり過ぎて観客は混乱すると思うんですよね。

だから物語をシンプルにして、その分映像で肉付けしていくのは正解だったと思うし、そもそも小学生が考えたようなハッタリを効かせた映像で、物語や設定のアラをケムに巻くのがリュック・ベッソンスタイルですしねw

そういう意味でバンド・デシネ原作という題材は、ベッソンとはかなり相性のいい題材なのかもしれません。

個人的には超面白かったし、映画館の大画面で観なかった事を激しく後悔してしまう作品でした。
大予算をかけた割に、そんなに当たらなかったという噂も聞こえてくるけど、もし続編が作られたら今度こそ劇場で観たい作品でしたよー!

興味のある方は是非!!

 

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面白いけどヘンテコな映画「犬ヶ島」(2018)

ぷらすです。

今回ご紹介するのは、「グランド・ブダペスト・ホテル」などで知られるウェス・アンダーソンが、「ファンタスティック Mr.FOX」以来2作目となる、ストップモーションアニメ『犬ヶ島』ですよー!

何ていうか、面白いんだけどヘンテコな映画でしたねーw

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概要

世界的にヒットした『グランド・ブダペスト・ホテル』などのウェス・アンダーソン監督によるストップモーションアニメ。日本を舞台に、行方がわからなくなった飼い犬を捜す少年と犬たちが繰り広げる冒険を映す。声優陣に、ビル・マーレイエドワード・ノートンティルダ・スウィントンをはじめ、スカーレット・ヨハンソングレタ・ガーウィグブライアン・クランストン、ヨーコ・オノ、RADWIMPS野田洋次郎ら、多彩な顔ぶれが集結している。(シネマトゥデイより引用)

感想

ウェス・アンダーソンとは

ウェス・アンダーソンはテキサス・ヒューストン出身の映画監督。
いわゆるヒットメーカーって訳ではないんですが、知る人ぞ知るっていうか、コアな映画好きやサブカル系女子といった層に熱狂的なファンを持つカルト監督って感じだった彼ですが、2014年公開の「グランド・ブダペスト・ホテル」で広く一般の人達にも知られたのではないかと思います。

その作風を一言で言うと、とにかくポップでオシャレ

個人的にはストーリーよりも映像の方に強いこだわりを持つ監督っていう印象があって、その強すぎる作家性から、好きな人はめっちゃ好きだけど、合わない人はとことん合わない、観客を選ぶタイプの監督かもしれません。

そんなウェス・アンダーソンの新作である本作の舞台は20年後の日本。
しかも、実写映画ではなく人形を少しづつ動かしてコマ撮りしていくストップモーションアニメなんですねー。

ざっくりストーリー紹介

20年後の日本メガ崎市。
ネコ派でメガ崎市の市長小林は、犬インフルエンザを理由にメガ崎にいる全ての犬をゴミ処理場の廃墟がある「犬ヶ島」に隔離する法案を議決・施行します。

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それから半年後、両親を事故で失い小林市長の養子となったアタリは、追放された愛犬スポッツを捜すため小型飛行機で犬ヶ島にやってきて、島で出会った5匹の犬とともにスポッツを探すのだが……。という物語。

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海外の映画で日本を舞台にすると結構な確率でヘンテコ日本になってしまいますが、本作でも描かれる日本も超ヘンテコですw

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ただ、それは監督が日本に無知なのではなく、演出として意図的にやっていることなんですね。

黒澤映画の影響

実は、ウェス・アンダーソンは黒澤映画の大ファンらしく、本作では随所に黒澤映画オマージュが入っているんだそうです。
僕は劇中で「七人の侍」の音楽が使われていた事くらいしか分からなかったんですが、映画評論家の町山さんによれば、

・小林市長の顔が三船敏郎

・劇中に登場する「ゴンドー(Gondo)」という犬は「天国と地獄」で三船敏郎が演じた権藤金吾から取っている。

犬ヶ島がゴミの島なのは「どですかでん」のオマージュになってる。

・本作のストーリーは「悪い奴ほどよく眠る」に強い影響を受けている。

・「酔いどれ天使」の音楽が使われているなど。

あと、黒澤は関係ないけど、犬を探しにやってくる少年の名前アタリは、有名なゲームメーカーの名前から取っているらしいです。

つまり、本作で描かれる「日本」は、ウェス・アンダーソンが黒澤映画や日本カルチャーに影響を受けて頭の中に作り出した「架空の日本」なのです。

ちなみに、この映画の日本描写には野村訓市という人が監修で入っていて、なので全体的にはインチキ日本なんだけど細かいディテールは意外とリアルっていう、そのアンバランスさが一層違和感のある、ウェス・アンダーソンワールドになっているんですねー。

声優陣

そんな本作で声を当てているのは、
スリー・ビルボード」のフランシス・マクドーマンド
みんな大好きスカーレット・ヨハンソン
ブレイキング・バッド」のブライアン・クランストン
ビル・マーレイハーベイ・カイテルジェフ・ゴールドブラム
そしてジョン・レノン奥さんオノ・ヨーコと、日本でも知られた有名人ばかり。

あと日本からは、渡辺謙夏木マリもチョイ役で出演してますよ。

ストップモーションアニメ

エス・アンダーソンがストップモーションアニメで劇場作品を作るのは2009年公開の「ファンタスティック Mr.FOX」以来2度目。

本作では、メインの人形は動きだけでなく、顔のパーツをいくつも作って表情の変化をつけてたりするそうで、その技法は「KUBO」のスタジオライカでメジャーになりましたよね。

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しかし、スタジオライカは人形の表情は3Dプリンターで作り、シーンによっては背景や特殊効果にCGも使ってより自然な映像を目指すのに対し、本作では人形の顔パーツは全て手作りしているというとんでもない手間をかけた謎のこだわりを見せ、動きや効果などもあまりスムーズにはせずに、意図的にストップモーションのカクカク感を出したり、例えば乱闘シーンなどは砂埃が舞い上がる中から手や足が見えるっていう昔のギャグマンガみたいな演出をしてたりするんですよね。

情報量が多い

多分、本作を字幕で観た人はその情報量の多さに面食らってしまったのではないかと思います。
この作品、日本人は日本語で、犬やアメリカ人は英語で話すんですね。

劇中では日本語のセリフはすぐにフェードアウトして、ニュースキャスターの女性によって「彼(彼女は)はこう言っています」的に英語に翻訳するという具合なんですが、これ日本語が分からない海外の人なら聞き流せる部分も、日本人が観るとなまじセリフが聞き取れるから無駄に情報量が増えるし、セットの落書きなんかも一応意味が通った事が書いてあり、場所や時間経過の説明書きも日本語で書かれたその下に英語の字幕が入っているといった具合でして、そこにセリフの日本語字幕が入るので、とにかく耳も目も忙しくて仕方がないんですよねーww

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なので、この映画を隅々まで味わい尽くそうと思ったら、2回3回と繰り返し観なけれなならないかもしれません。

 映像の面白さで持っていかれる映画

この映画、ストーリーの骨格は単純な構造なんですが、上記のようなウェス・アンダーソンの日本映画的に見せようというこだわりや、場面転換の多さとテンポの速さなどから、(少なくとも日本人にとっては)若干観づらい感じがあるかもしれません。

しかし、映像に強いこだわりを持つ監督だけに、一つ一つのシーンの映像の面白さや美しさに持っていかれるというか、画面の配色やディテールへのこだわりだったり、キッチュでポップなザ・ウェス・アンダーソン印の映像に(最初は違和感を感じるかもですが)どんどん引き込まれいく感じなんですよね。

その有無を言わせない映像センスこそが、彼と作品の最大の魅力でもあるのです。

上記の通り、好き嫌いはハッキリ別れるタイプの監督ですが、まだウェス・アンダーソン作品未見の方は、この機会に一度観ておいて損はないと思いますよー!

興味のある方は是非!!!

 

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猟奇的すぎる彼女に翻弄される映画「68キル」(2018)

ぷらすです。

今回ご紹介するのは、サウス・バイ・サウスウエスト映画祭で観客賞を受賞した新感覚アクションスリラー『68キル』ですよー!

タイトルとパッケージデザイン、それに予告編から、きっと登場人物がドンパチしまくりで血がビュービュー出るような映画なのだろうと想像してたんですが、実際観たら思ってたのとちょっと違うカラーの作品でした。

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概要

アメリカで開催されているマルチメディアの祭典、サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)の映画部門で観客賞に輝いたクライムムービー。多額の現金強奪に加担させられた男の運命を描く。監督は俳優で『デッドガール』などの脚本を手掛けてきたトレント・ハーガ。ドラマシリーズ「クリミナル・マインド」などのマシュー・グレイ・ガブラー、ドラマシリーズ「新ビバリーヒルズ青春白書」などのアナリン・マコード、『パラノーマル・アクティビティ4』などのアリーシャ・ボー、『ザ・ヴァンパイア ~残酷な牙を持つ少女~』などのシェイラ・ヴァンドらが出演。(シネマトゥディより引用)

感想

ざっくりストーリー紹介

気弱で善良なダメ男のチップは、超ドSな彼女で娼婦のリザに逆らえず強盗の片棒を担ぐハメになるも、容赦なく家人を殺し目撃者のバイオレットをシャレにならないくらいド変態の兄ドウェインに売ろうとするリザにドン引き。

一瞬の隙をついてリザを気絶させると、金とヴァイオレットを乗せた車で逃げ出すがリザに追跡され……。

というストーリー。

チップ役を米ドラマ『クリミナル・マインド FBI 行動分析家』のドクター・リード役で知られるマシュー・グレイ・ギュブラーが。

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画像出典元URL:http://eiga.com  / マシュー・グレイ・ギュブラー

リザ役を『新ビバリーヒルズ青春白書』でナオミ役を演じるアナリン・マッコードがそれぞれ演じ、強盗を目撃するヴァイオレットをNetflixのドラマ『13の理由』で主要登場人物の1人を演じているアリーシャ・ボー

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画像出典元URL:http://eiga.com / アナリン・マッコード

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画像出典元URL:http://eiga.com / アリーシャ・ボー

チップの大金を見て口止め料を要求するガソリンスタンド勤務のゴス系メンヘラ女モニカ役に、『ザ・ヴァンパイア ~残酷な牙を持つ少女~』などのシェイラ・ヴァンドと、テレビドラマや映画で活躍する人気若手俳優がそれぞれの役を熱演しています。

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画像出典元URL:http://eiga.com / シェイラ・ヴァンド

男女逆転劇

この映画を一言で言うと「男女逆転劇」になります。
と言っても、女装の男と男装の女みたいな事ではなく男女の役割を入れ替えてみた的な作りなんですね。

つまり、本作でのチップ(マシュー・グレイ・ギュブラー)はいわばヒロインのポジションで、そんなヒロインを暴力とSEXと甘い言葉でいいなりにさせるDV男ポジションがリザ(アナリン・マッコード)なんですね。

そんなリザの思いつきで強盗に加担することになったチップ。
最初は「人を傷つけるなんて嫌だよぉ」と言って抵抗するも、「誰も傷つけない。サクッと侵入して、家主が寝てる隙にサクッと6万8千ドルを盗んで逃げるだけ」と言われて強盗に入ったら、夜中に自撮りエロ動画で自家発電中の家主とその嫁さんを、リザがサクッと喉笛切り裂いて殺してしまうっていうね。

そりゃ、チップも(||゚Д゚)ヒィ~!!と甲高い悲鳴も上げるってもんです。

この時点で結構引き気味なチップでしたが、そこに居なかったハズの女の子ヴァイオレットと鉢合わせ。
逃げるヴァイオレットを捕まえてチップが「傷つけたりしないからー!」と説得してる後ろからリザが「そんな訳あるか」とツッコミを入れながらヴァイオレットの頭をパカーンとぶん殴って気絶させ、車のトランクにぶち込んで誘拐。兄貴のドウェインに5000ドルで売りつけようとルンルン気分。

この兄貴がシャレにならないくらいとんでもない奴で、リザから買った女の子を相手にお医者さんごっこ(医者は医者でも外科医の方)して、さらにその様子を自撮りするという、サイコパスなド変態野郎なのです。

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画像出典元URL:http://eiga.com / ぱっと見、ムカデ人間2のアイツかと思ったけど違った。

お前はレザーフェイスか!っていうね。

これにはさすがに我慢の限界と、リザの隙を見て後頭部をぶん殴って気絶させたチップはヴァイオレットとお金を持って逃走するんですねー。

で、この作品は優しさと見た目の良さだけが取り柄で、独り立ち出来ないダメ男チップが、リザとヴァイオレット、中盤以降に登場するモニカの、三人のそれぞれ異なる女性との出会いと導きによって成長するという物語なのです。

そして怒涛の後半へ

映画後半、色々あってモニカと不快な仲間たちに捕まって拷問されたり殺されそうになったチップのもとに颯爽と現れたリザとドウェイン。
モニカたちチンピラと違って、こいつらはプロの異常者ですからね。敵に回したら超怖いけど、この時ばかりは超心強いっていう皮肉な状態に。
でもこれって、チップ的には「フレディvsジェイソン」や「エイリアンvsプレデターみたいなものなんですよねー。
結果どっちが勝っても……っていうw

パッケージ&ポスターデザインは高橋ヨシキ

ちなみに、本作のインパクト大なDVDパッケージのデザインをしたのは、映画秘宝のライター兼デザイナーの高橋ヨシキさんです。
超かっこいいし、レンタル店の棚でも超目立つデザインですよねー!

現代的な映画

プロデューサーのトラヴィス・スティーブンスは本作について、

「私たちは今、ジェンダー・パワーシフトの時期に生きていて、女性と男性の関係性は大胆に逆転しようとしています。このテーマについて探求することは、本当に魅力的でした」

と語っています。

同時に、全体的にはクライムスリラーでありながら、コメディー・ホラー・バイオレンス・セクシーなどなど色んな要素が入っているのも、非常に現代的なセンスの映画だと思いましたねー。

ただ、血がビュービュー出るし、ゴア描写もわりとキツめなので、観る人を選ぶ映画ではあると思いましたが。

興味のある方は是非!

 

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ステイサムvs超巨大ザメ!「MEG・ザ・モンスター」(2018)

ぷらすです。

観てきました『MEG・ザ・モンスター』!!

久々にビックバジェットなサメ映画というだけでなく、主演はあのドウェイン・ジョンソンヴィン・ディーゼルと並ぶアクション三銃士の一人ジェイソン・ステイサム

 そんなん絶対面白いに決まってるじゃないですかー!

というわけで、まだ劇場公開されたばかりの作品なので、出来るだけネタバレには気を付けますが、これから本作を観に行く人や、ネタバレは嫌! という人は、映画を観てからこの感想を読んでくださいねー。

いいですね? 注意しましたよ?

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画像出典元URL:http://eiga.com

概要

絶滅した超巨大ザメがよみがえり、人々を恐怖に陥れる海洋パニックアクション。人類未踏の深海に挑む海洋探査チームが発見した全長23メートル、体重20トン、歯は25センチという巨体のサメに、ジェイソン・ステイサムふんする深海レスキューダイバーたちが立ち向かう。そのほか『僕は君のために蝶になる』などのリー・ビンビン、ドラマシリーズ「HEROES/ヒーローズ」などのマシ・オカらが共演。『ナショナル・トレジャー』シリーズなどのジョン・タートルトーブがメガホンを取った。(シネマトゥディより引用)

感想

まぁ、「ネタバレしない」とは言ったものの、この手の作品はネタバレしても面白さにはまったく影響がないっていうか、ぶっちゃけ結末は大体決まってて、その過程を楽しむタイプの映画なんですよね。(ネタバレしないようにボヤかして書いてますよw)

で、実はサメ映画自体は毎年コンスタントにレンタル店に新作が並ぶんですよね。
ただ、その殆どは低予算映画専門の制作会社が作る、劇場公開されない出オチ&トンデモサメ映画(超デカイ・空を飛ぶ・ゾンビ・土の中を泳ぐなどなど)だったりします。

ざっくり「サメ映画」クロニクル

ざっくりサメ映画の歴史を説明すると、まず1975年公開、スティーブン・スピルバーグの「ジョーズ」が大ヒット。
それを受けて、安物&ゲテモノ映画専門の制作会社が「サメと海で映画作ったら安上がりだし俺たちでもイケんじゃね?」と、「ジョーズ」の亜流や「ジョーズ」(とヒッチコックの「鳥」)をパクった動物パニック映画が大量に作られるんですね。
一部の作品を除き、それらの殆どはB級どころかZ級の低予算映画なんですが、世の中にはそういうショボイ映画を好む好き者のマニア(僕を含む)もいて、動物パニック映画ブームが過ぎ去った後もサメ映画は細々と生き長らえてきたのです。

本作のメガロドンのようにね!(別に上手くない)

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画像出典元URL:http://eiga.com / ステイサムー! 後ろ後ろー!

やがて、2000年代に入ってCG技術を安く使えるようになると、今までは予算や技術的に作れなかったサメ映画が次々作られるようになり、サメ映画は再び息を吹き返すんですねー。
まぁ、その殆どは上記のようなトンデモサメ映画ですけどもw

で、本作「MEG・ザ・モンスター」はビックバジェットながら、そうしたトンデモサメ映画の血脈を正当に受け継いだ作品と言えるんじゃないかと思います。

ざっくりストーリー紹介

本作は、1997年のスティーヴ・アルトンのSF小説「Meg: A Novel of Deep Terror」を原作にした作品で、絶滅したはずの超巨大ザメ「メガロドン」とステイサム演じるレスキューダイバーとの壮絶な戦いを描いた作品です。

地球で最も深い海とされるマリアナ海溝の海底と思われていたのは実は窒素の層で、その下には水温25度を超える温帯の海域があるハズというジャン博士の仮説のもと、海洋研究所「マナ・ワン」の調査員たちは水深1万メートル以上の深海を潜水艇で調査します。

結果はジャン博士の仮説通りで、「マナ・ワン」のメンバーは歓喜に沸くも潜水艇が巨大な何かに攻撃を受けて、海底で身動き取れない状態に。

そこで、ジャン博士は過去に海底一万メートルで救助活動の経験があるレスキューダイバー、ジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)にレスキューを依頼するんですね。

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画像出典元URL:http://eiga.com / 海中で俺は無力だとでも思っているのか?(ステイサム談。嘘)

色々あって、二度と潜らないとゴネるジョナスでしたが、結局レスキューのため再び深海に潜ると、200万年前に絶滅したはずの超巨大ザメメガロドンに襲われ大ピンチに。

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画像出典元URL:http://eiga.com / お嬢ちゃん逃げてー!

しかしそこはステイサム。
何とかピンチは逃れたものの、急浮上した潜水艇によって窒素の層に出来た「通り道」からメガロドンも深海から上がってきたからさぁ大変。
どうするステイサム! という物語です。

ステイサムvsメガロドン

で、このメガロドンってのが超大きくて、どのくらい大きいかというとあの「メガ・シャーク」より少し小さいくらいなんですよ。

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画像出典元URL:http://eiga.com / デカいぜメガロドン

え、分からない? あのメガ・シャークですよ?

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画像出典元URL:http://eiga.com / あのメガ・シャーク

もう少し分かりやすく言うと、20~25mくらいで大体マッコウクジラくらいの大きさ。つまり超デカい!

さらに地上ではほぼ敵なしのステイサムですが、海中というステイサムにとって完全アウェイな状態で、どうやってメガロドンを倒すのかというのが本作の見所なんですねー。
「そんなのステイサムに勝目ないじゃん」と思われるかもですが、ご安心下さい。

ステイサムは元飛び込みのイギリス代表選手という経歴の持ち主なのです!

……いや、だから何だって話ですがw

不満点

というわけで、血湧き肉躍る面白い映画なのは間違いないんですが、ちょっと不満点もありまして。

この映画には、チャイナマネーがガッツリ入っていて、なので中国キャストの出演、舞台も中国(沖の海上や海水浴場)というのは(多少露骨すぎる感はあるけど)別にいいんです。

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画像出典元URL:http://eiga.com / メガロドンが中国の海水浴場に出現!

米人気ドラマ「HEROES」のマシオカさんも、漢気溢れる日本人役で活躍してたしね!

ただ、どうやら中国では暴力表現やゴア表現はNGらしくて、サメ映画なのに人が食われるシーンや流血などの直接的なゴア表現は殆どないんですね。

いや、そんなにゴリゴリの欠損描写とか見たいとは言わないけど、少しはそういうシーンも見せないと巨大ザメの怖さが伝わらないっていうか……ねぇ?

いくつかのシーンでスピルバーグだったらここで一発カマしてくるのになー」なんて思いながら観てましたねー。

まぁ、お陰でグロ描写は苦手っていう人も安心して観られると思うので、良いっちゃ良いし、ステイサムvsメガロドンという世紀の対決は堪能出来たので、個人的には面白かったですねー!

で、出来るだけ大きな画面で観た方がメガロドンの迫力も味わえると思うので、どうせ観るならテレビやパソコンのモニターより劇場で観る事をオススメしますよー!

興味のある方は是非!!

 

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ラノベっぽいけど結構面白い「ウォリアー・ゲート」(2016/日本では劇場未公開)

ぷらすです。

今回ご紹介するのは、フランスの中二魔王リュック・ベッソンが制作・脚本を務めた仏中合作アドベンチャーファンタジーウォリアー・ゲート』ですよー!

いかにもハズレ感のあるパッケージで日本のラノベみたいな内容だけど、結構面白かったですねー。

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/A1Geh3yH6bL._SL1500_.jpg

画像出典元URL:http://www.amazon.co.jp

あらすじ

ゲームオタクで弱虫のいじめられっ子ジャック(ユリア・シェルトン)は、バイト先の古物商で箱(というか壺)を貰う。
その夜、壺の中から現れたゲームの中のキャラクターのような東洋人戦士ジャオ(マーク・チャオ)に姫スーリン(ニー・ニー)を警護するように言われ預かることに。

スーリンの奔放な行動に最初は困惑するも、徐々に心を通わせたジャックだったが、壺から現れた敵の蛮族にスーリンを連れ去られてしまう。

スーリンを追って壺の中に飛び込んだジャックがたどり着いた場所は、なんと古代中国。ジャックは囚われたスーリンを救うためジャオ、魔術師(フランシス・ン/中国人店主と二役)と共に蛮族のアジトを目指す冒険に出る。

感想

まるでラノベのような内容

本作をザックリ言うなら異世界ファンタジー
ラノベや深夜アニメなどでお馴染みのアレです。

一応、舞台は古代中国ということになってますが、いつの時代かはハッキリしないし魔法も普通に出てくるファンタジー仕様。

パソコンゲームに夢中のオタク少年ジャックは、囚われのお姫様を救うオンラインゲーム? の中で黒騎士という中二感たっぷりのキャラクターを操っています。
でも現実世界の彼は、弱虫のいじめられっ子でお母さんと二人暮らし。
しかし、お母さんが務める不動産業界は不景気のために、ジャックの大学費はおろか家のローンも払えるか怪しい状態なんですね。

そんな彼がバイト先の中国人店主から貰ったツボから夜中現れたのは、東洋のお姫様とお姫様を守る戦士。

蛮族によって皇帝や仲間を殺され国がピンチなので、姫を預かり守ってほしいと言い残して戦士は壺の中に消えてしまうんですね。

で、冒頭はジャックの世界でお姫様のスーリンがアイスクリームを食べたり、ブレイクダンスを楽しんだりするカルチャーギャップで笑わせ、蛮族にさらわれた姫を追ってジャックが古代中国に行ってからは立場が逆転して、お堅い戦士のジャオにダンスや泳ぎを教え、代わりに武術を教わりながら、蛮族のアジトに向かうバディものになるのです。

ちなみに蛮族の王をアルーンを演じるのは、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシードラックスを演じているデイヴ・バウティスタですよー!
観ている間全然気付かなかった!w

何気に細かい演出

ぶっちゃけ深夜アニメで何度も見たシチュエーションだし、特に目新しいところもない物語なんですが、ところどころ「お!」っと思わせる細かい演出があって、例えば序盤、オタクのくせにBMXが趣味のジャックがいじめっ子とチェイスするシーンがあって、途中まではまったく不要なシーンだと思ってたんですが、このシーンでジャックは意外と運動神経がいい事が分かるので、後半ジャオにちょこっと武術の基礎を教えられただけで、敵と互角に戦えるというご都合主義な展開にも多少は説得力が出るんですね。

あと、序盤のパソコンゲームの戦いとクライマックスのリアルな戦闘シーンがオーバーラップする演出とか、ジャックのゲーム好きと異世界での経験がラストで母親のピンチを救う事になるとか。

何気に細かい演出がされてるんですよね。

そんな本作でメガホンを取るのはゾンビファンの間では割と評価の高いコメディー「ロンドンゾンビ紀行」のマサイアス・ヘイニー。

全体的には大味でツッコミどころも多い作品なんですが、そういう細かい演出で最後まで結構面白く観られたし、冒険、成長譚、ラブコメの要素を明るく描いていて楽しい映画でしたねー!

興味のある方は是非!!

 

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面白いけど何か普通「ボス・ベイビー」(2018)

ぷらすです。

今回ご紹介するのは「ヒックとドラゴン」や「カンフーパンダ」など人気シリーズを世に送り出したドリームワークス・アニメーション最新作『ボス・ベイビー』ですよー!

さすがはドリームワークス制作だけあって全てにおいて平均点を超えているし、観ている間は楽しいんですが、個人的には「そつなくこなしている」という印象でしたねー。

https://eiga.k-img.com/images/movie/86827/photo/2f6ca9e7dc12d121.jpg?1512007322

画像出典元URL:http://eiga.com

概要

『怪盗グルー』シリーズなどのユニバーサルスタジオと、『シュレック』シリーズなどのドリームワークスアニメーションが組んだコメディー。大人並みの知能を誇る赤ちゃんが巻き起こす騒動を描く。監督は『マダガスカル』シリーズなどのトム・マクグラス。『恋するベーカリー』などのアレック・ボールドウィン、『熟れた果実』などのリサ・クドローらがボイスキャストを務める。スーツをビシっと着こなす赤ちゃんの姿が、奇妙で愛らしい。(シネマトゥデイより引用)

感想

スーパー企業戦士「ボスベイビー」がやってきた

本作は、マーラ・フレイジーが2010年に発表した絵本「あかちゃん社長がやってきた」を原作に「シュレック」「ヒックとドラゴン」や「カンフーパンダ」など人気シリーズで知られるドリームワークス・アニメーションが制作した劇場版3Dアニメです。

ストーリーをザックリ説明すると、両親に愛され幸せな毎日を送っていた7歳の男の子ティムの家に赤ちゃん(弟)がやってくるが、その赤ちゃんは黒いスーツ姿のエリートサラリーマン、ボス・ベイビーだったという物語。

https://eiga.k-img.com/images/movie/86827/photo/5cd15504b2f17ad2/640.jpg?1515120923

画像出典元URL:http://eiga.com

ティムは両親の愛情を奪ったボス・ベイビーに嫉妬し、両親の愛を取り戻すため彼を家から追い出そうとします。
一方ボス・ベイビーは、ベイビー・コープ社で働く大人のような精神を持った赤ん坊で、「赤ん坊が愛される社会」を脅かすパピー(子犬)・コーポレーションの“新商品”を探るため、両親がパピー・コーポレーションの社員であるティムの家に派遣されてやってきていて、ミッションを成功させベイビー・コープ社で出世することが目的。

https://eiga.k-img.com/images/movie/86827/photo/5cdc4646c4f1f8b5/640.jpg?1515120926

画像出典元URL:http://eiga.com

利害が一致したことでボス・ベイビーの任務を果たすため、二人はバディを組んでミッションに挑むわけです。

https://eiga.k-img.com/images/movie/86827/photo/3a1024e1860cf4bb/640.jpg?1519608348

画像出典元URL:http://eiga.com

可愛い赤ちゃんが可愛く活躍するスラップスティックコメディー

今やピクサー、ディズニー、イルミネーションの三大メジャースタジオに大きく水をあけられた感のあるものの、そこはドリームワークス。

ボス・ベイビーとその部下たちvsティムのバトルや、本作のヴィランであるフランシス・フランシスの右腕ユージーンとのチェイスシーンは、スピード感がありながらスラップスティックコメディーとしても楽しいし、最初は敵対していたティムとボス・ベイビーが共に行動するうちにバディとして互いに認め合い成長していくストーリー構成も(1000回くらい見たような物語だけど)上手い。

https://eiga.k-img.com/images/movie/86827/photo/cd847699827ca58b/640.jpg?1519873416

画像出典元URL:http://eiga.com

キャラクターは、カートゥーン・アニメのデフォルメしたデザインを3D化して、過剰なくらい可愛らしいし、100%子供が笑ってしまうギャグや色んな映画のオマージュを入れ込んで大人も楽しめるように擽りを入れつつ、現代社会のメタファーやテーマも入れ込んでいて、観ている間は笑ったりハラハラしたり、ラストのオチは(分かっていても)グッときたりと十分に楽しめるんですよ。

面白いんだけど…食い足りない

ただ、全部が平均点以上で「そつなくまとまっている」けど、ディズニー、ピクサー、イルミネーション、ライカのような“歪なまでに飛び抜けた何か”がないので、観終わったあとに何か食い足りない感じがするんですよね。

あと、ティムが7歳のわりに、ちょっと精神年齢が低めな感じがしました。
彼の精神年齢って4~5歳くらいの感じがするし、逆に7歳だとしたら言うこともやることも幼いというか。
物語の展開上、4~5歳の子供だと都合が悪いから、年齢を7歳に引き上げたのかな? って感じましたし、そこは違和感を感じましたねー。

ただまぁ、ほんと細かい部分まで作りこまれているし、もう一度書きますが(少なくとも)観ている間は楽しいし面白いですよ。

興味のある方は是非!

 

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デ・パルマ先生の映画塾「DE PALMA デ・パルマ」(2017)

ぷらすです。

今回ご紹介するのは、「ファントム・オブ・パラダイス」「キャリー」「殺しのドレス」「スカーフェイス」「アンタッチャブル」「ミッション:インポッシブル」など数々の名作映画を手がけた映画監督、ブライアン・デ・パルマのドキュメント映画、そのまも『DE PALMA デ・パルマ』ですよー!

デ・パルマ監督が自身と自身の作品を語って語って語り倒す110分間でしたー!

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51nTCAUr3EL.jpg

画像出典元URL:http://www.amazon.co.jp

概要

「キャリー」「アンタッチャブル」「スカーフェイス」など数々の名作を手がけてきた巨匠ブライアン・デ・パルマを題材にしたドキュメンタリー。「フランシス・ハ」のノア・バームバックと「マッド・ガンズ」のジェイク・パルトロウが共同監督を務め、デ・パルマにインタビューを敢行。作品によって評価の差が激しいといわれるデ・パルマが、成功作・失敗作に関係なく自身の全作品について語るほか、デ・パルマが影響を受けた映画監督や作品なども散りばめながら、その波乱万丈な映画人生に迫る。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2017/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017」(17年7月15日~8月18日)上映作品。(映画.comより引用)

感想

ブライアン・デ・パルマとは

本作は、数々の名作・ヒット作を世に送り出してきた映画界の巨匠ブライアン・デ・パルマ監督のドキュメンタリー作品です。

デ・パルマといえば、
スティーブン・キングの小説を映画化した「キャリー
ジョントラボルタが映画の音響効果マンを演じたサスペンス「ミッドナイトクロス
今や、ヒップホップ系の人たちのアイコン的作品でアル・パチーノ主演「スカーフェイス
ロバート・デ・ニーロがアルカポネを演じた「アンタッチャブル
トム様が活躍するスパイ映画第一作「ミッション・イン・ポッシブル

などなど、数々の大ヒット作を世に送り出した名監督の一人で、別々のシーンを同時に見せる画面分割、長回し、スローモーション、目線アングルなどを使用し凝った画作りなどの「デ・パルマカット」でも有名。

また、劇中で描かれるショッキングなシーンがたびたび批判の的になったり、賛否両論巻き起こす、映画界の“問題児”としても知られています。

本作では、そんな彼の出自・学生時代から、自身が手がけた(成功作・失敗作関係なく)全作品の手法や裏話を(当時の映像を交えながら)語ることで、デ・パルマの波乱万丈の人生や彼の哲学が見えてくるという趣向なんですね。

この一本でデ・パルマという人間がわかる

デ・パルマは本作で、自分がいかに“サスペンスの神様”アルフレッド・ヒッチコックの影響を受けたのかを、自分の作品そっちのけで超嬉しそうに語り倒しています。
その時の表情が超嬉しそうで、デ・パルマがいかにヒッチコックを尊敬しているかが伝わってくるんですよねーw

今は若い奴らが気づいて再評価されてるけど、俺のほうがずっと前からヒッチコックの凄さに気づいてたから!」的な事を言ってみたりね。大人気なーいw

また、リュック・ゴダールなど、学生時代にヌーヴェルヴァーグ(フランスの映画運動)に大きな影響を受けたことや、同世代のスピルバーグ、ルーカス、コッポラ、 スコセッシとの交流、徴兵拒否のために二日も寝ないで懲役検査に行ってゲイの振りをした体験などをそれぞれの作品に絡めて語り、作品に関わることになった経緯や、映画技法の意図や裏話なども惜しげもなく披露。

役者やスタッフとのゴタゴタや、ハリウッドシステムに嫌気がさして去った経緯、そして自身の映画哲学などを赤裸々に語り尽くしていて、このドキュメンタリーを観れば、ブライアン・デ・パルマという人間が分かる作りになっているし、映画好きにとっては「デ・パルマ先生の映画塾」としても楽しめるのではないかと思いますねー。

そういう意味では、ブライアン・デ・パルマのファンだけでなく、多くの映画好きの人たちにとって興味深いドキュメントなのではないかと思いましたねー。

興味のある方は是非!!

 

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