ぷらすです。
今回ご紹介するのは、ハリウッドスターのブルース・ウィリス4年ぶりの単独主演作品『バッド・ウェイヴ』ですよー!
予告編を観て「お、これはもしや『RED』的なヤツなのかな?」と期待しつつレンタルしたんですが……(´ε`;)ウーン…
何ていうか…一言で言うと、全体的にゆる~~~い映画でしたねー。
画像出典元URL:http://eiga.com
概要
『ダイ・ハード』シリーズなどのブルース・ウィリスが主演するアクション。友人の頼みを引き受けたことで、ギャングや麻薬が絡んだトラブルに巻き込まれる探偵の姿を描く。メガホンを取るのは、脚本家やプロデューサーとして活躍してきたマーク・カレン。共演に『バートン・フィンク』などのジョン・グッドマン、ドラマシリーズ「スターゲイト:アトランティス」などのジェイソン・モモア、『96時間』シリーズなどのファムケ・ヤンセンらが顔をそろえる。(シネマトゥデイより引用)
感想
62歳のブルース・ウィリス4年ぶりの単独主演作…だけど
本作でブルース・ウィリスが演じるのは、ロサンゼルス近郊の町ヴェニスで探偵業を営むスティーブ。
彼はヴェニスで唯一探偵許可証を持ち、「自分探し」に行ってしまった弟の代わりに義妹と姪っ子の面倒をみているんですね。
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そんなスティーブ、さほど仕事がないのかスケートボード場で子供達に大麻や麻薬の恐ろしさを教える日々。
そんな彼の様子を、探偵助手のジョン(トーマス・ミドルディッチ)のナレーションで本作はスタートします。
その後、色々あって彼は誘拐された愛犬のバディを取り戻すため行動するうちに、厳ついサモア人やメキシカンギャング、ケチの不動産屋や黒人ギャング、いたずら書きアーティスト、高利貸しなどから様々なトラブルを持ち込まれる。というストーリー。
ジャンル分けするなら、ハードボイルドコメディーアクションといったところですが、なんかもう、ストーリーもアクションも、何もかもがとにかくユルい。
なのでブルース・ウィリス主演の「アクション映画」だと思って観たら、あまりのユルさにガッカリしてしまうんじゃないかと思いますねー。
どちらかといえば、ストーリー的にはコメディーに振っていて、ブルース・ウィリスは全裸でスケボーに乗ったり、女装したり(正確には、させられてる)と頑張ってはいるものの、全体的に笑いのテンポもゆるいので、掛け合いや間で笑わせる感じでもない。
一応、ドタバタコメディーとしてやることはやってるし、物語自体はまとまっているんだけど、編集が悪いのか演出の問題なのか、それともブルース・ウィリスのやる気がないのか、テンポにメリハリがないので全体的にのっぺりした感じになってるんですよねー。
調べてみると、監督のマーク・カレンは脚本や製作をしてる人らしいんですが、監督は今回が初めてで、作品もアメリカでは劇場では機械限定限定公開で、メインはビデオ・オン・デマンド配信らしいので、本作のユルい感じもその辺に原因があるのかもしれません。
何気に豪華キャスト
そんな本作ですが、キャスト陣は
スティーブの親友で伝説のサーファーディヴ役にジョン・グッドマン。
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メキシカンマフィアのスパイダー役に、「ジャスティス・リーグ」でアクアマンを演じたジェイソン・モモア。
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『X-メン』でジーン・グレイを演じたファムケ・ヤンセンなど、何気に豪華。
ただまぁ、本作ではジョン・グッドマンもユルくて、ブルース・ウィリスと二人、すっかりお爺ちゃんになってるなーと、ちょっぴり切ない気持ちになってしまいました。
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そんな二人がヨボヨボしながらアクションしたり掛け合いしてる感じは、日本で言うと堺正章と井上順の番組を見てるような感覚って言えば伝わりますかねw
94分しかない映画なので、他の映画と一緒に借りて、息抜きに観るにはいいのかもしれませんが、個人的にはちょっと物足りなかったですねー。
興味のある方は是非!
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