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「ゾンビランド」(2010) 感想

ぷらすです。

今回ご紹介するのは、アメリカでの興行収入が「歴代ゾンビ映画ナンバー1」を記録したゾンビアクションコメディー映画『ゾンビランド』ですよー!

前回ご紹介した『サウルの息子』からのこの落差wwww

いやいや、あんな重たい映画を観たあとは、すかっと爽やかなこういう映画でバランスを取らないとね!<<ヽ(´ω`)ノ>><<ヽ(  ´)ノ>><<ヽ(´ω`)ノ>>

http://image.eiga.k-img.com/images/movie/54435/photo/478c040c077971c4.jpg?1469165754画像出典元URL:http://eiga.com/

あらすじと概要

本国アメリカでは2009年公開。ゾンビ映画としては北米トップの大ヒット作となった。

人間をゾンビにしてしまう謎のウイルスが蔓延し、アメリカ合衆国は今やゾンビランドと化してしまっていた。
そんな中、「ゾンビの世界で生き残るための32のルール」を守ることで生き延びた引きこもりの青年コロンバス(偽名)は、両親の住むオハイオ州コロンバスへと向かう途中、ゾンビを憎悪し屈強な腕力と抜群の射撃テクニックでゾンビ地獄を生き延びてきたワイルドな男タラハシー(偽名)と出会い、道中を共にする。

出演は、コロンバス役に『ソーシャルネットワーク』でザッカーバーグを演じたジェシー・アイゼンバーグ
タラハシー役に『メッセンジャー』でアカデミー助演男優賞にノミネートされたウディ・ハレルソン
ゾンビランドで強かに生き延びる姉妹の姉、ウィチタ(偽名)役にエマ・ストーン
妹のリトルロック(偽名)役にアビゲイル・ブレスリン

監督は『L.A. ギャング ストーリー』のルーベン・フライシャー

 

感想

もうね、超面白かったです!

いや、「サウルの息子」の後に観たからとか関係なく、ゾンビコメディー映画としてツボを押さえまくってるし、普通にコメディーとしても、またロードムービー、バディームービーとしても、とても良く出来た映画だなーと思いましたねー。

悲壮感ゼロの痛快アクションコメディー!

1978年に公開されたジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」以来、多くの人の中でゾンビ映画のイメージと言えばB級ホラー、残酷描写、陰惨な終末世界というイメージがあるんじゃないかと思います。

しかし、本作はそんなゾンビ映画あるあるネタを逆手に取ったコメディー映画にすることで、スカっと爽やか悲壮感ゼロのアクションコメディーに仕上げています。

本作の主人公コロンバスは、対人恐怖症の引きこもり童貞青年なんですが、そんな主人公を演じるのは映画「ソーシャルネットワーク」でザッカーバーグを演じて数々の賞に輝いた実力派俳優ジェシー・アイゼンバーグ

アバン(OP前のシーン)で、いきなり壊滅状態のワシントンDCが登場するわけですが、そんな陰惨な状況も彼の軽妙なナレーションで観せられると、全然怖い感じはしません。

そして、「ウォッチメン」を彷彿とさせるOPや、コロンバスがゾンビウィルスが蔓延しているこの世界で生き残る為に作った32のルール
その一つ一つが、ゾンビ映画好きなら誰もが頷いちゃう、『ゾンビあるある』なんですよねー。

そんなコロンバスが両親のいる地元コロンバス(登場人物が名乗る名前はすべてアメリカの地名なのです)に向かう途中で出会うのが、ウディ・ハレルソン演じるタラハシー。こちらはコロンバスとは真逆なマッチョ思想で、ゾンビ殺しに長けたアウトロー然とした男。
彼は、永久に腐らないという都市伝説を持つアメリカ人には馴染みの菓子『トゥインキー』のためならどんな危険な場所にも乗り込んでいくという男でもあります。

そして、旅の途中でそんな二人が出会うのが、世界がゾンビランドになる前から詐欺で生計を立ててきた美人姉妹のウィチタとリトルロック

2度に渡って彼女たちにいっぱい食わされて車や銃を盗まれたりしつつも、次第に4人は擬似家族のようになっていき……。

つまり本作は、ゾンビ溢れる終末世界で、それぞれに孤独を抱えた4人が絆を深めながら共に生きていくというロードムービーでもあるわけです。

って、書くとなんかいい話風ですけど、基本がコメディーなので湿っぽさはほとんどなく、騙したり騙されたり喧嘩したり仲直りしたり、ゾンビをやっつけて恋をする、そんな映画です。

登場するゾンビたち

今やすっかり、一つのジャンルとして確立しているゾンビ映画ですが、その歴史のなかでゾンビの設定はどんどん進化していきました。

本作で採用されているゾンビは、『28日後...』型の走るゾンビですね。
ウイルス感染すると、凶暴化して人を襲うという設定も、同じです。
これは、本作のスピード感を出すのに『28日後…』型ゾンビのテンポが丁度合っているのと、アクションシーンの痛快さを考えてのことなんでしょうね。

他にも、アメリカのドラマネタ、有名人ネタ、映画ネタなど、数々のパロディーや小ネタが仕込まれていて、映画好きな人はきっとニヤニヤしてしまいまうと思います。
もちろん知らなくても十分楽しめると思いますよ。

全体的なトーンとしては、イギリスのゾンビコメディー映画の名作『ショーン・オブ・ザデッド」に近いかも。ゴアシーンが少ない分、ライトユーザーには『ショーン~』よりも見やすいかもしれませんね。

超大物がゲスト出演

今更隠すこともないかもしれませんが、本作中盤で、あの大ヒット作に主演している大物俳優が本人役で登場します。
ある年齢以上の人なら、タラハシー同様に興奮しちゃうかもしれませんね。
彼の大ヒット作を知ってる三人と、その映画を全く知らない12歳のリトルロックのジェネレーションギャップネタや、有名俳優の扱いの非道さに思わず笑ってしまいましたよw

ゾンビ映画が苦手な人にこそオススメの映画

そんな感じで、本作はゾンビあるあるをベースにした笑いあり、涙あり、痛快アクションありの実に楽しい映画でした。
ゾンビ映画につきもののゴアシーンもそれほど多くないし、あまり残酷になりすぎないように工夫されていることもあって、ホラーとしてのゾンビ映画が好きな人には少々物足りないかもですが、ゾンビ映画が苦手という人は逆に楽しめるんじゃないかと思います。なにより、4人のキャラクターが立っているので、観終わる頃にはこの4人が大好きになって、彼らの冒険をもっと観たいっていう気持ちになるんじゃないかなと。

なんか、密かに水面下で続編の計画もあるらしく、個人的にはとても楽しみですよー!

興味のある方は是非!!

 

関連作品感想

サウルの息子感想▼

aozprapurasu.hatenablog.com

▼28日後…感想▼

aozprapurasu.hatenablog.com

ショーン・オブ・ザ・デッド感想▼

note.mu

 

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