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ステイサムの出世作!「アドレナリン」(2007)&「アドレナリン ハイボルテージ」(2009) *ネタバレ

ぷらすです。

今回ご紹介するのは、超でっかいサメをナイフ一つで倒す男ジェイソン・ステイサム出世作アドレナリン』と、続編の『アドレナリン ハイボルテージ』ですよー!

今回は久々の再鑑賞なんですがやっぱ面白かったし、個人的にはこの2作のステイサムこそがベスト・オブ・ステイサムだと思いますねー!

あ、ちなみに今回はネタバレ全開で書きますんで、ネタバレ嫌って人は先に映画を観てからこの感想を読んでくださいねー!

いいですね? 注意しましたよ?

 

アドレナリン(2007)

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画像出典元URL:http://eiga.com

監督は

本作の監督は、 マーク・ネヴェルダインブライアン・テイラー
DCコミック原作の西部劇「ジョナ・ヘックス 傷を持つ復讐者」(2010)
ニコラス・ケイジ主演でマーベルコミック原作の「ゴーストライダー」(2013)
など、勢いのあるアクション映画を撮った2人で、昨年はニコラス・ケイジが子供を殺そうとしたり両親に命を狙われる「マッド・ダディ」をブライアン・テイラーが監督。

そんな二人の長編デビュー作となるのが、ジェイソン・ステイサム主演の本作『アドレナリン』なのです。

ストーリー

ストーリーは単純。
目覚めたシェヴ・チェリオス(ジェイソン・ステイサム)は「ファッ〇・ユー」と書かれたメモ紙と一緒に、リビングに置かれたDVDを発見。

再生してみると、メキシコ系マフィアのリッキー・ヴェローナ(ホセ・パブロ・カンティーロ)に劇毒を投与されている自分の姿と、その毒が“ペキン・カクテル”といわれるアドレナリン分泌を抑制する毒によってあと1時間で心停止に至ることが告げられる。

これにブチ切れたチェリオスは、友人の医者ドクのアドバイスを受け、あらゆる手段でアドレナリンを出しながら、復讐の為にリッキーの行方を探す。

という内容。

リッキーを探す道すがら、心臓が止まらないようにアドレナリンを出し続ける手段のバリエーションが本作の見所なんですね。

アドレナリン大喜利

で、ステイサムはリッキーを探す道すがら、とにかくアドレナリンを出す為にあらゆる手段を使います。

エフェドリンエピネフリン、興奮剤、コカインなどの薬物摂取はもちろん、敵から身を隠すため入院着に着替えて病院から脱出。
そのままバイクで爆走するも、心臓が弱まってきたステイサムはハンドルから手を離してタイタニックみたいな立ち乗り。なんですが、入院着が風になびいてステイサムのケツが丸出しになるっていう。

パンツまで脱がなくていいだろ!(。・д・)ノ)´Д`)ビシッww

途中、恋人のイヴ(エイミー・スマート)と行動を共にするステイサム。
チャイナタウンでまたまた心臓が弱ってきて、アドレナリンを出すために公衆の面前でイヴにエッチを迫り、そして……とかねw

もちろん、その間にも次々と現れる敵を片っ端から殴り、斬り、撃ってのぶっ殺し祭り。

下品な下ネタギャグと過度なバイオレンスが交互に描かれるんですねー。

まさに、THE・80年代アクション映画のノリです。

そしてクライマックス。
リッキーの裏で糸を引いていたボスを追って飛び立つヘリコプターに飛びついたステイサム。

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すったもんだの挙句、ボスと共に地面に落下し死亡……かと思いきや、耳から血を流しながら、ステイサムがピクリと動いてエンドロールなんですねー!

とはいえ、ビルより高い上空からコンクリートの地面に落っこちてるわけで、まぁ、普通は死にますよねw

 

アドレナリン ハイボルテージ(2009)

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ステイサムがヘリから落ちて3ヶ月。

どっこい、ステイサムは生きてました!(そりゃそうだ)

実は警察が到着する前に、ステイサムは身柄を中国マフィアに拉致されていたのです。
そして、目を覚ましたステイサムが見たのは、医者らしき男たちが自分の胸を開いて心臓を取り出し、代わりに人工心臓を埋め込んでいる光景。

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その人工心臓はバッテリー式で、定期的に充電が必要。しかも24時間しかもたない粗悪品なのです。

というわけで、ここからステイサムの心臓追跡劇がスタートするのです。

充電大喜利

前作はアドレナリン大喜利でしたが、本作は充電大喜利

早々にバッテリーを壊されたステイサムは、とにかく人工心臓を動かすために車のバッテリーに繋いだバッテリーケーブルを乳首と舌に挟んでビリビリーっと充電!
いや、100歩譲って体にバッテリーコード繋ぐのはいいとして、なんで乳首と舌をチョイスしたのかとw

で、更にその後、瀕死状態になるたび敵から取り上げたスタンガンや高圧電線などで充電

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さらに前回に引き続きドクに相談すると、肌の摩擦で静電気を起こして充電というアドバイスを受け、競馬場で見知らぬオッサンと腕をすり合わせ、見知らぬお婆ちゃんのお尻に腰をスリスリし、挙句恋人のイブとレース中の芝生で……っていうね。
本作では前作以上にステイサムはケツ丸出しでしたよ。

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悪ふざけもハイボルテージ

前作でクライムサスペンスの皮を被ったトンデモバカ映画だということがバレてしまっているので、本作はもう最初からぶっ飛ばしてます。

下品な下ネタギャグも競馬場だけでなく、冒頭の中国マフィアのアジトでは手術直後にも関わらず、医者やギャングを撃ち殺しまくり、警備していたギャングをぶん殴って四つん這いにすると尻にショットガンを突っ込み「俺のストロベリータルト(心臓)は何処だ?」と気が効いてるのか効いてないのか分からないセリフを吐く。
よそ見運転で車が路側帯に正面衝突し、フロントガラスを勢い良く突き破って道路に放り出されたり、盗んだパトカーで逃亡していると何故かAV女優や男優のストライキに遭遇したり。

高圧電流で充電したときは、何故か巨大化(そして何故か顎が伸びる。ホント何故だ!w)して、同じく巨大化した敵と戦うステイサム。(まぁステイサムの妄想なんだけど)

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なんか、超しょぼい怪獣映画チックな映像が繰り広げられます。

クライマックスでは、前作で死んだはずのリッキーも生きてましたよ!
ただし首だけで。

…って、何でやねん!(。・д・)ノ)´Д`)ビシッww

もちろん人も前回以上にサクサク死んでいくので、観てるとムスカ気分が味わえますよーw(「人がゴミの…ry」)

開き直りなのかやけくそなのか分からない悪ふざけが、文字通りハイボルテージで繰り広げられるんですねーw

まぁ、一見すると…っていうか全編見ても、トンデモバカ映画には違いないんですが、意外と物語に必要なディテール描写は丁寧だし、何より物語のテンポも速いくて、ワンアイデアを考え抜いて観客が飽きないように観せてるんですね。

その辺の手際の良さやスピード感で、一気に突っ走る感じは生理的に気持ちいいし(もちろん肌に合わない人もいるでしょうが)、僕は大好きなんですよねー。

興味のある方は是非!!

 

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