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今日観た映画の感想

映画館やDVDで観た映画の感想をお届け

前作と続けて見て欲しい作品! 「ちはやふる 下の句」(2016) 感想

映画レビュー

ぷらすです。

今回ご紹介するのは、先々週? 感想を書いた『ちはやふる 上の句』の続編で、二部作の後編『ちはやふる 下の句』ですよー!

先週は全部レンタルされてて借りることが出来なかったんですが、今日やっとレンタルして鑑賞することが出来ましたー!

というわけで、まだまだ新作なので、出来る限りネタバレ無しで感想を書きますが、これから本作を観るという方は、先に映画を観てからこの感想を読んでくださいね。

一応、先に結論だけ書いておくと、もし「~上の句」をまだ観てない人は、是非、「~上の句」「~下の句」両方レンタルして、続けてご覧になることをオススメしますよー!

いいですね? 注意しましたよ?

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画像出典元URL:http://eiga.com/

あらすじと概要

競技かるたを題材にした末次由紀の人気コミックを、『海街diary』などの広瀬すず主演で実写映画化した『ちはやふる』2部作の後編。
競技かるたに情熱を注ぎ全国大会を目指す高校生たちの物語を、前作同様『タイヨウのうた』などの小泉徳宏監督が描く。ヒロインの幼なじみを野村周平と真剣佑が演じるほか、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、清水尋也らが共演。クイーンとしてヒロインの前に立ちはだかるライバルに松岡茉優がふんし、広瀬と真っ向勝負を繰り広げる。

ストーリー:高校で再会した幼なじみの太一(野村周平)と一緒に競技かるた部を作った千早(広瀬すず)は、創部1年にして東京都大会優勝を果たす。自分をかるたに導いてくれた新(真剣佑)に優勝報告をした際、新の衝撃的な告白に動揺する千早だったが、全国大会のために仲間たちと練習に打ちこむ。そんな折、千早は同い年で日本一となった若宮詩暢(松岡茉優)のことを知り……。(シネマトゥディより引用)

 

感想

そんなわけで、早速観ましたよー!「ちはやふる下の句」
前作「~上の句」が良すぎたので、かなり期待値が上がっていて逆にガッカリしたらどうしよう……なんて心配していたんですが、本作の感想を一言で言うなら、

いいところもあるし、悪いところもある。総合すると超よかった!

でした。

分かるよ! 分かるんだけど! な前半

前作「~上の句」は、学校に「競技かるた部」を作ろうと頑張る千早に、高校で再開始あ太一が協力、部員を集めてチームが出来上がっていく様子を中心に描いた、(がんばれベアーズ式)青春部活ムービー。

千早を中心にした「かるた部」が出来上がっていく気持ちよさや、紆余曲折を乗り越えて部員たちの絆が深まっていく感動が物語の中心の作品だったんですが、本作では起承転結の『起』の部分はそのまま『~上の句』が担っています。

つまり、本作は「~上の句」を観ている事を前提に作られてる作品なので、これから観るという人は、まずは「~上の句」を観てないと内容がわからないんですね。

という事を踏まえて、本作の前半はひたすら千早・太一・新の苦悩するシーンが続くので、前作の出来上がっていく喜びは感じることが出来ません。

前作で、千早、太一の幼なじみだった新の衝撃のセリフで幕を閉じたその続きなので、物語上仕方ないし、絶対必要なのも重々分かってるんですが、やっぱ、正直前半は観ていてかなり苦しいし若干イライラする展開。
真っ直ぐだけど不器用っていう、前作では千早の美点だった部分が、本作では逆に働いて何だか勝手なヤツに見えてしまうんですよ。

ラッパーの宇多丸師匠もラジオで言ってましたが、せめてOPで前作のダイジェストから始まってくれればなーって感じでしたねー。

あと、前作である意味、千早以上にみんなのハートを鷲掴みにした机くんですが、本作ではすっかり解脱して悟りでも開いたのか超(都合の)いいキャラに。その分影が薄くなっちゃったのも残念でしたねー。でも、本作は千早と太一、そして新が中心の物語なのでこれもまた、仕方ない部分ではあるんですけども。

前作で「競技かるた」の楽しさを描いたんですが、本作ではその先、千早・太一・新、それぞれにとっての「競技かるた」とはっていう根っこの部分を描いているので、これはもう、こうならざるを得ないんですよね。

うん、分かってる。分かってはいるんだけどさーー。(´ε`;)ウーン…

そしてエンジン全開の後半へ

ただ、物語にエンジンのかかる中盤後半からクライマックスは、それまでのジメジメした空気を吹き飛ばすようにアクセル全開!
物語はクライマックスに向かってグングン加速していきます!
あのストレスの溜まる前半部分は、クライマックスの対決に向けた前フリだったのか! と思うほど、本作のクライマックスの対決はアガりますよー!

さらに、前作から一貫して描かれてきた物語のテーマ、一言で言うなら「熱量の伝播」が「手」と「かるた」いうモチーフを使ってこれでもかと描かれ、その度に観ているこっちはグッときちゃうんですよね! (T△T)ウォォォォォ!!

そんな熱いクライマックスへの最大の貢献者は何と言っても、クイーン 若宮詩暢役の松岡茉優さん
基本、冷めてて周囲を見下している時の感じの悪さと、ヘンテコキャラに熱愛を注ぐ可愛らしさを併せ持ち、たった一人孤高のかるたライフを貫いてきた千早とは何もかも真逆の最強キャラ。
ビジュアルもマンガから抜け出てきたようで、主役の広瀬すずと並んでも見劣りないという最強のキャスティング

もうね、クライマックスの対決での二人の動きの美しさだけでご飯三杯はいけますよ!

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画像出典元URL:http://eiga.com/ ご飯三杯行けるクライマックスの対決シーン

そこに前作に続き、國村隼さんが解説&導き手として、浮き足がちな若手中心の本作を、文鎮のような説得力抜群の演技でビシっと締めてくれてます。

全体的に観れば、余分な説明セリフやナレーションが多かったり、前半いくらなんでも千早が勝手すぎて少しイラっとしたり、シーン構成が上手くないところがあったり、わりと大事なところが有耶無耶のままなし崩し的に解決したり。
前作以上に言いたいところの多い作品ではあるんですが、そういう不満もクライマックス対決の熱量で吹き飛んでしまいます!

今はまだ新作料金ですが「~上の句」「~下の句」共に、一週間レンタルが出来ると思うので、一気に借りて出来るだけ間を開けずに続けて観るのが個人的にはオススメですよー!

興味のある方は是非!

 

▼前作「ちはやふる 上の句」感想▼

aozprapurasu.hatenablog.com