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ステイサムvs超巨大ザメ!「MEG・ザ・モンスター」(2018)

ぷらすです。

観てきました『MEG・ザ・モンスター』!!

久々にビックバジェットなサメ映画というだけでなく、主演はあのドウェイン・ジョンソンヴィン・ディーゼルと並ぶアクション三銃士の一人ジェイソン・ステイサム

 そんなん絶対面白いに決まってるじゃないですかー!

というわけで、まだ劇場公開されたばかりの作品なので、出来るだけネタバレには気を付けますが、これから本作を観に行く人や、ネタバレは嫌! という人は、映画を観てからこの感想を読んでくださいねー。

いいですね? 注意しましたよ?

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画像出典元URL:http://eiga.com

概要

絶滅した超巨大ザメがよみがえり、人々を恐怖に陥れる海洋パニックアクション。人類未踏の深海に挑む海洋探査チームが発見した全長23メートル、体重20トン、歯は25センチという巨体のサメに、ジェイソン・ステイサムふんする深海レスキューダイバーたちが立ち向かう。そのほか『僕は君のために蝶になる』などのリー・ビンビン、ドラマシリーズ「HEROES/ヒーローズ」などのマシ・オカらが共演。『ナショナル・トレジャー』シリーズなどのジョン・タートルトーブがメガホンを取った。(シネマトゥディより引用)

感想

まぁ、「ネタバレしない」とは言ったものの、この手の作品はネタバレしても面白さにはまったく影響がないっていうか、ぶっちゃけ結末は大体決まってて、その過程を楽しむタイプの映画なんですよね。(ネタバレしないようにボヤかして書いてますよw)

で、実はサメ映画自体は毎年コンスタントにレンタル店に新作が並ぶんですよね。
ただ、その殆どは低予算映画専門の制作会社が作る、劇場公開されない出オチ&トンデモサメ映画(超デカイ・空を飛ぶ・ゾンビ・土の中を泳ぐなどなど)だったりします。

ざっくり「サメ映画」クロニクル

ざっくりサメ映画の歴史を説明すると、まず1975年公開、スティーブン・スピルバーグの「ジョーズ」が大ヒット。
それを受けて、安物&ゲテモノ映画専門の制作会社が「サメと海で映画作ったら安上がりだし俺たちでもイケんじゃね?」と、「ジョーズ」の亜流や「ジョーズ」(とヒッチコックの「鳥」)をパクった動物パニック映画が大量に作られるんですね。
一部の作品を除き、それらの殆どはB級どころかZ級の低予算映画なんですが、世の中にはそういうショボイ映画を好む好き者のマニア(僕を含む)もいて、動物パニック映画ブームが過ぎ去った後もサメ映画は細々と生き長らえてきたのです。

本作のメガロドンのようにね!(別に上手くない)

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画像出典元URL:http://eiga.com / ステイサムー! 後ろ後ろー!

やがて、2000年代に入ってCG技術を安く使えるようになると、今までは予算や技術的に作れなかったサメ映画が次々作られるようになり、サメ映画は再び息を吹き返すんですねー。
まぁ、その殆どは上記のようなトンデモサメ映画ですけどもw

で、本作「MEG・ザ・モンスター」はビックバジェットながら、そうしたトンデモサメ映画の血脈を正当に受け継いだ作品と言えるんじゃないかと思います。

ざっくりストーリー紹介

本作は、1997年のスティーヴ・アルトンのSF小説「Meg: A Novel of Deep Terror」を原作にした作品で、絶滅したはずの超巨大ザメ「メガロドン」とステイサム演じるレスキューダイバーとの壮絶な戦いを描いた作品です。

地球で最も深い海とされるマリアナ海溝の海底と思われていたのは実は窒素の層で、その下には水温25度を超える温帯の海域があるハズというジャン博士の仮説のもと、海洋研究所「マナ・ワン」の調査員たちは水深1万メートル以上の深海を潜水艇で調査します。

結果はジャン博士の仮説通りで、「マナ・ワン」のメンバーは歓喜に沸くも潜水艇が巨大な何かに攻撃を受けて、海底で身動き取れない状態に。

そこで、ジャン博士は過去に海底一万メートルで救助活動の経験があるレスキューダイバー、ジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)にレスキューを依頼するんですね。

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画像出典元URL:http://eiga.com / 海中で俺は無力だとでも思っているのか?(ステイサム談。嘘)

色々あって、二度と潜らないとゴネるジョナスでしたが、結局レスキューのため再び深海に潜ると、200万年前に絶滅したはずの超巨大ザメメガロドンに襲われ大ピンチに。

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画像出典元URL:http://eiga.com / お嬢ちゃん逃げてー!

しかしそこはステイサム。
何とかピンチは逃れたものの、急浮上した潜水艇によって窒素の層に出来た「通り道」からメガロドンも深海から上がってきたからさぁ大変。
どうするステイサム! という物語です。

ステイサムvsメガロドン

で、このメガロドンってのが超大きくて、どのくらい大きいかというとあの「メガ・シャーク」より少し小さいくらいなんですよ。

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画像出典元URL:http://eiga.com / デカいぜメガロドン

え、分からない? あのメガ・シャークですよ?

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画像出典元URL:http://eiga.com / あのメガ・シャーク

もう少し分かりやすく言うと、20~25mくらいで大体マッコウクジラくらいの大きさ。つまり超デカい!

さらに地上ではほぼ敵なしのステイサムですが、海中というステイサムにとって完全アウェイな状態で、どうやってメガロドンを倒すのかというのが本作の見所なんですねー。
「そんなのステイサムに勝目ないじゃん」と思われるかもですが、ご安心下さい。

ステイサムは元飛び込みのイギリス代表選手という経歴の持ち主なのです!

……いや、だから何だって話ですがw

不満点

というわけで、血湧き肉躍る面白い映画なのは間違いないんですが、ちょっと不満点もありまして。

この映画には、チャイナマネーがガッツリ入っていて、なので中国キャストの出演、舞台も中国(沖の海上や海水浴場)というのは(多少露骨すぎる感はあるけど)別にいいんです。

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画像出典元URL:http://eiga.com / メガロドンが中国の海水浴場に出現!

米人気ドラマ「HEROES」のマシオカさんも、漢気溢れる日本人役で活躍してたしね!

ただ、どうやら中国では暴力表現やゴア表現はNGらしくて、サメ映画なのに人が食われるシーンや流血などの直接的なゴア表現は殆どないんですね。

いや、そんなにゴリゴリの欠損描写とか見たいとは言わないけど、少しはそういうシーンも見せないと巨大ザメの怖さが伝わらないっていうか……ねぇ?

いくつかのシーンでスピルバーグだったらここで一発カマしてくるのになー」なんて思いながら観てましたねー。

まぁ、お陰でグロ描写は苦手っていう人も安心して観られると思うので、良いっちゃ良いし、ステイサムvsメガロドンという世紀の対決は堪能出来たので、個人的には面白かったですねー!

で、出来るだけ大きな画面で観た方がメガロドンの迫力も味わえると思うので、どうせ観るならテレビやパソコンのモニターより劇場で観る事をオススメしますよー!

興味のある方は是非!!

 

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