ぷらすです。
今回は、2022年3月30日から放送を開始、5月4日に最終回を迎えたばかりのマーベルドラマ『ムーンナイト』全6話のあらすじを6回に分けてご紹介&解説や考察していこうと思います。
今回は物語の折り返しとなる第三話。
舞台はすべての始まりの地エジプトへ。
「インディー・ジョーンズ」や「ハムナプトラ」を連想させる楽しい展開やちょっぴりホラーテイストな展開もありましたねー。
という訳で今回は第2話のあらすじと解説・考察をネタバレありでご紹介していきますので、ドラマ未見の方はご注意ください。
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第3話"エネアドの決断"
レイラが顔見知りの老女に偽造パスポートを作ってもらいながら会話をしているシーンから物語はスタート。
その中でマーク/スティーブンがエジプト・カイロに向かった事。レイラの父親が考古学者だったこと。彼女は闇市場から盗品を盗み出し元の持ち主に返すことで手数料を稼ぐ仕事をしいる事が分かります。
一方、スカラベに導かれカイロに到着したハロウたちは、ついにアメミットの墓を見つけ出します。
その時、信者からマークがカイロまで追ってきているという報告を聞いたハロウは信者を向かわせるんですね。
三人組の信者と常人の姿のまま戦うマークですが、大きなナイフに写ったスティーブンに攻撃を止めるよう言われるとそのまま体の制御権を奪われ、次に気が付くと空港へ向かうタクシーの中に。
意識を取り戻して三人を追うマークは容赦無く相手を追い詰めるも、またも鏡の中に登場したスティーヴンに気を取られている隙に攻撃され意識を失ってしまいます。
目を覚ますと二人の信者を刺殺ししていたマーク。スティーヴンは自分がやったのではないと言いますが、マーク自身も殺人の記憶はありません。
コンスに従い、生きていたもう一人の若い信者を崖の端まで連れ出し、落とすと脅してハロウたちの居場所を吐かせようとするマーク。しかし、アメミットに忠誠を誓う青年は自ら命を絶ってしまい、マークたちは完全に手掛かりを失ってしまうんですね。
そこでコンスは最後の手段として、世界中に散らばる神々(のアバター)を集めて行う審問会「エネアド召集」を開くべくその合図として日食を起こします。
この時、マークに最後の集会で神々から追放されたことを明かすコンス。
人間に干渉しないことが神々のルールですが、マークを使い罪人を裁く=積極的に人間に関わるコンスを他の神々は嫌い、「エネアド」から追放したというんですね。
集会にやってきたのは、愛と音楽の女神ハトホル、天空神ホルス、豊穣の神イシス、湿気の女神テフヌト、冥界の神オシリスのアバター5人。それにコンスのアバターであるマークを加えた6人で審問会が始まります。
マークに宿ったコンスは他の神々に対し、アメミットの復活を目論むアーサー・ハロウへの裁きを求め、神々はハロウが召集しますが、召喚されたハロウはアメミットの復活を企んでいるのはコンスの方だと主張。
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更にアバターのマークが多重人格で病んでいること、その弱みをコンスが利用していると言います。
これに怒り暴力を振るおうとして止められたコンスに代わって呼び出されたマークは、「助けが必要だ」と認めた上でハロウを裁くことを主張するも、その訴えは退けられてしまうのです。
万策つきたと思われたマークでしたが、センフーという2千年前に墓の記録を担当していた人物がアメミットの墓の位置を知っており、彼の棺にその情報が記されているという情報をハトホルのアバターから得たマーク。
レイラと合流したマークは、発掘品収集マニアのアントン・モガートの屋敷に向かいます。
二人はモガートにセンフーの棺を見せてもらいますが、鏡の中のスティーヴンは暗号を解かなければならないと助言、レイラがモガートの気を引いてるうちに、マークと代わったスティーブンが布の棺材に描かれた暗号を解きます。
しかし、棺材に触ってるのを見つかったスティーブンたち。さらにハロウも現れ大ピンチに陥るも一瞬のスキをついてムーンナイトに変身し彼らは危機を脱するんですね。
暗号を解き、星座の位置からアメミットの墓の位置を割り出すも、センフーの生きていた2千年前とは星の位置が違うので、このままでは墓に辿り着けないと言うスティーブン。
するとコンスがMr・ナイトに変身したスティーブンと一緒に星空を回転させ、2000年前の夜空を復活させるんですね。しかし、この行為によってコンスは神々に封印されてしまうのでした。
解説・考察
1・2話はスティーブン視点で進んだ本作ですが、この第3話はマーク視点で物語が進みます。
そして舞台はエジプトに映り、冒険や謎解きなど「インディー・ジョーンズ」や「ハムナプトラ」的な楽しい展開もあり、また、これまでお荷物的な扱いだったスティーブンのエジプトの知識が初めて役に立つんですね。
あと、「エネアド召集」の件では、リーダー格のオシリスが、あまりにも無条件にハロウの言い分を信じるので、「ははーん、これはハロウとオシリスが裏で繋がってるんだな」と推理してたんですが、単純にオシリスはコンスが嫌いだっただけだと後の回で分かりましたよw
この回ではマーク/スティーブンに第3の人格がいる事が仄めかされたり、レイラの父親の死にマークが関わっている事が示唆されたり(マークが殺したとされる発掘団にレイラの父親もいた)、コンスが封印されたことでマーク/スティーブンがムーンナイトの能力を失うなど、ドラマの折り返しとして物語が大きく動きました。
というわけでMCUドラマ「ムーンナイト」第三話のネタバレあらすじと、解説・考察でした。次回は、MCUファンを最もざわつかせた第四話をご紹介します。
ではではー(´∀`)ノシ