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今日観た映画の感想

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全てにおいて丁度いい面白さ「ペット」 (2016)

映画レビュー

ぷらすです。

今回ご紹介するのは、『ミリオンズ』のスタッフが作った3DCGアニメ『ペット』ですよー!

一言で言うなら「全てにおいて丁度いい映画」って感じでした。(褒め言葉)

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画像出典元URL:http://eiga.com

あらすじと概要

世界中でヒットを記録した『ミニオンズ』のイルミネーション・エンターテインメントとユニバーサル・ピクチャーズが作り上げた、ペットたちの知られざる世界に迫るアニメ。人間たちの留守中に犬や猫や小鳥といったペットたちが、どのように過ごしているのかをユーモアたっぷりに映す。『ロラックスおじさんの秘密の種』に携ったクリス・ルノーとヤーロウ・チェイニーが監督を担当。飼い主たちが知らないペットたちのキュートな姿に笑いがこみ上げる。

ストーリー:犬のマックスは、ニューヨークで大好きな飼い主のケイティと最高のハッピーライフを送っていた。ところが、ケイティが大型犬デュークを新たに連れてきたことから、マックスの生活環境はガラリと変化する。マックスとデュークが何とか自分が優位に立とうと頑張っていたある日、ひょんなことから彼らは迷子になってしまい……。(シネマトゥディより引用)

 

感想

本作を一言で言うなら、ペットの日常を覗見る映画です。

ニューヨークに住む犬のマックスは、大好きな飼い主ケイティーと幸せに暮らしています。ふたりの住むアパートには、他にも犬や猫、インコやハムスターなど色々なペットを飼っている人たちがいて、その飼い主が仕事などで外出している間、冷蔵庫を開けて盗み食いしたり、ヘビメタでノリノリだったり、だれかの部屋に集まって談笑やパーティーしたり。

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マックスと同じアパートに住むペットたち。 画像出典元URL:http://eiga.com

そんな、飼い主には決して見せないペットたち姿をこっそり覗き見ちゃうというコンセプトの作品なんですね。

制作は『ミニオンズ』のスタッフ

そんな本作を制作しているのは、世界的にヒットした『怪盗グルー』シリーズのイルミネーション・エンターテインメント。
3Dアニメ制作会社としては、今やディズニー、ピクサー、ドリームワークスと並ぶビックカンパニーですね。

リアルな映像表現に重きを置く競合3社に対し、カートゥーンアニメ的な楽しさを追求している印象があります。

二匹のワンコのバディムービー

大好きなケイティーと幸せに暮らしていたマックスに、ある日とんでもない不幸がやってきます。
ケイティーが保健所から、大型犬デュークを引き取ってくるんですね。

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ケイティーがある日、大型犬デュークを連れてきちゃったからさぁ大変。 画像出典元URL:http://eiga.com

二匹は当然衝突し、マックスは何とかデュークを追い出そうとしますが、ある日散歩に出かけた二匹はある事情から迷子になり、保健所に捕まり、下水道で人間への復讐活動を企む「元ペット軍団」に追い回され、マックスの仲間のペットたちも巻き込んだ大騒動に発展するわけです。

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元ペット軍団のボスのスノーボール 画像出典元URL:http://eiga.com

保健所の職員や元ペット軍団から逃げ延びて家に戻るため、最初はいがみ合っていたマックスとデュークが次第にお互いを認め合っていくという、いわゆるバディムービーの犬版になっているんですね。

画面のあちこちで何かしら起こっている

イルミネーション・エンターテインメント作品の特徴として、本筋と関係なく画面のどこかで常に何かが起こっているってのがあるんですね。
画面の真ん中でメインのキャラクターが動いたり話したりしている奥で、別のキャラクターが別のことをしてコケたりドジッたり。

これは黄色の不思議生物ミニオンズが活躍する「怪盗グルー」シリーズから引き継がれた手法で、笑いや作品の楽しさに繋がってるし、本筋を邪魔しないバランスで常に画面のどこかで何かが動いている楽しさの演出という、実は結構難しいことをサラリとやってのけてるんですよねー。

動物好きなら思わずニヤリとしてしまう、ペットあるあるが満載

映像的リアリティーよりも、カートゥーンアニメ的楽しさに比重を置いている本作ですが、ペットたちと人間のバランスにはかなり気を使っています。
例えばペット同士だと普通に人間の言葉で話す動物たちですが、飼い主と一緒の時は鳴き声で人間と言葉が通じない様子を分かるようにしているし、ペットが理解出来ない(飼い主が昼間どこに行ってるのかとか)事は、本作のペットたちも分からないという前提で物語が進むなど、動物を擬人化しすぎないバランスのとり方を気をつけている感じがしました。

あと、何気にペットたちの動きがリアルなんですよね。
ヒロインのマルチーズがピョンピョンはねる仕草や、猫がパニック状態だったのをごまかそうと、何事もなかったみたいにすまして動くところとか、マックスがお腹を撫でられてる時、気持ちよくて後ろ足がピコピコ動いちゃうトコとか。

そういうちょっとした、でも動物を飼ってる人や動物好きなら思わずあるあるー! と笑ったりニヤニヤしてしまう細かいあるある描写が、本作のキャラクターに実在感を与えているんじゃないかなーって思いました。

全てにおいて丁度いい

ディズニー、ピクサー作品なんかは、(特に最近は)世界で起こっている様々な社会問題を、メタファーとして作品に入れ込んでますよね。
もちろんそこも含めて面白いんですが、体調や気分次第では観るときに少し構えちゃう部分もあったりします。

そういう意味では「ミニオンズ」や本作は、気楽に見られて丁度いい感じだなーなんて思うんですよねw
本作も、(多分)人種や格差問題をメタファー的にうっすら取り入れてはいるんですが、どちらかといえば物語やキャラクターの動きの楽しさの方がメインになってる感じなんですよね。

時間も役1時間30分と大人から子供まで楽しく観るには丁度いいし、映像も物語も観ていて疲れない丁度いいサイズ感。キャラクターデザインもリアルすぎず、崩しすぎず、丁度いい可愛らしさと、とにかく何から何まで「丁度いい」映画(褒め言葉)なんですよね。

なので「映画が観たいけどあんまり重いのはちょっと……」という気分の時に観るのには丁度いい映画なんじゃないかと思いますよ。

興味のある方は是非!!

 

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