今日観た映画の感想

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2021年公開の映画、個人的ベスト10

ぷらすです。

今年も残り僅かとなりました。

というわけで年末恒例、今年公開された作品の中で僕が個人的に気に入った作品ベスト10をランキング形式でご紹介しますよー!

今年はワクチン接種が進んだこともあってか日本のコロナ禍が落ち着きを見せ、それに伴って今まで公開を延期していた作品が次々と公開された年になりました。

とはいえ、新型ウィルスもじわじわと広がっていて、まだまだ油断はできませんけどね。

また、地方のシネコンでは上映されない作品もあり、個人的な部分では、そうは言っても映画館に足を運ぶのが面倒な気持ちもままあり、まだまだ観られていない作品もあったりするんですが、そんな中でも12/24までに観ることが出来た38本から個人的なベスト10をご紹介したいと思います!

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と、その前に

と、その前にこちらも例年通り、2020年日本公開の作品ながら諸々の事情で昨年中に観られず、今年に入ってから観た作品のベスト10を発表しますよー!(下に行くほど順位が上がります)

今年観た2020年公開作品ベスト10

10位 ヒトラーを殺し、その後ビッグフットを殺した男

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タイトルを最初に見た時は「また日本の配給会社が適当な邦題をつけてる」って思ったんですが、実は原題の直訳だったという驚きと、ヒトラーとビックフットという普通なら絶対並列には並べないワードを1つのタイトルに入れ込むという斬新さに驚いた作品でした。

そんな本作はアメリカの「トール・テール」という、ホラ話を西部の開拓者たちの間で語る文化をベースに、ヒトラーとビックフット、そして主人公のカルディンを都市伝説という括りで並列に語りながら、決して出オチだけのバカ映画に終始するのではなく、ある事情から長年時の止まっていたカルディンが、老齢ながら新しい1歩を踏み出すまでの成長譚というテーマを含んでいるんですね。まぁ、別に超面白いわけではないけど、心の端っこに引っかかる作品だったので10位に選出しました。

 

9位 ニュー・ミュータント

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20世紀フォックスの「X-MEN」シリーズ最新作のハズが、ディズニーの買収やらコロナパンデミックによって公開延期に次ぐ延期の末、日本では結局ビデオスルーになってしまった不運の1本。

結果、ディズニーの20世紀FOX買収によって、X-MEN最新作のハズが(20世紀FOX作品としては)シリーズ最終作になってしまったんですよね。

X-MEN+ホラーという初の試みでもあり、同時に昨今流行っていた青春ホラーの系譜でもある本作ですが、ぶっちゃけそんなに怖くはなかったです。
また、出自も性格も違う見知らぬ若者たちが、1つの場所に集められて――と言えば、青春映画の金字塔「ブレック・ファースト・クラブ」を連想しますが、本作も「ブレック~」意識している気がしましたねー。

 

8位 グッド・ボーイズ

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「ポーキーズ」や「グローイング・アップ」「アメリカン・パイ」などなど、童貞少年が初体験したくてジタバタするちょっとHな「性春コメディー」という系譜の最新版と言っても過言ではないコメディ作品。

11~12才の思春期入り口に差し掛かった男の子3人組が主人公の本作を一言でいえば、「主人公のマックスが片思いの女子とキスがしたくてジタバタする」という物語。

普通はこの手の“性春コメディ”の場合、高校生くらいの男子という設定になるんですが、本作で3人を11~12才男子に設定したのは、主人公を中高生に設定すると、どうしてもHなシーンが(今の基準では)生臭くなってしまうからで、年齢をさげることで物語をソフトにしつつ、R-指定を逃れるつもりだったのかもですが、表現が若干過激になってしまったため結局R-指定になり、主役の3人は当時、完成した作品を観られなかったそうですよw

 

7位 音楽

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漫画家・大橋裕之原作の「音楽と漫画」を、岩井澤健治監督が7年をかけて完成させた”自主制作長編アニメ“です。
実写で撮影した映像をトレースなどで絵に起こしていく「ロトスコープ」という技法で製作された本作は、不良少年3人組が音楽の楽しさに目覚めるという作品で、かなりどストレートに“初期衝動”を描いた作品です。

物語的にはわりとご都合主義ではありますが、劇中の音楽とある種ドラッギーなアニメ表現の圧倒的な力で観る者を圧倒する作品になってましたねー。

 

6位 ミッドサマー

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「ヘレディタリー/継承」のアリ・アスタ―監督が、スウェーデン夏至祭をモチーフに描いたホラー映画…なんですが、主人公ダニーに感情移入する女性観客も多い、ちょっと不思議な作品でもあります。

ラストの丸焼きの刑などのゴアシーンが結構しつこく描写されてて、個人的に嫌いではないけど苦手な感じでしたねー。

ちなみに本作の主人公ダニーを演じたフローレンス・ピューは、その後「ブラックウイドウ」にも出演、大活躍していますよ。

 

5位 1917 命をかけた伝令

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巨匠サム・メンデス監督が祖父から聞いた戦争体験を基に制作した戦争映画です。

アカデミー賞で三冠に輝いた作品ですが、個人的には全編通してのワンカット風な映像の方に目が行ってしまって、物語に入れない感じがしましたねー。

また、メンデスならではの“フェティシズム”が劇中に全然入ってないので、観てる最中や観終わった直後は「凄い映像観た感」があるけど、多分1か月も経てば観たことも忘れちゃうような凡庸な戦争映画になってしまったという印象でしたねー。

 

4位 新喜劇王

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みんな大好き「アジアナンバー1面白おじさん」ことチャウ・シンチー監督作品。

自身が主演・監督を務めた1999年の作品「喜劇王」の主役を女性に変えてアレンジした作品で、自身が演じたキャラクターよりも素直で役者に対して一直線なキャラクターに変更されていて、より分かりやすく感情移入しやすい物語になっていたと思います。

また、ギャグやエモシーンは一昔前の邦画コメディーといった、ある意味ベタなんですけど、変に照れたり逃げたりせずに真正面から全力で描くのも、さすがチャウ・シンチーといった感じでしたねー。

 

3位 三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜

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1969年に東京大学駒場キャンパス900番教室で行われた、三島由紀夫と東大全共闘の討論会の様子を、当時の関係者、ジャーナリストや文学者のインタビューを交えて追ったドキュメンタリー映画です。

恐らく、それほど僕も含め彼を知らない多くの人が抱くであろう、三島由紀夫という人のパブリックイメージを覆すようなユーモアを交えての東大全共闘との討論会を見ると、三島由紀夫がなぜあんな最後を選んだのかに納得がいくような、逆に納得できないような、複雑な心境になるんですよね。

 

2位 ブルータル・ジャスティ

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劇場長編デビュー作の「トマホーク ガンマンvs食人族」で映画ファンの度肝を抜いた、“暴力の伝道師“こと、みんな大好きS・クレイグ・ザラー監督の最新作です。

主演はご存じメル・ギブソンと多くのコメディー映画で活躍しているヴィンス・ヴォーン演じる、金に困った貧乏刑事が悪党から金を横取りしようとするという映画で、せいぜい90分前後の小作品だろうとタカを括っていたら、なんと約2時間40分もあるかなりの長編映画なんですよね。

また前2作同様、そのどうでもいいシーンをじっくり描くのに、何故この割と大事なシーンはジャンプするのかという謎編集でお馴染みS・クレイグ・ザラー節も全開でしたよ。なので一見この2時間40分は無駄に見えてしまうかもですが、実は本作を描くには、この2時間40分は必然だということが、観終わると理解できるんですよね。

 

 

1位 透明人間

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MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)が起こしたユニバースというビックウエーブに乗っかろうと、各映画会社が自社作品のユニバース化を始めた時期、ユニバーサルもこの流れにいっちょ噛みしようと始めた「ダークユニバース」第一弾の「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」が大コケ。

結果「ダークユニバース」は事実上消滅し、ユニバーサルはモンスター映画のリブートを、それぞれ単発作品として製作していく方向に舵を切ったんですね。

そして2019年、ジェイソン・ブラムがプロデューサーを務め、「ソウ」シリーズの脚本で知られるリー・ワネルがメガホンを取って1933年公開のオリジナル版をリブートしたのが本作です。

そんな本作の特徴は、「ちゃんと怖い『透明人間』だった」ところで、透明人間が持つキャラクター的な問題点を解体し、サイコホラー・サスペンスホラーとしての怖さを正しく再構築してみせたことで本作は高い評価を得たんですね。

 

という訳で、ここからは2021年個人的ベスト10の発表です!

2021年公開映画、個人的ベスト10

10位 シャン・チー/テン・リングスの伝説

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MCU第25作目にしてフェーズ4劇場第2弾。
以前、僕はブログで「MCUフェーズ4からは人種、ジェンダー、性的、マイノリティーのヒーローがメインになっていく」という話をしたんですが、本作の主人公シャンチーMCU初のアジア系ヒーローなんですね。

前半ではジャッキー・チェンなど名作カンフー映画のオマージュをふんだんに入れながら、後半では一気にファンタジー色が強くなる構成で、特にラストバトルで使われるCGは今までのMCUのCGとは違って、どちらかと言えば中国の大作映画の、アニメっぽい煌びやかなCGを使うなど中国…というか香港映画を思わせつつ、しっかりMCU作品としても成立させてるところが凄いんですよね。

ただ、その一方で“アメリカ人が思う中国“という側面があり、それは「ブラックパンサー」でも見られた現象でもあって、その辺は今後のMCU作品にとっての課題になる気がします。

 

9位 ゴジラvsコング

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MCU以外で唯一成功したと言っても過言ではない、レジェンダリーの「モンスターバース」シリーズ第4作であり、1962年公開の東宝映画「キングコング対ゴジラ」のリブート作品です。

怪獣映画に人間など不要!」とばかりに人間ドラマを極限まで削った結果、ハリウッドデビューの小栗旬が白目をむいて痙攣する面白シーンだけが残されてしまったわけですが、その思いっきりの良さが怪獣映画ファン的には心地いい作品でもあります。

ここまで3作に渡って怪獣王トーナメントを勝ち抜いてきた、ゴジラとコングの直接対決ということで、一体どんな結末になるのかハラハラしましたが、結果的に昔の東映まんが祭りの「VSもの」や黄金期のプロレス的結末は今見ると逆に新鮮だと思いました。

本来はこの作品で幕を閉じる予定だった「モンスターバース」ですが、本作が当たったことで次回作が作られるらしく、今から楽しみですね!

 

8位 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ

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2020年公開のハズがコロナの所為で3度にわたる公開延期の末、2021年10月にようやく公開された、ダニエル・クレイグ版007最終作。

あまりにも衝撃的なラストに、これまでの作品に遡って賛否が分かれた本作ですが、個人的には“007のユニバース化“と捉えれば、これはこれでアリなんじゃないかと思ったり。

っていうか、最初は「こんなのボンドじゃねぇ!」と世界中から叩かれまくったクレイグ版ボンドを4作に渡るシリーズに押し上げたのは、間違いなくダニエル・クレイグ本人の努力と実力あればこそですからね。

本作での卒業は、拍手で見送ってあげたいというのが本音です。
まぁ、僕が007に対して他の人ほど思い入れがないだけかもですけどw

 

7位 ジャスティス・リーグザック・スナイダーカット

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「マン・オブ・スティール」からずっと、ザック・スナイダーに対して懐疑的…というか、むしろ個人的には嫌いな監督だったわけですが、本作を観て「今まで、嫌いとか中二病とか言ってゴメンねザック……」と改心するくらい良かったですねー!
本作が作られるまでの経緯をざっくり説明すると、当初ザック・スナイダー監督で撮影が進んでいた本作ですが、その途中で娘さんに不幸がありザックは本作の監督を降板。
その後「アベンジャーズ」などのジョス・ウェドンが後任に指名されたんですが、WBから「2時間でまとめるように」との指示があり、結果、本作のオリジナル版は惨憺たる興行成績になってしまったんですね。(個人的には嫌いではないですが)
その後、ザック版が見たいというファンの後押しもあり、ザック・スナイダー本人が撮影した膨大なフィルムを編集しなおし、4時間越えの大作となった本作をネット配信したところ、大評判になったという訳です。

基本的なストーリー構成はジョス・ウェドン版と変わらないんですが、そちらではほぼ描かれなかったサイボーグのエピソードを入れ込んで、会話の掛け合いを削った結果、まったく印象の違う作品として生まれ変わったんですね。

もしジョス・ウェドン版を観てがっかりした人は、是非この年末年始にザック・スナイダーカットを見て欲しいですねー。

 

6位 ザ・スイッチ

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あの「ハッピー・デス・デイ」と「~2U」を手掛けたクリストファー・ランドン監督の新作と聞いて、観る前から結構ハードルは上がっていたんですが、そんな僕の期待を軽々と越えてきたのが本作です。

残忍な殺人鬼と真面目でイケてない女子高生の体が入れ替わってしまうという、「13日に金曜日」と「君の名は。」を足して2で割ったようなストーリーですが、

細部に至るまで作りこまれたディテールや、監督の80年代スラッシャーホラー愛が詰まった見事な作品で、中盤以降は、見た目は中年オヤジの殺人鬼ブッチャーに萌えるという希少な体験ができますよw

そんなブッチャーを演じたのは「ブルータル・ジャスティス」でメルギブの相棒を演じたヴィンス・ヴォーン。長年コメディ畑で活躍しただけあって本作でもしっかり存在感を見せてくれましたねー。

 

5位 JUNK HEAD

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孤高のクリエイター堀貴秀が7年の歳月をかけてほぼほぼ1人で作り上げたという、純度100%の堀貴秀作品です。
 監督、原案、絵コンテ、脚本、編集、撮影、演出、照明、アニメーター、デザイン、人形、セット、衣装、映像効果、音楽、声優、パンフレット製作と、全盛期のジャッキー・チェンをも超える活躍で、人形を使ったストップ・モーション・アニメを作り上げた執念とある種の狂気には、畏怖を感じざるを得ないとともに、堀さんが計画中の続編を観るため出来る限りの協力をするのは、もはや日本の映画ファンの義務と言っても過言ではないと思いましたねー。

 

4位 シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

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ご存じ庵野秀明監督が、2007年から14年をかけて製作した「新劇場版」完結編です。
本作を観たファンの間ではまさに賛否両論入り乱れ、「普通過ぎる」とか「あんなのエヴァじゃない!」という声も聞きましたが、その「普通過ぎる」着地を庵野監督が出来るようになった=庵野秀明の成長譚としての「エヴァ」として、個人的には本作断固支持派だったりします。

まぁ、エヴァに関して言うなら僕は中途入学で、新劇場版のずっと前に自主卒業をしている分、エヴァへの思い入れが薄いのかもしれませんが。

しかし、これだけの時間と費用と労力をかけて「私小説」を作ってしまう庵野秀明の、クリエイターとしての執念と狂気は、まさに今の日本映画界…というか日本が失いかけている「宝物」と言ってもいいのではないでしょうか。

 

3位 ブラック・ウィドウ

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MCU24作目にしてフェーズ4第一弾となるハズだった本作ですが、コロナ禍によって公開延期が続き、結果的に後からDisney+で配信されるハズだった「ワンダヴィジョン」「ファルコン&ウインター・ソルジャー」「ロキ」に先を越される形になってしまった本作。一時は本当に劇場公開されるのか不安でしたが、何とか無事劇場公開されて本当にホッとしましたよ。

ただ、親会社のディズニー側の判断で、劇場公開とDisney+での配信を同時に行うというイレギュラーな公開方式に劇場側が激怒、アメリカや日本の大手シネコンが公開をボイコットしたり、製作にも名を連ねたスカーレット・ヨハンソンがディズニーを相手取って訴訟を起こすなど、場外乱闘が目立ってしまったのは残念以外の何物でもありません。

もしも予定通りに本作が公開されていれば、MCUフェーズ4の方向性を指し示す1作となっていたでしょうが、公開延期でそこもブレてしまったんですよね。

それでも、マーベル&DCのアメコミ作品が次々公開延期になる中で、久しぶりにスクリーンで見るマーベルのロゴ・イントロが出た瞬間、思わず泣きそうになってしまいましたよ。
そして、内容の方もスパイ映画・ヒーロー映画として完璧な作品であり、スカヨハ演じるナターシャの妹エレーナを演じた「ミッドサマー」のフローレンス・ピューがとても魅力的で文句のつけようがない作品でしたねー。

 

2位 ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結

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ご存じ、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のジェームズ・ガン監督がDC映画を初監督した本作。
スーサイド・スクワッド」は、デヴィッド・エアー監督で2016年に公開されているので、本作は一応リブートって事になるのかな?
なぜ、MCU監督だったガンがDC映画を監督したかをざっくり説明すると、ある騒動をキッカケにマーベルの親会社ディズニーがガンをクビにしまして。
それについては出演者やファンの嘆願で、ガンは無事ディズニーと再契約するんですが、彼がクビになってる間に粉をかけてきたのがDCの親会社WBで「どの作品のどのヒーローでも好きに描いてくれていい」という普通では考えられない破格の条件でガンと契約。恐らくこれに焦ったディズニーが慌ててガンと再契約したのではないかと、個人的には邪推しております。

まぁ、ファンとしてはMCU、DCEU両方でジェームズ・ガン作品が観られたので結果オーライなんですけどね。

そんな本作の内容はディズニーでは絶対に描けないであろう、グロと不謹慎なギャグ満載。まさにジェームズ・ガンがキャリアをスタートしたトロマ映画を莫大な予算で作ったような作品になっていて、ある意味「GOG」の優等生なガンではなく、本来の反逆者的なガンが垣間見える超楽しい作品でしたねー。

 

1位 フリー・ガイ

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そして2021年度個人的ベスト10、輝く第1位は、みんな大好きライアン・レイノルズ主演の「フリー・ガイ」でしたー拍手喝采!(゚∇゚ノノ”☆(゚∇゚ノノ”☆(゚∇゚ノノ”☆パチパチパチ!!!

どんな映画かをザックリ説明すると、オープン・ワールド・ゲームのモブキャラが自由意思に目覚めるという「マトリックス」的な物語を、めっちゃ楽しいコメディにした作品です。まぁ、オンライン・ゲームを舞台にした作品はこれまでも沢山描かれているんですが、本作はストーリー的にもキャラクター的にも映像的にも、丁寧にディテールが作りこまれていて、ストーリーは現実の問題をメタ的に示唆しているにもかかわらず、決して説教臭くならない絶妙なバランスで作られていて。

なので、観ていると没入感も凄いし、あまりにも幸せすぎて思わず泣けてくるという、超名作なのです。

現在はDisney+でも配信されているハズだし、Amazonprime他、各種配信サイトでも有料レンタルで見られると思うので、この年末年始にでも是非!!

 

というわけで、2021年に公開された映画の中から選んだ、個人的ベスト10でした。
ちなみに、11位からはこんな感じ。

11位

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12位

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13位

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14位

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15位

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16位

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17位

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18位

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19位

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20位

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21位

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22位

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もちろん僕が選んだトップ10と11位以下の作品の間に大きな差がある訳ではなく、あくまで「今日の気分はこっち」程度の差でしかありません。
じゃなければクロエ・ジャオが2作品とも11位以下とかちょっとありえないですしねw

出来れば来年こそはコロナや新種のパンデミックに邪魔される事なく、思う存分映画が観られる事を願うばかりです。

ではでは、今年一年お世話になりました。
皆様、良いお年をー!(´∀`)ノシ

 

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