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こんな映画が観たかった!!「アクアマン」(2019)

ぷらすです。

早速観てきましたよアクアマンを!!

いやー、良かった!! 劇中何度も「そうそう、こういうのが観たかったんだよ!」って思いましたよ。

ジェームズ・ワンよ、ありがとー!!

というわけで、今回はまだ公開したばかりの作品なので、出来るだけネタバレしないように気をつけて書きますが、これから観に行く予定の人や、ネタバレは嫌! って人は、先に映画を観てからこの感想を読んでくださいね。

いいですね? 注意しましたよ?

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画像出典元URL:http://eiga.com

概要

海洋生物と意思の疎通ができるヒーロー・アクアマンが主人公のアクション。人類存亡の危機に立ち向かうアクアマンの活躍が描かれる。監督は『ソウ』『インシディアス』『死霊館』シリーズなどに携ってきたジェームズ・ワン。『ジャスティス・リーグ』でアクアマンを演じたジェイソン・モモアが続投し、『ラム・ダイアリー』などのアンバー・ハード、『めぐりあう時間たち』などのニコール・キッドマンらが共演する。(シネマトゥディより引用)

感想

DCEUシリーズ第6弾

本作はDCEU(DCクステンデッド・ユニバース)の6作目。
DCEUは、DCコミックヒーローたちの映画を作り、そのヒーローたちが集合してチームを組み、強敵と戦う一連の作品群の事で、一昨年公開のジャスティス・リーグがそれです。

ざっくり言えば、「アベンジャーズ」と一緒なんですが、コミック版では「ジャスティス・リーグ」の方が先だったんですよね。

で、万を持して始まったこのDCEU作品は、これまで非常に評判が悪かった。
第1弾となる「マン・オブ・スティール」(2013)は、スーパーマン誕生を描いた作品ですが、もう、スーパーマンが143分もの間ウダウダウダウダウダウダ……悩み続け、しかも、いざ敵と戦ったら大惨事になっちゃうっていう、暗ぁぁぁぁぁぁぁぁぁい映画。

(僕を含めた)ファンの多くは「いや、俺たちが観たかったスーパーマンはそういうんじゃないから!」とツッコんだハズ。

続く第2弾バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016)は、文字通りスーパーマンバットマンが対決をするという映画ですが、これまた暗い画面やガタガタのストーリー展開で「今度こそ!」と期待していたファンに膝カックンする出来に。

劇中、ワンダーウーマンの爆アガりな登場シーンという光明はあったものの、全作を超える152分という長尺な作品の割に、内容は到底満足いくものではありませんでした。

第3弾のスーサイド・スクワッド(2016)は、予告編は100点なのに本編10点という惨憺たる出来。

しかし、第4弾のワンダーウーマン(2017)は、(個人的には多少不満が残るものの)世界的大ヒットとなり、前作ジャスティス・リーグ(2017)で、上記の三人+新顔のフラッシュ、サイボーグ、アクアマンの三人も加わったことと、制作途中で「アベンジャーズ」も監督したジョス・ウィドンが加入した事もあって、これまでとは違う、ユーモアたっぷりのアッパーな物語となったんですね。

そして、本作「アクアマン」は「ワイルドスピードSKY MISSION 」も手がけたジェームズ・ワンが監督を務めるということで、個人的にはかなり期待が膨らんでいたんですが、実際観たら期待以上の面白さでしたねー!!(*゚∀゚)=3

アクアマンとは

知らない人のためにザックリと「アクアマン」を説明すると、アクアマンことアーサー・カーリージェイソン・モモア)は政略結婚から逃げてきたアトランティス帝国の王女アトランナ(ニコール・キッドマン)と灯台守の人間トーマス・カリー(テムエラ・モリソン)の間に生まれたハーフです。

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画像出典元URL:http://eiga.com /ニコール・キッドマンがママ役で出演

しかし、彼が幼少の頃に母はアトランティスに連れ戻され、以来アーサーは父に育てられながら、アトランティス帝国参謀で母に忠誠を尽くすバルコウィレム・デフォー)に、アトランティス人の泳ぎ方や戦い方を学んで成長するんですね。

いわばアクアマンは、水陸両性ヒーローであり、アトランティス帝国の王位継承者なのです。

そんな彼には、弾丸も跳ね返す超頑丈な身体と超パワー、水中でも息ができ、超高速で泳ぐ、海洋生物を意のままに操れる(心を通じさせる)などの能力がありますが、地上の人間と海底人とのハーフであることから、自分のアイデンティティに悩んでいるんですね。

貴種流離譚でありアドベンチャー映画

本作は、そんなアーサーの弟でアトランティス帝国の王オームパトリック・ウィルソン)が企む地上侵攻を止めるため、海底国ゼベルの王女メラアンバー・ハード)とアーサーが、伝説の槍トライデントを求めて七つの海を巡るという、神話をベースにした貴種流離譚でありアドベンチャー映画です。

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画像出典元URL:http://eiga.com / ヒロインのメラ

両親の出会いとロマンスからスタートして、アーサーが誕生する冒頭を観た時は「え、ここから始めるの?」と若干不安になったりしましたが、成長しヒーローとしてのアクアマンの活躍、オームの野望、最初の対決、伝説の槍を求めて世界を巡るアドベンチャーへと目まぐるしくジャンルを変えながら紡がれていく物語を、ユーモアをたっぷり交えながら最終的にアクアマン=アーサーの成長とアイデンティティの確立へと集結していくので、143分という長尺な物語にも関わらず、途中で飽きることなく最後まで楽しめましたよー!

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画像出典元URL:http://eiga.com / アーサーが戦うのは自称「オーシャンマスター」で異父兄弟のオーム

さらにもう一人、原作版アクアマンの人気ヴィランである「ブラックマンタ」の誕生譚まで盛り込むというジェームズ・ワンのサービス精神には、もう「ありがとう」以外の言葉がありません。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を思わせる海底世界

本作のもう一つの見所は、なんと言ってもカラフルな色彩で描かれた海底世界

日光が届かない暗い海底も海底人の目には鮮明に見えるという設定で、アトランティス帝国以外の海底国の様子と、タツノオトシゴに似た生物や、獰猛なサメ(しかも武器が搭載されてる)を乗りこなす兵士たち、海底の中で進化した国々の風景などが、カラフルな色彩で描かれる映像は、ジェームズ・ガン監督のガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を思い出しました

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画像出典元URL:http://eiga.com / サメに乗って戦う兵士のみなさん

もちろん、海中ならではの戦闘シーン大迫力で描かれていて、もう大興奮でしたよ!

まぁ、戦闘シーンがガチャついて状況が掴めないシーンがあるとか、まったく文句がないわけではないですが、登場キャラクターも魅力的に描かれているし、ヴィランも(これまでみたいに取って付けたような悪者ではなく)主人公との関係性や背景も描かれていたので、最後の対決シーンも盛り上がりましたねー!

興味のある方は是非!!!

 

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