ぷらすです。
我らがトム・クルーズの代表作シリーズ最新作「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」を公開初日、劇場で観てきました。
撮影時で50代後半のトム・クルーズですが、まだまだ体を張りまくってましたよ。
というわけで、まだ公開されたばかりの作品でもあるのでネタバレしないように気をつけて書きますが、これから本作を観る方、ネタバレは絶対イヤ!と言う人は、先に映画を観てからこの感想を読んで下さいね。
いいですね?注意しましたよ?
画像出展元URL:http://eiga.com
概要
トム・クルーズ主演のスパイアクション『ミッション:インポッシブル』シリーズの第7弾。スパイ組織IMF所属の腕利きエージェントであるイーサン・ハントが、人類を脅かす新兵器を追う。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』に続いてクリストファー・マッカリーが監督などを担当。サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソンらおなじみの面々が集結する。(シネマトゥデイより引用)
感想
走る・飛ぶ・格闘する!トム・クルーズはまだまだ終わらない
トム・クルーズが初めてプロデューサーを務め、人気テレビシリーズ「スパイ大作戦」をベースに制作した1996年公開の第1作から、数えて7作目となる本作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
コロナ禍での撮影、二度の延期の末に公開された本作は、「~ローグネーション」「~フォールアウト」でもタッグを組んだクリストファー・マッカリーと再度タッグを組み、ヴェネツィアやローマでのカーチェイス・バイクに乗って崖からの大ジャンプ・実際に走る列車の上での格闘アクションなどなど、撮影当時50代後半のトム・クルーズが体を張って張って張りまくったアクションてんこ盛り。2時間43分と長尺ながら見せ場の連続で時間の長さを感じさせない作品になっていました。
ただまぁ、その分、面白いんだけど語りしろは少ないというか、それまでの作品では(ギリギリ)物語の中にアクションが盛り込まれているという体でしたが、前作「~フォールアウト」からはトムがやりたいアクションありきで、ストーリーはアクションとアクションを繋ぐために作られている事を隠さなくなっていたんですね。
それって、往年のジャッキー・チェンの作品と同じ制作方式なので、主にストーリー主体で感想を書く僕としては、語れる部分が少なくなっちゃうんですよね。
ざっくりストーリー紹介
IMFのエージェント、イーサン・ハントに課された新たなミッションは、全人類を脅かす新兵器を悪の手に渡る前に見つけ出すというもの。
そんなイーサンの前にIMF所属以前の過去を知るある男が現れ、世界各地で命を懸けた攻防を繰り広げることになる。というのが本作のストーリー。
イーサンと仲間たちが、恐ろしい兵器を止める、文字通りの鍵となるマクガフィンを廻って、世界を舞台に敵と闘うというある意味単純化された王道ストーリーはすんなり頭に入りやすいので、迫力満点なアクションや映像に集中できるんですよね。
ローマやヴェネツィアといった観光名所を”トム走り”で全力疾走するトム。
ローマの街中をフィアット500を駆ってのカーチェイスするトム。
断崖絶壁からバイクで大ジャンプからの、岩肌スレスレをスピードフライングで滑空するトム。
画像出展元URL:http://eiga.com
実際に走る列車上での格闘アクションするトムなどなど。
純度100%のトム・クルーズを楽しめる映画になっていて、僕らトム・クルーズ世代としてはメッチャ楽しかったし、50代後半でこれだけのアクションをこなすトムの尊さに感動するんですよね。
ただ、そんな中でも本作のストーリーでは、原作でもあるドラマ版「スパイ大作戦」の映画化としてスタートしたブライアン・デ・パルマ監督の第1作を、リメイクではなく“アップデート”したような印象を受けました。それがクリストファー・マッカリー監督か、それともトムの意向かは分からないけど、恐らくは意図的に原点回帰的な設計がされているのだと思います。
2時間以上観たのに続くのかよ問題
あと、本作はタイトルからも分かるように、本作は前後編の前編です。
昨今、ビッグタイトルのシリーズものの「え、2時間以上観たのに続くのかよ」問題があって、大人気シリーズ「ワイルドスピード」最終編に至っては3部作だったりしますしね。
まぁ、制作側にしてみればサービスのつもりかもだし、それを喜ぶファンの人も多いのかもですが、僕なんかは膀胱の都合上2時間越えというだけで構えちゃう部分もあり、さらにトイレを我慢して最後まで観たのに「続く」って言われちゃうと、なんだかなーと思うし、個人的には映画は基本1話完結にしてほしい派なんですよね。
まぁ、それでも続きが公開されればいそいそと観に行っちゃうんですけどねw
とはいえ、本作は2時間43分と長尺ながらアクションに継ぐアクション、大迫力の映像で全然長くは感じなかったし、我らがトム・クルーズの新作はやっぱり劇場で観た方がいいと思いましたよ。
興味のある方は是非!!