ぷらすです。
今回ご紹介するのは、1995年に公開されたロビン・ウィリアムズ主演「ジュマンジ」から23年ぶりの“続編”『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』ですよー!
4人の高校生が主人公の青春映画であり、ロック様ことドウェイン・ジョンソンが大活躍するコメディーアクションでもあります。
画像出典元URL:http://eiga.com
概要
ロビン・ウィリアムズらが出演した『ジュマンジ』に続く物語が展開するアドベンチャー。学校の地下室で見つけた奇妙なビデオゲームの世界に入り込んでしまった高校生たちの運命を描く。監督はドラマシリーズ「New Girl ~ダサかわ女子と三銃士」などに携わってきたジェイク・カスダン。『カリフォルニア・ダウン』などのドウェイン・ジョンソン、『スクール・オブ・ロック』などのジャック・ブラックらが顔をそろえる。(シネマトゥディより引用)
感想
ジュマンジとは
クリス・ヴァン・オールズバーグの同名絵本を原作にした1995年公開の「ジュマンジ」は、コマに書かれたことが現実に起こってしまう闇の双六型ボードゲーム“ジュマンジ”をクリアする4人の奮闘を描いたアドベンチャー・ファンタジー映画です。
当時人気絶頂だったロビン・ウィリアムスの出演や、設定の面白さ、当時最先端だったCG映像などが話題となり大ヒットしました。
それから23年ぶりに公開された本作は、一応「続編」にはなっていて、序盤で前作との繋がりをゆるく描いてはいるものの、前作の設定や展開を今風に作り直したリブート版と言ったほうが正確なんじゃないかと思いましたねー。
前作からの変更した部分と引き継いだ部分
前作から20年後、ブラントフォード高校の学生でゲームオタクのスペンサー、アメフト部員のフリッジ、自分大好き美人のマーサ、シャイで真面目なガリ勉のベサニーは、それぞれ問題行動を起こした罰として地下室の掃除をするように言われます。
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その地下室で見つけたビデオゲーム“ ジュマンジ ”を始めた4人は、ゲームの中に吸い込まれ、ゲームをクリアしないと現実の世界に戻れななくなるのです。
実は前作ラストで川に捨てられたジュマンジは96年に一度砂浜に打ち上げられますが、見つけた少年に「今時ボードゲームなんか誰もしない」と言われて、ビデオゲームに姿を変えて復活したんですね。
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また、前作ではゲームの出来事が現実に起こるという内容でしたが、本作ではプレイヤーがゲームに閉じ込められるというアニメの「ソードアート・オンライン」や「ログ・ホライズン」的なシステムに変更。より現代的にアップデートされましたよ。
逆に、プレイヤーはゲームをクリアすると、ゲームを始めた時間と場所に戻るという設定や、タイムパラドックス的展開は前作をそのまま引き継いでいました。
青春映画
上記したように、学校内での立場や性格がまったく違う生徒が居残りで…という展開は米青春映画の金字塔「ブレックファスト・クラブ」をオマージュしています。
本作の場合、接点のない4人がゲームクリアのために協力し合う内に、お互いの良いところやコンプレックスを知って理解しあうという内容ですけどねw
ただ、本作が面白いのは、ゲームを始めるときにテキトーに選んでしまったアバターの姿になってしまうところで、貧弱なゲームオタクのスペンサーは筋骨隆々のロック様に、背が高くかっこいいアメフト部員のフリッジはチビで足の遅いケヴィン・ハートに、シャイで真面目なガリ勉のベサニーはセクシー美女のカレン・ギランに。
そして自分大好きで美人のマーサは、なんとデブヒゲおじさんのジャック・ブラックになってしまうんですねw
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そして、それぞれのキャラにはゲーム内の設定でスキルと弱点が設定されていて、それぞれが協力し合わないとゲームクリアが出来ないんです。
見た目はロック様なのに中身は気弱で童貞丸出しのオタク少年とか、もうそれだけで面白いし、ジャック・ブラックなんかあの容姿でイケイケ女子高生を喜々として演じてますからね。しかも、中身はわりといい子なので、物語が進むうちにジャック・ブラックがだんだん可愛く見えてきて、最終的にジャック・ブラック萌えっていう稀有な体験が出来ますw
もちろん、このアバター設定はただオモシロのためだけではなくて、アバターに変身することで、それぞれのコンプレックスやエゴが浮き彫りになるし彼らがお互いを認め合って成長するための仕掛けにもなってて、その辺の展開は上手いなーと思いましたねー。
あと、ゲームキャラ設定でスキルの中にキメ顔とかあって、ロック様をメタ視点でイジってるのところや、あるキャラクターの意味不明な弱点が分かるシーンには爆笑してしまいましたよww
前作は一応ファミリー向けのファンタジーアドベンチャーの体で公開されてましたけど、内容自体はわりとホラーテイストだったり、シリアスで怖い部分もあったりしてましたけど、本作は明るいコメディー方向に振り切っていて、もちろんツッミどころもあるけど、個人的にはかなり楽しめましたねー。
興味のある方は是非!!
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