ぷらすです。
いよいよ今年も終わりですね。
やはり映画レビューのブログを書く者の嗜みとして、一応やっておいた方がいいのかなーと、今年公開された映画の中からベスト10を選ぶという企画を考えて今書いてるんですが、まだこの後に「ローグワン」も控えてるし、DVD化された映画でまだ観てない作品もあるんですよね。
というわけで、まずは昨年日本公開された作品の中から面白かった20本を選出して、ご紹介していこうと思いますよー!(去年はやり忘れてたので)
ちなみに、ランキング形式ではなく、ズラズラっとリンクを張って、その下に一言感想を書いていく感じにしたいと思いまーす(*´∀`*)ノ
「マッドマックス~怒りのデス・ロード」
間違いなく映画史に残る大傑作です!
まだ観ていない人は何も言わずに、今すぐレンタルショップへGO!
V8!V8!V8!V8!
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「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」
昨年末、ついに公開されたスターウォーズシリーズ最新作!
EP6『ジェダイの帰還(復讐)』(1983)から、30年後の世界を描いていますよー!
「スターウォーズって一杯あって何から観ればいいか分からない」という人は、この作品から観れば大丈夫。で、面白かったらEP4~6を観てもらえればいいと思います。
EP1~3はダースベイダー誕生までの物語なので、上記の作品を観て面白かったら是非。
ちなみにこれから公開の「ローグワン」は、EP4の前日譚で、いわばスピンオフ作品ですよ。(*´∀`*)
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「007 スペクター」
ダニエル・クレイヴ版007の集大成的作品。
アバン(OP前の小エピソード)のメキシコ死者の日の祭りのシーンだけで5億点!
本作から観ても楽しめると思いますが、余裕があれば「カジノ・ロワイヤル」(2006)・「慰めの報酬」(2009)・「スカイフォール」(2012)、そして本作と順番に観るのがオススメ!
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「駆込み女と駆け出し男」
小説家、劇作家、放送作家として活躍する井上ひさしの小説『東慶寺花だより』を原案とした時代劇。
スピーディーでスリリングな展開。主演の大泉洋が乗り込んできたヤクザ者相手に超高速のセリフ回しで啖呵を切るシーンや、ほかの役者さんたちとのセリフの応酬は、まるで舞台劇のようです。
時代劇と聞いて、尻込みしている人に是非オススメしたい作品!
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「はじまりのうた」
「やっぱ音楽っていいよねー!!」って思える作品。
傷心の女性シンガーソングライターと音楽レーベルをクビになってしまった有名プロデューサーが、ニューヨークを舞台に手持ちの機材・パソコンのソフトと持って、仲間のミュージシャンたちとアルバムを作りあげていく様子は、観ているだけでハッピーな気持ちになれます。
落ち込んでいる時に観たら元気出ちゃうかも!
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クレヨンしんちゃんシリーズでも名作と名高い『嵐を呼ぶモーレツオトナ帝国の逆襲』や、映画監督木下恵介 を描いた実写映画『はじまりのみち』など、アニメ・実写双方で高い評価を受けている原恵一監督作品。
杉浦日向子の同名漫画の長編アニメ映画で、葛飾北斎の娘 お栄を主人公に浮世絵を通して江戸の風俗や情景を描いた傑作です!
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「アントマン」
アメコミ作品の実写化映画。
その名の通りアリンコサイズのスーパーヒーローが巨大な悪をやつける、痛快アクション映画ですよ!
「アイアンマン」や「アベンジャーズ」系列の作品ですが、本作は独立した作品なので、予備知識は一切いりません。
クライムムービー的要素もあり、笑いもありの楽しい作品です!
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「リトルフォレスト夏・秋 / 冬・春」
厳密に言えば「秋・夏」編は2014年作品なのですが、ふた続きの作品なので前後編合わせてご紹介。
「あまちゃん」でブレイクした橋本愛演じる主人公の、田舎での一年間の暮らしを描いた作品です。(原作は五十嵐大介の同名漫画)
食を通して、「生きる」ことを描き出しています。
観ているとお腹がすいちゃうので、夜中は観ないほうがいいかもw
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「キングスマン」
イギリスのスーパースパイが、世界征服を企むIT長者と戦うアクション映画。
スパイ映画が豊作だった2015年の中でも、個人的にはイチオシの作品ですよー!
とにかくコリン・ファースがカッコイイ!
そしてクライマックスのあるシーンは、超悪趣味だけど超スカッとします。
やっぱ、スパイは秘密道具使わないとねー。
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タイムパラドックスを描いた正統派SFサスペンス作品。
かなり入り組んだ内容なので、一回観ただけじゃ分からない部分もあるかも。
観終わったあとに、二回三回と観返して確かめたくなる作品ですよー!
主演のイーサン・ハントがいいんですよねー!
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「野火」
デビュー作の『鉄男』以降、観客に強烈なインパクトを与える作品で海外有名監督にもファンの多い塚本晋也監督が、手弁当で作り上げた戦争映画。
原作は大野昌平の同名小説で、太平洋戦争末期、希望の見えないフィリピン戦線での地獄のような“戦争“での究極的な飢えと孤独、狂気と絶望を、主人公の田村一等兵(塚本晋也)の視点で描きます。
かなりしんどい映画ではありますが、日本人として一度は見ておくべき映画じゃないかなーなんて思いますねー。
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「ファイナルガールズ 惨劇のシナリオ」
交通事故で愛する母を失った娘が、母の代表作である「スラッシャーホラー」の中に入り込んでしまう映画です。
若き母親を助けようと、スラッシャーホラーあるあるを逆手にとって奮闘する主人公とその仲間たちの姿に感動。
あ、でも笑えるコメディー映画なので、ご安心を。
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ご存知ロッキーシリーズのスピンオフ作品。
ロッキーのライバルにして盟友だったアポロの息子が、ロッキーにボクシングを師事する。『ロッキー』から次世代の『クリード』へとバトンを受け継いでいく物語。
最初は企画を聞いたファンの誰もが「おいおいスタローンマジか!」と落胆した本作でしたが、蓋を開けてみればサイコーの映画でした!
本作を企画、監督を務めたのは本作が長編2作目の新鋭ライアン・クーグラー。
ロッキーファンの人には是非観てほしい作品です!
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「バクマン。」
週刊少年ジャンプのヒットメーカー、大場つぐみ&小畑健コンビの同名大ヒット漫画を実写化。監督は『モテキ』の大根仁。
アニメ化もされたあの大ヒット漫画を、実写作品として見事に表現しいてました。
原作の流れを抑えつつも、グングン進んでいくストーリーのグルーブ感は観ていて快感です!
CGやプロジェクションマッピングを使った映像も素晴らしい!
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「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」
空飛ぶ飛行機のドアに掴まったり、カーアクションやバイクでのチェイスの多くも自身で演じちゃったり……。
トムよ、お前は何処に向かっているんだ!
と思わず観客全員がツッコミを入れずにいられないアクションの釣瓶打ち。
まさに、トム・クルーズの役者魂が炸裂しています。
一応シリーズものではありますが、ストーリー自体はそれほどガッツリ繋がっているわけではないので、イーサン・ハントというスーパースパイが活躍する映画って事さえ知ってれば、本作から観始めても十分楽しめますよー!
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「ヒックとドラゴン2」
2010年に公開された「ヒックとドラゴン」の続編です。
さすがドリームワークス作品だけあって、実写と見まごうばかりにリアルなCG映像や、劇中登場する細かいギミックのディテールなど、前作を超える傑作となっています。
本作は是非、二本続けて観て欲しい作品ですねー!
絶対楽しめると思いますよー!
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「海街diary」
吉田秋生原作の同名マンガを『そして父になる』の是枝裕和監督が実写映画化。
鎌倉に暮らす三姉妹に、突然家を捨てた父の訃報が舞い込み、葬式会場にいた母違いの妹と同居する事になるというストーリー。
決して大きな出来事は起こりませんが、日常の小さなエピソードを丁寧に積み重ねていく是枝監督の手腕が光ります。
あと、末妹役の広瀬すずが超カワイイです。
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「ゾンビーバー」
ゾンビがビーバーになって人を襲うというバカみたいな作品で、決して万人にオススメ出来る作品ではないんですが……でも個人的に大好きなのです。
なにより、ゾンビのビーバー=ゾンビーバーっていう夜中2時のバカ話みたいなタイトルを採用して、物語に仕立て上げたハートの強さに喝采を送りたい!
B級映画を愛してやまない好事家の人にはオススメですよー!
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2001年から続く『ワイルドスピード』シリーズ最新作にして最高傑作。
また、本作撮影中に交通事故で急忌したブライアン・オコナー役 ポール・ウォーカーの遺作でもあります。
明らかに色々やりすぎだし、シリーズを重ねるごとにキャラクターのスゴさがインフレ起こして映画としては破綻してるんです。
が、「ワイルド・スピード」としては100点満点。
ポール・ウォーカーに捧げるラストシーンには泣かされました。
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「ジョン・ウィック」
正直、映画としての出来はイマイチだし、ストーリー的にも納得出来ない部分は多々ある作品です。
が、殺し屋専用ホテルや殺し屋専用通貨など、上手い人が手がければ面白くなりそうな要素が満載なんですよねー!
もしかしたら今後(続編が当たって)キアヌ・リーブスの新たな代表作になるかもしれない予感がするので、その予習の意味も込めて是非チェックして欲しい作品です!
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というわけで、昨年公開された映画の中から、僕が選んだ20本でしたー。
読んで下さった方的には「なぜあの作品がないのか」と思われるかもですが、あくまで僕が個人的に好きだった作品なので、ご勘弁を。(〃ω〃)>
正直僕も「ゾンビーバー」はないなーって思ってますw
年末年始の長いお休みに「何か映画でも~」と思われた時、このブログが何かの参考になれば嬉しい限りですよー。
ではではー(*´∀`*)ノシ