ぷらすです。
今朝朝イチの回で観てきましたよー。
何がって、もちろんスピルバーグ監督の『レディ・プレイヤー1』ですよ!
感想は…うーん、そうですね…。かなり控えめに言って………………
サイコーでしたよフォーーーー!!
というわけで、まだ公開したばかりの作品なので、出来るだけネタバレしないように感想を書きますが、これから本作を見に行く予定の人は、先に映画を観てからこの感想を読んでくださいねー!
とりあえず、観に行こうかどうしようか迷ってる人は、劇場に観に行くことをオススメします!
この映画、映画館の(できる限りの)大画面で浴びるように観るべき映画ですからね!
というわけで、いいですね? 注意しましたよ!
画像出典元URL:http://eiga.com
概要
スティーヴン・スピルバーグがアーネスト・クラインの小説を映画化した、仮想ネットワークシステムの謎を探る高校生の活躍を描くSFアドベンチャー。2045年を舞台に、仮想ネットワークシステム「オアシス」開発者の遺産争奪戦を描く。主人公を『MUD マッド』『グランド・ジョー』などのタイ・シェリダンが演じる。共演は、オリヴィア・クック、マーク・ライランス、サイモン・ペッグ、T・J・ミラー、ベン・メンデルソーン、森崎ウィンら。(シネマトゥデイより引用)
感想
盆と正月とクリスマスとハロウィンがいっぺんにやってきた!
……とは言ったものの、一体何から書けばいいのかw
本作は、アーネスト・クラインが2011年に発表したSF小説「ゲームウォーズ」を原作にしたエンターテイメント映画です。
環境汚染や気候変動、政治の機能不全により、荒廃した2045年の世界。
画像出典元URL:http://eiga.com / ウェイド・ワッツの住む貧困地域
そのために貧困が広がり、スラム街で暮らさざるを得ない状況に陥った地球上の人口の大半は、オアシスと呼ばれる仮想現実(VR)の世界に入り浸っているんですね。
画像出典元URL:http://eiga.com / 多くの人びとが入り浸る仮想空間オアシス
そんなオアシスの創始者であるジェームズ・ハリデーが亡くなる前にオアシス内に隠したとされるイースターエッグを探すエッグ・ハンター(通称ガンター)の勝者には、彼の莫大な遺産と、オアシスの運営権を譲渡するという遺言によって、個人、企業を問わず、多くのユーザーがガンターに挑んでいるというのが本作の基本設定です。
VR世界が舞台の作品といえば「.hack」「ソードアート・オンライン」「ログ・ホライズン」などなど、日本でも多数の作品がある馴染みのある題材。
しかし、この作品が凄いのは、主人公ウェイド・ワッツ /パーシヴァル (タイ・シェリダン)の愛車はデロリアンだったり、ヒロインのサマンサ / アルテミス ( オリヴィア・クック)の愛車は「AKIRA」の金田使用のバイクだったり。
画像出典元URL:http://eiga.com / ジュラシックパークのTレックスも登場
劇中でアイアン・ジャイアントやガンダム、キングコング、「ジュラシックパーク」のTレックス、「トランスフォーマー」のオプティマスプライム、バットマンやジョーカーなどなど、ジャンルや権利者の壁を超えたポップアイコンが、とてもじゃないけど一度観ただけでは把握できないくらい多数登場、画面狭しと動き回るところなのです!
画像出典元URL:http://eiga.com / ガンダムは“あのロボット”と対決!
そんな、盆と正月とクリスマスとハロウィンがいっぺんにやってきたような本作の冒頭のレースシーン。
これ以上やったら映像的に崩壊するギリギリの情報量が、洪水のように押し寄せる(ボンクラ的)ドラッギーな映像的快感に痺れましたねー!
こんなん面白いに決まってますやん!
じゃぁ、サブカルやオタクだけが楽しいお祭り映画かといえば、そこは我らがスピルバーグ監督。
ストーリーの方も冒険、謎解き、ラブロマンス、努力、友情、勝利と、しっかりツボを押さえていて、最後には高橋名人的な着地する、老若男女誰もが楽しめるエンターテイメントに仕上げていました。
画像出典元URL:http://eiga.com / 本作で重要な役割を担うアイアン・ジャイアント。原作小説では「東映版スパイダーマン」のレオパルドンも登場したんだとか。
そう考えると、本作で「オアシス」を作りあげたジェームズ・ハリデーとユーザーの関係はそのままスピルバーグと僕らファンの関係に重なるし、そもそもこんな映画、世界広しといえどもスピルバーグ以外作れませんよ。
しかも、この作品を「 ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」とほぼ同時進行で作ってたって、この人の頭の中は一体どうなってるんだろうw
もちろん、アカデミー賞に関わるような社会派(でもちゃんとエンターテイメント)の素晴らしい映画を安定供給しているスピルバーグ御大ですけど、その一方でデビュー以降、多くの子供たちを虜にしてきたエンターテイメント映画の方は、近年、正直イマイチの作品も多かったわけで。
「もう、僕らの大好きなボンクラ映画監督(褒め言葉ですよ)のスピルバーグは終了なのかな( ´•ω•` )ショボン」とか思ってたら、「そんなわけあるかーーー!」とばかりに、こんなスーパーボンクラ超大作をプレゼントしてくれた彼には、もう、「ありがとう」以外の言葉なんか出てこないですよ!
なので、本作を観ようかどうしようか迷ってる人には、しつこいようですが、本作は劇場の(出来るだけ)大画面で浴びるように観るのがオススメですよー!!
興味のある方は是非!!!
▼よかったらポチっとお願いします▼
▼関連作品感想リンク▼