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アメリカ人はマッチョとゴリラが好きだよね「ランペイジ 巨獣大乱闘」(2018) *そこそこネタバレあり

ぷらすです。

今回ご紹介するのは、タイトル以上でも以下でもない映画『ランペイジ 巨獣大乱闘』ですよー!

実はギリギリまで「ピーターラビット」と本作のどちらを観るか迷った末に、結局コッチを選んでしまいました。何故ならロック様が主演だからー!

正直、この作品はネタバレしても面白さはほぼ変わらない映画だと思うので、今回そこそこネタバレしています。
なので、ネタバレ嫌な人は、先に映画を見てからこの感想を読んでくださいね。

いいですね? 注意しましたよ?

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画像出典元URL:http://eiga.com

概要

ザ・ロックことドウェイン・ジョンソンを主演に迎え、1986年に発売されたアーケードゲームを実写映画化したパニックアクション。巨大化した動物たちが、大都会で暴れ回り街を破壊していくさまを描く。『ムーンライト』などのナオミ・ハリス、『ウォッチメン』などのマリン・アッカーマン、『女神の見えざる手』などのジェイク・レイシーらが共演。『カリフォルニア・ダウン』でもドウェインと組んだブラッド・ペイトンがメガホンを取った。(シネマトゥディより引用)

感想

原作はアーケードゲーム

本作は、1986年にアメリカでリリースされたミッドウェイゲームズのアーケードゲーム「RAMPAGE」が原作だそうで、詳しくは分かりませんが巨大化した動物になってひたすらビルを壊すゲームらしいです。
つまり、この映画は原作にかなり忠実ってことですねw

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そんな本作の監督は「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」「カリフォルニア・ダウン」に続き主演のロック様ことドウェイン・ジョンソンと三度タッグを組むことになった ブラッド・ペイトン

僕は「カリフォルニア~」を観たんですが、「なんか色々雑だなーw」って思った記憶がw 
でも嫌いじゃないのはツッコミどころ満載すぎる内容をねじ伏せる圧倒的なロック様の存在感とヌケのいいバカっぽさがツボにハマったからなんですよねー。

そんなある意味黄金コンビの二人が怪獣?映画でタッグを組むとなれば、僕みたいなボンクラ映画ファンは期待せずにはいられないのです!

ストーリー

本作の物語は単純明快で、違法な遺伝子操作の研究をしていた極悪会社のミスで、ゴリラとオオカミとワニ(とロック様)が超巨大化&特殊能力を得てシカゴで大暴れするという、「メガ・シャーク」的なトンデモストーリー。

普通、この手の映画だと人間は基本無力で、怪獣プロレスを呆然と見守るだけになりがちですが、本作ではそこにひと工夫を加えていて、最終的にゴリラのジョージとロック様の熱いバディームービーになってるんですねー!

アメリカ人って、ほんとマッチョとゴリラが好きだよねw

ロック様無双

そんな本作でロック様が演じるのは、アメリカの動物保護地区でゴリラの専門家として働く霊長類学者デイビス・オコイエ。
学者というにはあまりにもマッチョすぎると思ったら、彼は元特殊部隊所属で密猟者から動物を守る任務についていたということが中盤の独白で明らかになります。

で、密猟者どもをぶっ殺して守ったのが、まだ子供だったアルビノのゴリラ ジョージ。
その後、ジョージは動物保護区でゴリラたちのボスとなり、ロック様と教えられた下品な手話でジョークを飛ばし合いながら平和に暮らしてたんですね。

そんなある日、クレア( マリン・アッカーマン)とブレット( ジェイク・レイシー)のワイデン姉弟が経営する会社が、宇宙ステーションで秘密裏に行っていた遺伝子実験が失敗、ヤバげなウィルスが入ったカプセルが動物保護区に落っこちて、漏れ出たガス状のウィルスをジョージとオオカミが吸い込み、ワニはカプセルごと食べちゃったからさぁ大変。

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そのウィルスは、色んな動物の遺伝子を掛け合せまくって出来ていて、シロナガスクジラなみの巨大化、カブトムシなみの強靭さ、トゲマウスの細胞修復能力を始め、なんか色んな能力を促進してしまい、しかも動物たちを凶暴化させてモンスターにしちゃうという、小学校五年生男子が遊びで作ったような迷惑なウィルスなんですね。

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これにはさすがのロック様もアワアワしてしまうんですが、そんな彼のもとに現れたのが、病気の弟を治療するためにこのウィルスの元を作ったケイト・コールドウェル博士 (ナオミ・ハリス)と、政府組織に属する謎の男ハーベイ・ラッセル (ジェフリー・ディーン・モーガン)なんですね。

で、この会社があるのがシカゴのど真ん中で、「どうしようバレたら逮捕される~」なんてオロオロしてるボンクラな弟に、いろんな意味でキレ者っぽい姉のクレアが「本社ビルのアンテナから電波を出して三頭を引き寄せ、軍隊に退治させるのよ!」とか、よく分からない提案をしたり、「あの兄弟なら解毒剤を作ってるはずよ!」というナオミ・ハリスの推測に乗っかって、ロック様もまったくのノープランでシカゴに向かいます。
っていうか、こいつら本当に学者や政府やCEOなのか!? ってくらい、何もかもが行き当たりばったりなんですよねーww

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そのあとはもう、お察しのとおりドッタンバッタン大騒ぎ。
そんな中、ロック様はカリフォルニア・ダウン」の時以上の強運と強靭な肉体で、ビルの倒壊に巻き込まれても、乗ってるヘリや飛行機が墜落しても、クレアに拳銃で打たれても平気な顔で、“親友”のジョージを助けるために無双状態の活躍を見せるのです。
さすが我らがロック様やでー。

80年代のバディムービー

もう、ここまでの展開で十分お腹いっぱいになるんですけど、この映画はこれだけでは終わりません。
色々あって終盤、正気に戻ったジョージとロック様がタッグを組んでクライマックスではオオカミと巨大ワニと戦うというバディ(相棒)モノになります。

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っていうか、相棒が超でかいゴリラってことを除けば、キャラクターも展開も、コントみたいに人がサクサク死ぬのも、80年代のバディアクションムービーそのものなんですよねw

まぁ、冷静になって考えれば、小学五年生男子が授業中に考えたような雑なストーリーなんですが、そこは「カリフォルニア・ダウン」同様、ぶっ壊しと爆発が連発の超ド派手な映像、ロック様の顔面力と筋肉で、有無を言わせず押し切っちゃうパワーがあるので楽しく観られるし、ワニ、オオカミ、ゴリラがビルが立ち並ぶ大都市で暴れる様子は、無条件でワクワクしました!

ただし、この映画は多分、劇場の大画面じゃないと面白さが半減してしまうことは間違いないので、気になっている人は劇場で鑑賞することを強くオススメしますよ!

興味のある方は是非!!

 

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