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アクション釣瓶打ちの“わんこアクション”映画「ジョン・ウィック/パラベラム」(2019)

ぷらすです。

キアヌ・リーブスが孤高の殺し屋を演じる「ジョン・ウィック」シリーズ第3弾、『ジョン・ウィック/パラベラム』を今日、映画館で観てきましたー!

いやー、今回もアクションが凄かったですねー。

というわけで、今回は劇場公開されたばかりの作品なので出来るだけネタバレしないように気をつけて書きますが、これから本作を観る予定の方やネタバレは絶対に嫌!って人は、先に映画を観てからこの感想を読んでくださいね。

いいですね?注意しましたよ?

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画像出典元URL:http://eiga.com

概要

キアヌ・リーヴス演じる殺し屋ジョン・ウィックの復讐(ふくしゅう)劇を描くアクションシリーズの第3弾。追われる身となったジョンが、迫りくる暗殺集団との戦いに挑む。前2作のメガホンを取ったチャド・スタエルスキが続投。イアン・マクシェーンローレンス・フィッシュバーンらおなじみのキャストに加え、ジョンと因縁がある謎の女役で『チョコレート』などのハル・ベリーが参加している。(シネマトゥディより引用)

感想

過去2作をざっくり振り返る

まずは本作の感想に入る前に、過去2作品の流れをざっくり振り返っていこうと思います。

このシリーズ、で主役のジョン・ウィックを演じるのは、みんな大好きキアヌ・リーブス。彼にとってこのジョン・ウィックは「マトリックス」三部作以来の当たり役と言っても過言ではないと思います。

かつて裏社会にその名を轟かせた凄腕の殺し屋ジョン・ウィックは、5年前に最愛の女性ヘレンと出会い足を洗い、平穏な生活を送っていました。
しかしヘレンは病死し、悲嘆に暮れる彼のもとに1匹の子犬が送られてきます。
その子犬は自分の死後、夫を心配したヘレンからの贈り物で、ジョンはその子犬と静かに暮らしていたわけです。

ところが、街のロシアンマフィアのバカ息子がジョンの愛車を盗み、その時子犬を殺してしまったことから、ジョン・ウィックは復讐の鬼となってロシアンマフィアを皆殺しにしてしまうというのが1作目。

 

続く「ジョン・ウィック/チャプター2」は前作から5日後。
かつての借りがあるイタリア系犯罪組織の幹部から誓印を盾に殺しの依頼を受けるも、今度こそ引退を決意していたジョンは断ってしまう。
しかし、その代償は大きく、亡き妻との想い出が残る家が爆破されてしまうわけです。

ジョンはコンチネンタルホテル(殺し屋専門ホテル)のオーナー、ウィンストンに助力を求めるも、裏社会に生きる人間にとって「誓印」は絶対として、ウィンストンは犯罪組織の依頼を受けるよう進めるんですね。
諦めたジョンは依頼を実行するも、今度は口封じのため犯罪組織に命を狙われるハメに。さらに幹部はジョンに700万ドルの賞金を掛け、主席連合(殺し屋協会)を通じてニューヨーク中の殺し屋にジョン・ウィック殺害を依頼するんですね。

次々に襲いかかる殺し屋を返り討ちにしながら、ジョンは幹部を追うも幹部は殺し厳禁が掟のコンチネンタルホテルに逃げ込み、ジョンを挑発。
ウィンストンが止めるのも聞かず、ジョンはホテル内で幹部を射殺してしまい、世界中の殺し屋から命を狙われる事になってしまうんですね。

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画像出典元URL:http://eiga.com / いつも通り“ガンフー”あり

マトリックス』など数々の映画でスタントやスタントコーディネーターを手がけたチャド・スタエルスキーの初監督作品ということで、日本のアニメ、マーシャル・アーツ、殺陣、マカロニ・ウェスタンなど、あらゆるアクションが盛り込まれ、特にガンアクションとカンフーをミックスさせた“ガンフー”で多勢の相手を次々葬っていくアクションは、(僕を含む)多くのファンを驚愕・熱狂させました。

また、殺し屋専用金貨や殺し屋専用ホテルなど、まるでマンガのような裏社会のルールも非常に楽しい作品でしたねー。

わんこアクション

この前2作で概ねストーリー上の前フリが済んでいるので、本作は最初から最後までほぼアクションシーンのみで構成された“わんこ(犬じゃないよ)アクション”映画になっていました。

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画像出典元URL:http://eiga.com / 乗馬アクションあり

正直、序盤の方でお腹いっぱいになっちゃうんですが、それでも“わんこそば”のように次から次へとアクションシーンが釣瓶打ちされていくのです。
確かに1作目はその過剰なアクションシーンを大いに楽しんだ僕ですが、正直2作目で目が慣れてしまい、本作では完全に飽きてしまったんですよね。

いや、製作陣は観客に飽きさせないように、様々なシチュエーションの中で目先を変えたアクションシーンをデザインしてはいるんですよ。

ただ、多勢vsジョン・ウィックという構造自体は変わらないし、基本格闘(銃撃戦)アクションがメインなのでどんどん目が慣れてしまって、やってる事は凄いのに、どのシーンも似たようなアクションに見えて有り難みが薄れていくのです。

また、ストーリー自体がシンプル過ぎるくらいシンプルなので、前作の中盤くらいからアクションとストーリーの釣り合いが取れなくなっているってのもあるような気もしましたねー。ぶっちゃけ本作は物語もほとんど進んでいないですしね。

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画像出典元URL:http://eiga.com / 剣撃あり

いや、そういう映画って分かって観に行ってるんだろと言われればグゥの音も出ませんけど。

3部作じゃない…だと?

で、僕は本作に関してあまり事前情報を入れていなくて、てっきり本作がジョン・ウィック3部作」完結編だと思って観に行ったんですけど、なんと続編に続く形で終わっててビックリしてしまいましたよw

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画像出典元URL:http://eiga.com / 愛犬家仲間のハル・ベリーも登場

本作でついにその全容が明らかになった世界中の殺し屋を束ねて裏社会を牛耳っている主席連合。

本作では、その主席連合に完全に追い詰められたジョン・ウィックと彼の協力者たちが、次回作でついに反撃に出るというストーリーになっていくのかな?

っていうか、いったい何部作の予定なんだろうw

まぁ、そんな文句をつけながらも、次回作が公開されれば、きっと観に行っちゃうんですけどね。

とりあえずは次回作に期待かな!

興味のある方は是非!!

 

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