今日観た映画の感想

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今度はバディームービーだ!「アントマン&ワスプ」(2018)

ぷらすです。

今日、朝一の回で『アントマン&ワスプ』を観てきましたよー!(´∀`)ノ
衝撃だったMCUマーベル・シネマティック・ユニバース)の「アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー」の次の作品だけに、一体どう繋げていくのか期待と不安半々でしたが、「そうくるかー!」って感じでしたねーw

というわけで、今回は公開されたばかりの作品なので出来るだけネタバレしないように気をつけて書きますが、ネタバレは嫌! という人は先に映画を観てからこの感想を読んで下さいねー。

いいですね? 注意はしましたよ?

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概要

マーベルの人気キャラクター・アントマンを実写映画化した『アントマン』の続編。体長1.5センチになれる特殊なスーツを着用した主人公と、さらに進化した新型スーツを身に着けたヒロインが組んで悪に挑む。前作同様ポール・ラッドエヴァンジェリン・リリーマイケル・ダグラスらが出演し、監督のペイトン・リード、製作のケヴィン・ファイギも続投している。(シネマトゥディより引用)

感想

本作はMCUシリーズ20作目となる作品で、「アントマン」が主役の単独作品としては2作目になります。(もうMCUの説明はいいよね?)

アントマンは文字通り、アリのように小さくなったり、逆に巨大化して「ジャイアントマン」になったり出来るヒーロー。

1作目は、窃盗罪で服役し出所後に更生しようとするも上手くいかず、富豪の家に空き巣に入ったスコット・ラング(ポール・ラッド)が成り行きでヒーローになってしまう物語でした。
元S.H.I.E.L.D.(アベンジャーズの母体組織)エージェントのメンバーだった“初代アントマン”のファンク・ピム博士(マイケル・ダグラス)の開発したアントマンスーツを着用することで身長1.5cmに縮んだり、アリを操って敵組織と戦うことが出来るんですね。

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アントマンが他のヒーローたちと違うのは、彼の行動原理が「世界の平和を守るために戦う」のではなく「愛娘の平和を守るために戦う」という点。

つまり、アントマンは「ヒーロー映画」ではなく、あくまで「ファミリー映画」なのです。

ざっくりストーリー紹介

そんなアントマンの2作目となる本作は、「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」(16)から繋がる物語。
アイアンマンとキャプテンアメリカの大喧嘩に巻き込まれて逮捕されてしまったスコットは、FBIに監視され自宅軟禁状態。

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あと3日で自由の身になれるというある日、自分が突如全くの別人と化したような意識に襲われたことをうっかりピム博士に連絡してしまったことから、新たな物語に巻き込まれていく……というストーリーで、時系列的には「シビル・ウォー~」から今年公開された「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」の間を埋める物語になっています。

とはいえ、(意識的に)MCUの他作品との繋がりを薄めているので、前作「アントマン」を観ていれば十分に楽しめる内容になってるし、なんなら本作単体で観ても(アントマンが体の大きさを自由に変えられるという事だけ押さえていれば)楽しめるんじゃないかと思いますよ。

明るく楽しいコメディーアクション

アントマンは、他のヒーロー作品とは違ってコメディー要素がかなり強い作品です。

原作は初代アントマンであるピム博士が主役のシリアスなストーリーが多いらしいんですが、映画版ではピム博士をサポート役に回して(お人好しでちょっと間抜けな)2代目スコット・ラングを主役に据えることで、コメディーアクションとしてMCU作品の中での差別化に成功。

また、体の大きさを変えられるというアントマンの設定を生かした、敵地への潜入というスパイ要素やこれまでにない斬新なアクションシーンは、映像的にも楽しいし物語を引っ張る推進力として機能しています。

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本作では更に、前作でも登場したピム博士の娘ホープエヴァンジェリン・リリー)が、アントマンと同様の能力+空も飛べる“ ワスプ ”となってのアントマンとのコンビネーションプレイや、敵役には幽霊のように物体をすり抜けられる能力を持つ“ゴースト”も登場し、ストーリーを盛り上げます。

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それ以外でも、ピム博士のラボ(ビル)を小さくしてキャリーバックみたいに持ち歩いたり、車の大きさを変えてのカーチェイスなどなど、大きさを自在に操るアクションシーンは見ものだし、コメディー色も前作以上に強く、アントマンスーツの不調で小学校低学年くらいの大きさになってしまったスコットのドタバタシーンや、前作から引き続き登場する仲間、ルイス( マイケル・ペーニャ)と敵組織の「自白剤」を巡るやりとりにも爆笑してしまいましたよw

あと、ピム博士が自らスーツを着込んで……というシーンには、原作ファンにはグッときちゃうんじゃないでしょうか。

しかし不満点も

ただ、全てがサイコーというわけではなく、多少の不満点も。

前作もそうだったんですが、このシリーズって悪役(敵役)がちょっと弱いんですよね。(物理的にじゃなくてキャラ的に)

特に本作の敵ゴーストは、(物語の設定上仕方がない部分もあるけど)悪役という感じではなくてヒーローアクションとして観るとクライマックスのカタルシスがどうしても弱く感じちゃうんですよね。

(多分)それを補うために、武器商人のグループやFBIも加えているんだけど、逆に物語がバタついてる感じもなきにしもあらずかなーと。

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あと今回はピム一家が物語の主軸なので、スコットがサポート役に回っている感じがするのも多少の物足りなさを感じたりしましたねー。

まぁ、MCU作品の一本として「アベンジャーズ4(仮題)」に繋げなきゃならないから仕方ない部分もあるんでしょうけども。

とはいえ、全体的に見れば楽しいしMCU本編でシリアス度がインフレし続けるのを一旦クールダウンさせる役割も担っている「アントマン」シリーズとして、(ラストも含めて)上手いバランスで見せてくれてるなーと思いましたねー!

興味のある方は是非!!!

 

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