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今日観た映画の感想

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イギリスの古典文学とゾンビがまさかの合体!?「高慢と偏見とゾンビ」(2016)

ぷらすです。

今回ご紹介するのは、イギリス古典文学名作「高慢と偏見」とゾンビを合体させた異色作『高慢と偏見とゾンビ』ですよー!

中世イギリスにゾンビがいるという設定の出オチ映画かと思ったら、意外とちゃんとしたストーリーでビックリしましたww

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画像出典元URL:http://eiga.com

あらすじと概要

イギリスを舞台にした恋愛小説の名作「高慢と偏見」とゾンビを融合させ、ベストセラーになった原作を実写化したアクション。ゾンビと戦う日々を送るヒロインが大富豪の騎士と出会い、高慢な彼と嫌々ながらも共闘し、心を開いていく姿を描く。監督は『きみがくれた未来』などのバー・スティアーズ。出演は、『シンデレラ』などのリリー・ジェームズと『コントロール』などのサム・ライリーら。古典とゾンビの調和と、スタイリッシュなアクションにくぎ付け。

トーリー:18世紀のイギリスで、謎のウイルスが原因で大量のゾンビが出現し、人々を襲撃するという事件が発生。田舎で生活しているベネット家の、エリザベス(リリー・ジェームズ)ら5人姉妹はカンフーを駆使してゾンビと戦う毎日を過ごしていた。ある日、エリザベスは大富豪の騎士であるダーシー(サム・ライリー)に出会うも、高慢な振る舞いに嫌気が差す。やがて、二人は共に戦うことになるが……。(シネマトゥディより引用)

 

感想

高慢と偏見」について

本作は、1813年に刊行されたイギリスの小説家、ジェーン・オースティンの長編小説「高慢と偏見」をベースにアメリカの作家セス・グレアム=スミスが書いた同名小説の実写映画化作品。

僕はどちらも未読なんですが、「高慢と偏見」は世界20カ国語以上に翻訳されている、超有名な恋愛小説らしいですね。

内容をざっくり説明すると、18世紀イギリス貴族の男女が主人公で、高慢な態度の男ダーシーと、そんなダーシーに反感を持つ主人公の女性エリザベスが、誤解と偏見からすれ違いながらも、互いに惹かれあい結婚するまでを描いたラブコメの原型みたいな物語。
そんな古典文学の名作にゾンビを足しちゃったのが本作なんですねー。

意外とちゃんとしてた

こう書くと、単なる古典のパロディー作品のように思われるかもですが、実はこの作品、意外にも(失礼)原作の中にしっかりゾンビを織り込んでしっかりしたストーリーを作り上げています。

設定としては原作そのままに18世紀のイギリスの貴族社会が舞台になっていて、そこに謎のウィルスが発生、人類とゾンビが争っている世界で、ゾンビから身を守るために、貴族の女の子たちは武術を会得するのが帰属の嗜みなんですね。

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画像出典元URL:http://eiga.com /貴族の子女らしくオシャレして

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画像出典元URL:http://eiga.com /ドレスの下には護身用のナイフ

ここで面白いのはお金がある貴族は日本で、お金がない貴族は中国で武術を習うという設定。多分原作でも描かれている階級や家柄による貴族階級の格差をこういう形で活かす設定は上手いなーと思いましたねーw

本作の主人公エリザベスの家族ベネット家の五人姉妹は、中流帰属なので中国で少林拳を学んだという設定で、恋のおしゃべりに花を咲かせながらカンフーの組手に励んだり、銃や剣、ナイフの手入れをしたりしています。

また、ダーシーは軍人で、日々ゾンビと戦っているという設定。
噛まれたてのゾンビは人間のフリをして生者と見分けがつかないので、人間とゾンビを見分けるためにいつも懐に死肉を嗅ぎ分けるハエを小瓶に入れていたりするディテールも中々気が利いてるなーと。

そんな感じでストーリーやキャラクター自体は原作に沿っていながら、その中にゾンビが違和感なく存在するように要所要所に映像的なディテールや設定を入れ込んでストーリーが破綻しないように作りこんでいるんですね。

ゾンビ設定

そんな本作では、ゾンビの設定も他の作品とは一味違います。

話もするし、生者を襲うため罠を仕掛けたりもします。あと、食べるのは人間の脳みそという、いわゆる「バタリアン系譜のゾンビ」なんですねー。
また、人間の脳みそを食べるまでは完全にゾンビ化はしなくて、劇中では人間の代わりに豚の脳みそを食べることで人間を襲わないゾンビも登場したりします。

この辺は原作の「偏見」にかかってるのかもしれないですねー。

女性陣が美人でカッコイイ

本作の主役エリザベスを演じるのは2015年の「シンデレラ」実写版でシンデレラを演じたリリー・ジェームズ
彼女の姉ジェインを演じるのは、ベラ・ヒースコート

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画像出典元URL:http://eiga.com /ゾンビ相手に大立ち回り

ダーシーの叔母の大富豪で最強のゾンビハンター キャサリン婦人を演じるのは、2012年版「ジャッジ・ドレッド」でママ役を演じたレナ・ヘディと美人揃いですが、個人邸にはレナ・ヘディ演じる眼帯美女のキャサリン婦人ロバート・ロドリゲスの映画に出てくるセクシーで超強いヒロインっぽくて良かったですねーw

また、プロデューサーの一人にナタリー・ポートマンが参加していて、彼女は原作(「高慢と偏見とゾンビ」の方)の大ファンで、映画化のきっかけを作った重要な人物なんだそうですよ。

もちろん元となった「高慢と偏見」を知っていればより楽しめるかもですが、全く知らなくても十分楽しめる作品でしたよー!

興味のある方は是非!!!