ぷらすです。
『デッドプール2』を観ましたよー!!
いやね、感想を一言で言うならもう…サイコーヽ( ・∀・)ノ フォー!!
でした!
前作同様、アメコミヒーローから007までいじり倒す、僕らのデップーがパワーアップして帰ってきたー! って感じでしたねー!(;゚∀゚)=3ハァハァ
というわけで、今回はまだ公開したばかりの映画なので、できるだけネタバレしないように書きますが、これから映画を観に行く予定の人は、先に映画を観てからこの感想を読んでくださいねー。
いいですね? 注意しましたよ?
画像出典元URL:http://eiga.com
概要
マーベルコミックスのヒーローの中でもユーモラスなキャラクター・デッドプールに、ライアン・レイノルズがふんしたアクションの第2弾。“マシーン人間”からある少年を守るために立ち上がったデッドプールがチームを結成し、ド派手なバトルを展開する。監督は『アトミック・ブロンド』などのデヴィッド・リーチ。敵を『アベンジャーズ』シリーズにも出演しているジョシュ・ブローリンが演じるほか、モリーナ・バッカリン、T・J・ミラー、忽那汐里らが出演する。(シネマトゥデイ より引用)
感想
我らがデップー、今回もイジり倒す
冒頭からいきなり昨年公開の「ローガン」をイジり倒すところから物語はスタート。
その後も、X-MENや他のマーベルヒーロー、DCコミックスまでイジり倒した挙句、アメコミ映画のみならずあらゆる映画や、ついにはディズニーの「アナ雪」までイジる始末。
もちろん本作の敵役ケーブルを演じるジョシュ・ブローリンイジりだって忘れませんよ!
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ケーブルを「片目のウイリー」と読んだり、中盤ではチャンク風なシャツを着たりと、ジョシュ・ブローリンのデビュー作「グーニーズ」ネタをぶち込み、ケーブルをサノス(ジョシュ・ブローリンが演じている)と呼んで口を塞がれたりと、喜々としてイジり倒してますw
オープニングは007風にしつつも、フラッシュダンスや色んな映画のパロディーをしまくり、80年代カルチャーも当然のようにネタにしまくりと、前作以上にやりたい放題でしたねー。
これらの小ネタを全部理解するには、かなりのボンクラ偏差値が要求されますが、もちろん分からなくても十分に楽しめるのでご安心を。(僕もほとんど分からなかったしw)
X-フォースとは
予告編でも出ていましたが、今回デップーは対ケーブルのためミュータントを求人して最強鬼ヤバなチームを作ります。
そのチーム名が「X-フォース」(今年の初めにそっくりな決めポーズをする映画があったけどいちいち言及しませんよw)で、実は彼らマーベルのコミックに登場するヒーローチームなんですね。
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サクッとメンバーを紹介すると、
電磁波を操る能力を持つベドラム( テリー・クルーズ)。
“自称宇宙人”のシャッタースター(ルイス・タン)。
なんでも溶かす強酸性のゲロを吐くツァイトガイスト(ビル・スカルスガルド)。
透明人間のバニッシャー(???)。
仕事欲しさにやってきた普通のおじさんピーター( ロブ・ディレイニー)。
そして運を操るドミノ(ザジー・ビーツ)。
原作に沿ったキャラもいるし、映画オリジナルのキャラもいるけど、アメコミファンなら彼らの登場にニヤリとしてしまうかもしれません。
さらに前作から引き続き、X-MENメンバーのコロッサスやネガソニックたん(髪が伸びて心なしか顔もシュッとしちゃった)。
デップー行きつけのバーのマスター ウィーゼルや、盲目の老女ブラインド・アル、タクシー運転手のドーピンダーも登場します。
「ポッキンナベイベー」のCMでお馴染み忽那汐里が、メガソニックたんの“彼女”ユキオ役で活躍しますよー!
ヒーロー映画としては初? の同性愛者キャラです。(何か色々うるさい人がいるらしい)
監督
そんな本作でメガホンをとったのは、キアヌ・リーブスの「ジョン・ウィック」をチャド・スタエルスキと共同監督し、シャーリーズ姐さんの「アトミック・ブロンド」も監督したデヴィッド・リーチだけに、アクションシーンはどれも素晴らしいの一言。
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もちろん前回に引き続き本作もR-15+指定なので、グロシーンもキッチリ描かれてますが、ただのグロにならないように、笑いを入れているのでそんなにキツくは感じないと思います。
デップーのキャラクターを掘り下げた続編
一見下品なジョークやオタクネタ、ゴア描写のお多い悪乗りアクションコメディーに見えるデップーシリーズですが、ジョークの中に彼の過酷すぎる過去を忍ばせ、キャラや行動や設定にもしっかり説得力を持たせています。
そんな彼が愛するヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)もまた、デップーに負けず劣らずの壮絶な過去があり、前作はそんな二人の愛を描いたラブロマンスなんですね。
そんな幸せ絶頂のデップーが、イキナリ不幸のどん底に落ちる衝撃の展開から本作はスタートします。
個人的に関心したのは、デップーが前作から一貫して1mmのブレもなく、続編となる本作でさらにキャラクターが掘り下げられているということ。
「ギャグシーンをつなぎ合わせただけ」なんて意見もあるけど、僕に言わせればいやいやそんな事はないですよと。
この2作は確かに表面上はコメディーだし、そこが楽しい映画ではあるけど、ベースにデップーことウェイドの物語がしっかり描かれているからこそ前作はあれだけヒットしたし、本作ではそんなウェイドの物語をさらに深く掘り下げ成長させることで、デップーが真のヒーローになる物語に昇華させた傑作だと僕は思います!
それに、茶化してはいるけど、DCやMCUでは出来ない事にも果敢にチャレンジしてるし、実は結構深くて社会派な作品でもあるわけですよ。
まぁ、そうは見えないかもですがw
そして本作は、(意図したかは分かりませんが)「ローガン」とコインの裏表になってるんですよね。
それだけに、EDクレジット後のオマケ映像には爆笑してしまいましたよww
興味のある方は是非!!!
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