ぷらすです。
今回ご紹介するのは、ヴィン様ことヴィン・ディーゼルの超人気シリーズ最新作『ワイルド・スピード ICE BREAK 』ですよー!
ここ最近、当ブログでは『トリプルX』シリーズや『リディック』シリーズの感想をアレコレ書いてきましたが、本作を観て「結局ヴィン様はワイスピが一番だな!」って思いましたよー!
画像出典元URL:http://eiga.com
あらすじと概要
世界的なヒットを記録したカーアクション『ワイルド・スピード』シリーズの第8弾。ヴィン・ディーゼルふんする主人公ドミニクの裏切りによって、強固な絆で結ばれていたファミリーが崩壊の危機にひんするさまを描く。ドウェイン・ジョンソン、ミシェル・ロドリゲスといった続投組のほか、オスカー女優のシャーリーズ・セロンとヘレン・ミレン、クリント・イーストウッドの息子スコット・イーストウッドら豪華キャストが新たに参戦。意表を突く波乱の展開に加え、巨大潜水艦まで登場する氷上カーチェイスにも注目。
ストーリー:誰よりも仲間を愛し大切にしてきたドミニク(ヴィン・ディーゼル)の裏切りにより、彼らの結束は崩れようとしていた。だが、彼の行動には謎のサイバーテロリスト(シャーリーズ・セロン)が関与していることがわかる。レティ(ミシェル・ロドリゲス)やローマン(タイリース・ギブソン)らはドミニクを取り戻すため、最大の敵デッカート・ショウ(ジェイソン・ステイサム)と手を組むが……。(シネマトゥディより引用)
感想
「ワイスピ」新章 開幕!
前作「ワイルド・スピード SKY MISSION」(2015年)の撮影の最中に、ブライアン・オコナー役のポール・ウォーカーが不慮の事故(プライベートでの交通事故)で亡くなって一時は継続も危ぶまれた本シリーズでしたが、「~SKY MISSION」では、脚本を変更し、途中まで撮影していた本人の映像+ポールの兄弟による吹き替えやCGで残されたシーンを撮影・編集して公開されました。
シリーズの立役者でもあるポール・ウォーカーに捧げたあのラストシーンは涙なしでは観られませんでしたねー。
そして、シリーズ最新となる本作は、ワイスピシリーズ最終章(三部作)の第一弾であり、シリーズ再始動となる作品でもあります!
画像出典元URL:http://eiga.com /お馴染みのファミリーのみなさん
ヴィン様自身インタビューで「ポールから受け継いだ作品」と言うように、本作ではお馴染みのメンバーに加え、前作に引き続きミスター・ノーバディ役で登場のカート・ラッセル、本作から登場する助手リトル・ノーバディーとして、クリント・イーストウッドの息子でポール・ウォーカーとも親交の深かったスコット・イーストウッドも参戦。
さらに、前々作 「~EURO MISSION」のラスボス、オーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンズ)と、前作「~SKY MISSION」のデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)兄弟。さらにふたりの母親役として大女優ヘレン・ミレンも登場します。
そんな本作で最強のスーパーハッカー“サイファー”を演じるのは、「マッドマックス怒りのデスロード」のフェリオサ役でみんなのハートを鷲掴みにした、あのシャーリーズ・セロン姐さんですよー!
って、なんなのこの超豪華メンバー!((((;゚;Д;゚;))))カタカタカタカタ
ストーリー
ドム(ヴィン・ディーゼル)と恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)がイチャイチャしているキューバで、車の故障を装ってドムに接近してきたサイファー。
実は彼女、前々作・前作の事件の首謀者だったんですね。
そんな彼女はドムの「ある弱み」を握っていて、強制的にドムを仲間に引き入れます。
画像出典元URL:http://eiga.com / シャーリーズ姐さんとヴィン様、夢の共演
後日、外交保安部の指令で、ドムたち「ファミリー」と共に大量破壊兵器・電磁パルス砲の奪還を成功させたホブス(ドウェイン・ジョンソン)でしたが、ドムが突如裏切り、電磁パルス砲を盗まれた上にホブスは刑務所送りになってしまいます。
その刑務所には、前作でホブスが捕らえた最強の敵、デッカード・ショウも収監されていて……。という物語。
絶対的リーダーのドムを敵に回した「ファミリー」はどうなるのか、そしてドムはどうして裏切ったのか、果たして「ファミリー」はどうなるのか!? という流れなんですが、まぁ、その後の展開は、多分みなさんが察した通りなんですよね。
なので、ぶっちゃけストーリー的には何ら目新しいことはないんですが、本シリーズの魅力はストーリーじゃないですからねーw
全部実車! 驚愕のカーチェイスシーン
で、シャーリーズ姐さんことサイファーの次なる狙いは、ロシアの核ミサイルの発射スイッチ。
ドムに命じて、ロシア国防大臣が持つ核ミサイル発射スイッチを狙うわけですが、ここでシャーリーズ姉さんのスーパーハッカーぶりが発揮されます。(大臣もそんな危ないモノを持ち歩くなよって話ですがw)
アジトでもある飛行機からコンピューター制御の車を次々にハッキングした、何十台もの「ゾンビカー」で大臣の車を襲わせ、さらには立体駐車場の車を雨あられと落としまくるという荒業を披露。この一連のシーン、CGじゃなくて全部実車を使ってるので、超見ごたえがありましたねー!
結果、60数台もの車をクラッシュさせたそうで、これぞワイスピ! って感じでしたねー!
名車多数、戦車も登場!
ワイスピでは登場するスーパーカーやマッスルカーの数々は、本シリーズに登場するキャラクターの大事な相棒でもあり、ある意味ではそれぞれがキャラクターと同等の存在と言えるのではないでしょうか。
本作で登場する車を紹介すると、
ドムが乗るダッジ・チャレンジャー SRT デーモン 17年型&プリムス・ロードランナー GTX 72年式&ダッジ・アイス・チャージャー。
(ドムといえばダッジ、ダッジといえばドム)
ホブスが乗るランドローバー・ディフェンダー 90・アイス・ラム(キャタピラ仕様)
(4WDのゴツイ車がいかにもホブスらしい)
ローマンが乗るランボルギーニ・ムルシエラゴ LP640
(一目惚れで決めるも、鮮やかなイタリアンレッドが裏目にw)
スコット・イーストウッド演じるリトル・ノーバディーが乗るスバル・BRZ
(ブライアンの後継者といえば日本車ですね!)
テズが乗る高速戦車ハウ&ハウテクノロジーズ・リップソー
(超早いし運転席で操作できる機関銃も標準装備のハイテク戦車!)
などなど。
今回も名車・スーパーカー・マッスルカー・戦車と超かっこいいカスタムカーがバリバリ走りまくったり戦ったりしますよ!
画像出典元URL:http://eiga.com / 今回の敵は巨大潜水艦!
そして、これらの車と戦うのがロシア製の潜水艦ですからね!
クライマックスでは、凍った海の上で潜水艦とスーパーな車が熱いバトルを繰り広げますよー!(*゚∀゚)=3 ムハー!
前々作では戦車・前作では戦闘ヘリ・そして本作では潜水艦と、これで陸・海・空オールコンプリートですよ!w
ロック様とステイサムの熱いバトルも見逃せない!
もちろんカーアクションだけでなく、本作では前作「~SKY MISSION」で熱いバトルを繰り広げたロック様ことドウェイン・ジョンソンと、ジェイソン・ステイサムのアクションも堪能できますよー!
画像出典元URL:http://eiga.com / ステイサムvsロック様
二人の直接対決はないですが、アクロバティックな動きとスピードのステイサムに対し、パワーファイターで鋼の体を持つロック様が刑務所で無数の囚人や看守を相手に大乱闘を繰り広げます。
ステイサムはさらに飛行機の中でも子連れガン・フー? を繰り広げ、ロック様は迫り来る魚雷を足で蹴ったりと、相変わらずのハチャメチャぶり。
まぁステイサム演じるデッカードが過去にやってきたことを考えれば、シリーズのファンとしては少々複雑ではありますが、でもステイサムのアクションはやっぱりカッコイイんですよねー!
シャーリーズ姐さんの存在感
そんな強烈なキャラクターたちにも、一歩も引かないのが我らがシャーリーズ姐さん。
ヴィン様やステイサム、ロック様を向こうに回して、強烈な存在感と、(もし僕がドMだったらひと睨みで昇天してしまう程の)見事なドSっぷりを発揮、非常に憎っっっっっったらしい悪役を好演してました。
特に中盤のある展開は「コイツ、マジ許さん! ι(`ロ´)ノムキー」と思わせる悪辣さでドムをも圧倒、さすがシャーリーズ姐さんだなーって思いましたねー!
アクション映画ではなく「ワイルド・スピード」
もちろん映画として特別素晴らしいとか、ストーリーやアクションが際立って素晴らしいなんて事はなく、物語は相変わらず大味だし、内容や設定にも首を傾げてしまう部分もないではないんですが、そこを指摘したら負けっていうか、ぶっちゃけ観客に、細けぇこたぁいいんだよ! って思わせてしまう時点で勝ちっていうか。
このシリーズ(特に「~MEGA MAX」以降は)は、もう映画の枠では収まらない、もはや「ワイルド・スピード」というジャンルなんですよねー。
例えば、何も起こらなくてもドムを中心とした「ファミリー」が集まってバカ話しているだけでも、それはそれで楽しめちゃうみたいな、そんな魅力が本シリーズにはあると思います。
興味のある方は是非!!
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